エリックエッセンス誕生

 

バタフライ＆シーエッセンスが販売終了という衝撃的なニュースが流れてからどれくらい経ったでしょうか。

 

オーラソーマ社でバタフライ＆シーエッセンスをすべて管理、調合していたエリック・ペラム氏がオーラソーマを去ったことにより販売終了せざるをえなかったわけですが、そのエリック氏が自ら開発した「エリックエッセンス」がついに誕生しました。



Ｆａｃｅｂｏｏｋでもエリック本人がそのことを載せているようですが、そちらは最近全然Ｆａｃｅｂｏｏｋをやっていないのと、どのみち英語で書かれていても私にはわからないので見ていません。

 

私が詳しいことを知ったのは、私自身がバタフライ＆シーエッセンスのコースを受けたティーチャーからでした。

 

それによりますと、エリックエッセンスの中身は、「バタフライエッセンス７種類」「シーエッセンス６種類」「ドルフィンエッセンス１４種類」「ホエールエッセンス１４種類」「コンビネーションエッセンス９種類」の全５０種類だそうです。

 

バタフライエッセンスやシーエッセンスの数に比べて、ドルフィンエッセンスとホエールエッセンスがぬきんでて数が多いですよね。

 

やっぱりエリックはドルフィンやホエールをこよなく愛しているんだなぁ、と思いました。

 

以前のバタフライ＆シーエッセンスでも、数こそ１種類ずつでしたが、ドルフィンエッセンスとホエールエッセンスだけはその個体の名前がついていました。

 

ドルフィンが「シーナとルーワ」、ホエールが「セイミヨ」でした。

 

私もなんだかそのエッセンスについては格別に親しみ深く、自分がブラインドでエッセンスを選んでみた時にこのドルフィンとホエールが入っているとつい嬉しくなっちゃったりしました。

 

ほら、人だって「お客さま」と呼びかけているよりも、その方の名前を知って「田中さん」とか「花子さん」とか名前で呼ぶようになると一気にその距離が縮まる感じがしますよね。

 

それと同じことで、私も「シーナとルーワ」「セイミヨ」には格別な親しみを感じていたのでした。



連絡には、「第一弾　日本向け輸入商品」とあったので、まだこれから種類も本数も増えていくのかもしれません。

 

いずれにしてもこれからの展開が楽しみなことです。

 

これまでのバタフライ＆シーエッセンスは、ブランデーで製品を安定させていたため、大量にブランデーが添加されていました。

 

その割合が多いために日本では「酒販売免許」を持っている人しかエッセンスを直接口内に垂らしていいですよ、とは言えないことになっていましたが、今回のエリックエッセンスではなんとブランデーは１％以下となり、かわりにアップルビネガーが４９％となったため、完全に「飲料」として取扱いでき、「服用してお使いください。」と堂々とクライアントさんにも伝えられるみたいです。

 

アップルビネガーが半分ほどってことは、ちょっと酸っぱい感じになるんだろうか・・？

 

私はこれまでエッセンスを使っていて「あ、このエッセンス、ちょっとヘタってきたな。」というサインを「少し酸味が出た」ことによって判断していたので、そういう意味ではそこのところがわかりにくくなるかもしれないなぁ、と思いました。



もし、ご興味がおありの方はバタフライ＆シーエッセンスを取り扱っておられたティーチャーから購入することができるはずですから是非お確かめの上、お試しになってみてください。

 

私もまだ自分のところで販売終了となったバタフライ＆シーエッセンスの在庫があるため、すぐにこのエッセンスに移行しようとは思っていませんが、すぐにも試してはみたいので、１本、２本という単品でのユーザーとしての購入を考えてはいます。



さて、このエリックエッセンスを調合してユーザーにお渡しすることが出来るようになるプラクティショナーになるためには、新たに「バタフライ＆シー・コンビネーションエッセンスコース」を学ばなくてはいけないようです。

 

そのコース、６日間で￥１２００００なり。

 

ま、お値段的にも日程的にも以前のバタフライ＆シーエッセンスコース、ｐａｒｔ１，ｐａｒｔ２を合わせたようなコースですね。

 

エリックにしてみれば、前のバタフライ＆シーエッセンスも自分が作っていたものだから大きく変わる点などはないのかもしれないけれども、やっぱり「オーラソーマ」という中にいて、いろいろと制約を感じていたこともあったのかもしれない。

 

今回はまさに何をやっても自由な自分だけの王国のなかで本当に自分がやりたかったことを実現させ、改めて伝えたいこともいっぱいあるのかもしれない。

 

エリックがいかにピュアで魂の穢れのない方かということはいろんな方面から入ってくる話を聞いていても信じられることだし、何より私もデヴ・オーラに行ってラボを案内されたときにエリックに会って、子どものように嬉しそうにラボのなかにある大きなクリスタルの原石がドルフィンの顔をしている、といって私たちに紹介してくれたエリックのあの無垢な表情を思い出します。

 

彼はお金の人ではないな、と思います。

 

思います、が・・・



もともとオーラソーマでpart1とpart2のコースを受ければバラフライ＆シーエッセンスを調合してあげられるプラクティショナーになれる、とコースを受けた身にしては複雑な思いがあることを否めません。

 

十何万かけてコースを受けてプラクティショナーの資格を得て、何十万とするセットのバタフライ＆シーエッセンスを購入して細々と、このファンもついてきたねぇ、とセッションを続けている身としては、ここで「ハイ、すべてをご破算に願いましては～、また新たに１からお金がかかります。」と言われても、すぐにもろ手をあげて飛びつくわけにはいきません。

 

資格を得てから、１０年も２０年も経っているからそろそろこちらとしてもリニューアルを考えなければならない事情が出来たわけよ、と言われたなら「仕方がないなぁ。いろいろと現代の人の事情にはそぐわないところも出てきているかもしれないものなぁ。」と納得もできますが、まだ私の場合、バタフライ＆シーエッセンスを始めてほんの２，３年。

 

それですぐに「あ、システム変わったから。」と言われてもねぇ。



もちろん、このコースを受けることも、バタフライ＆シーセンスを今までやっていた者はこちらに移行するように、と強要されているわけでもなんでもありませんから批判的なことを言うつもりはありません。

 

ただやるせないものが残る。

 

エリックがオーラソーマ社と、具体的に言えばマイクと何があったのかは知らない。

 

知らないけれど、それでオーラソーマ社を去ることを決断したのはあくまでエリック個人のことであって私たちには関係がない。

 

そこからエリックが「エリックエッセンス」を立ち上げてくれたのは嬉しい。

 

それは日本からも「ぜひ、続けて欲しい。新たなエッセンスを誕生させてほしい。バタフライ＆シーエッセンスの灯を消さないでほしい。」というリクエストを受けてのものだったから、という使命感もあったろう。

 

そして誕生させたからには色々とお伝えしたいことが山ほどある、というのもわかる。

 

けれど、だから「ハイ、また新たにコース受けてね。それは￥１２００００だからね」と言われたら溜息の１つも出るというこちらの気持ちも汲んでほしい、とつい愚痴も言いたくなります。

 

結局、オーラソーマのなかで起こっていることって、「こちらがとやかく言うことではないな。これは自分の内にしまっておこう。あの人の気持ちもわかる、この人の事情もわかる。」とやっていると、結局純粋に起こっている現象だけを見たら、一番かよわいところが迷惑をこうむっているだけではないの、ということが多々あるという気がします。

 

今回だって、エッセンスが急にパタリと無くなれば困るのはこれまでファン

 

だったエンドユーザーでしょう。

 

ハイ、新たなコースが誕生しました、取り扱いたければ受けるしかないわけよ、と言われて困るのは私のようにもともとバタフライ＆シーエッセンスを扱っていて日も浅いというプラクティショナーでしょう。

 

エリックも純粋なだけにいろんなところに現世的でビジネス的なところの配慮には欠けているのかもしれません。

 

純粋なだけに素晴らしいエッセンスを誕生させることが出来たら、ワクワクしてすぐにも世界に向けて叫びたくなったのかもしれません。

 

純粋なだけにもうしばらくしたら、「あ！　あのときはこう言ったけど、やっぱ、こうだった！」ということもありえるかもしれません。

 

私はエッセンスに興味はあるので、ドルフィンとホエールのいずれかを試してみたいなぁ、とは思いますが、取扱いについてはもう少し慎重に成り行きを見守りたいな、と思っているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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