ある夜、いつものようにダーリンと何でもないことをペチャクチャしゃべりながら(というか、ほとんど一方的に私がしゃべってます・・)、おいしく夕食をいただき、いつものように食べ終わる頃になると、「あ~、食べ過ぎた、やせなくちゃいかんのに」というお決まりの文句を吐き、いつものように「仕方ないもんな。お互い食べることと飲むことが大好きなんだから。」というセリフで終わろうとしていたそのとき・・
自分でも思いがけない言葉が口を突いて飛び出しました。
「そうだ、私、毎日伊奈波神社まで散歩することにしようっと。」
確かにそれまでに、ヨガの先生は毎日のように金華山に登るんだって、という話題をしたということもありますが、「そこまではできんよね~」で終わるだけのいつもの会話がそのときは、なぜかそこまではできないけれど、自分にできるレベルの方法があったじゃないの!と瞬時に思いついたのでした。
ダーリンも、
「いいじゃないか! 今度のところからは伊奈波神社はほどよい距離だと思うよ。」と言います。
そうだ、そうだ、とシャンシャンと手を打ち、その日の会話は終わりました。
次の日。
ダーリンが「おーい、新住居のビル、今日、足場とれたぞ。看板もついたし、1度見ておいでよ。」と言うので、うん、行ってみるよ、と言って自転車をキコキコ言わせて、ものの5分で到着の新住居にやってまいりました。
おぉ!
できてるでねぇ~の。
内装はまだだけど、一部先行して、ブログを見てくださっている皆様だけにちょっとだけ見せちゃお。
この柵は営業時間中はありません。
この階段をあがって、2Fに来ていただくことになります。
なんか看板がつくと、予約専用の秘密のサロンではいけない、って感じで気が引き締まります。
近所の方がたがわらわらと集まり、
「おぉ~、出来てきたのぉ。何が出来るんじゃろ、思っとったが、サロンなんやね~」
「ほんとや、サロンなんや~」
と口々に言ってみえます。
お見かけしたところ、70歳ぐらいのお年頃の女子たち。
・・・サロンなんや~、で、何をやるところかわかっとんかいな?
わっかるわけないよな~ オーラソーマなんて多分、人生で聞いたことないでしょうねぇ。
パーマお願いします、とかマッサージやってくれるとこじゃないんかい、とか言って来られたらどうしよう・・
新住居の見学終わり、そうだ、ついでだ、善は急げで伊奈波神社に行ってみよう、と思い立ち、それからまたキコキコ自転車をこぎ、伊奈波神社へと向かいました。
どうも最近知ったのですが、伊奈波神社は全国のパワースポットとしても結構名高いらしいのです。
確かに以前、「オーラソーマ風水」を習ったときに簡単な方位の見方を習って岐阜になぞらえたところ、岐阜市の中心は金華山と伊奈波神社のあたりだな、とは思ったけど、全国的にもそんな有名なパワースポットとは知らなんだ。
特に伊奈波神社のなかには、伊奈波神社より古い黒龍神社という小さな神社があって、そこに今年の初詣のときにたまたま詣でて、ダーリンと私は何だか感じるものがあり、勝手にそこを自分達のパワースポットだと思っているので、私はこのときも伊奈波神社よりもその黒龍神社に行きたかったのでした。
思えば、今年に入ってから、私はずっとついている。
「オーラソーマにもっとまい進させてください。」という願いが叶い続けている。
この波に乗れている感じも黒龍さまのおかげかもしれない、と思い、今日はお礼参りのつもりでした。
すると、伊奈波神社の境内に入ると、こんな看板が・・・
げんなりしてしまいました。
神社も広告する時代なんだ。
一般の雑誌があそこがパワースポットだ、やれここの方がご利益がある、と書き立てるのは勝手ですし、その通りにそこに行ってみたい、という人が増えるのもいいと思うのですが、当の神社が、「ここがあの有名雑誌にも取り上げられたパワースポットですよぉ。」と言うのは、なんか違う気がする・・
もっと毅然としていてほしいわ。
ま、何はともあれ、と。
伊奈波神社は、初詣のときとは打って変わってひっそりとしています。
なにか神の場所に入らせていただく、というような威厳に打たれます。
近いところに住んでいながら、やはり私も初詣のときぐらいしか来ないという点では同じでしたので、このように“神社”としての威厳を前面に感じさせる伊奈波神社に来たのは初めてです。
何せ半年ぶりなので、ええっと黒龍神社はここだったかしら?というところに行ってみたら、違うところだった。
それが何かは知らないけれど、まぁ、せっかく来たんだから、ここにもお参りしておきましょ、と思って祠の前に立ったけれど、なんだかイヤな気を感じる・・
これは、理屈ではないんです。
何か私には合わないっていうか・・ 神様が居る場所っていうよりは、戦争で殺された人たちを祀ってあるようなところなのかな、みたいな。
まぁ、時間が夕暮れに近くなりつつあった、ということもあるかもしれない。
4時くらいでした。
夏の4時なんて、全然昼下がりの午後、くらいの明るさなんですけれど、神社と言う場所は不思議と3時、4時過ぎくらいから雰囲気ががらりと違ってきますね。
昼間料亭、夜ナイトクラブ、みたいな様変わりを感じます。
居る人種自体が違う、っていうような・・
だからそのせいだったのかもしれない。
そそくさとそこを後にして、と。
あ、あった。あった。ここだ、と黒龍神社に来ると、やはり、全然“気”が違う。
荘厳さに打たれるというか、敬虔な気持ちになる。
山の神に包まれていつまでもここで守られていたい、というような。
こういうことは理屈じゃなく、自分の感性を信じるとしましょう。
黒龍神社では、初詣から今までのところ、ずっと順調です、というお礼を述べました。
そして続けて何か願いごとを言おう、と思った私からまた思わず口からついて 出た言葉が、
「私がずっと好きなことだけをやって生きていけるように、すべてのものの配置を宜しくお願いいたします。」でした。
不思議です。
考え抜いた言葉ではないのに、これってすべてを含んでいると思いませんか?
「オーラソーマにもっとまい進できるように」がずっと私の願い事でしたが、まい進しすぎて自分がグラウンディングしてないんじゃないか、という不安とか私だけがまい進して周りはどうなるんだ、みたいな一抹の違和感が出ていたことは確かです。
でも、「ユダヤ大富豪の教え」から私は、人間、好きなことしかやれないし、やる必要もない、そしてそれこそが他の人をも幸せにする道だ、という非常にシンプルな教えに共感し、もう何も迷うことはない、と言う気持ちになりました。
それが潜在的にあったからか、「オーラソーマ」という具体的な言葉を使いませんでしたが、「好きなことだけをやって生きていけるように」という言葉が思わず口を突いて出たのです。
そしてそれによって、「すべてのものの配置が整えられるように」となれば、私の周りを取り巻く人たちも、環境も、金銭的な問題もすべてこのフレーズのなかに形よく収まった、という胸にストンとハマった感がありました。
そして、「黒龍さま、これから新住居に移ったら、毎日お参りにきます。」と胸のなかで唱えました。
すると、黒龍さまから、「新住居に移ったら、といわず、今日から毎日おいで。」という返事が返ってきたように思いました。
それで、もう一度、「えーっと・・ ちょっとそれはシンドイんで、たまにはお休みをもらってもいいですか・・?」と言ってみると、
黒龍さまは、ふふんと鼻で笑いながら、「そりゃ、かまわんさ。何も無理強いはしないよ。お前のやったことが還ってくるだけなんだ、ということを忘れなければいいさ。毎日じゃなければ、それなりだぞ。」と言いました。(というような気がしました。)
う~ん、確かにその通りなんでしょうけれど、弱ったなぁ・・と頭を抱えていると、またまた黒龍さまが助けを出してくれました。
「来られない日は、私のお守りに向かって、願いをとなえなさい。」
わかりましたぁ~と言って、神社をあとにしました。
不思議ですが、黒龍さまの言ったことというのは、全部私の心の中にふと浮かんだことには違いありません。
そんなもん、全部あんたの意識を反映しているだけじゃん、と言われれば確かにそれだけのことです。
だけど、そこには何かのシンクロが起こっているような気がするのです。
でなければ、どうしてポンポンと自分が「こう考えた」と思う暇もなく次々と言葉のほうが矢継ぎ早にやってくるのかわかりません。
改めて黒龍神社の看板をよく読んでみると、黒龍さまは、「福徳増進」の神様で、願えば願うほど願いが叶う神社だ、ということが書いてありました。
そんな願ってもないような神さまが居ていいんですかぁ~
真に受けちゃいますよぉ。
私はそのまま授与所に行って、黒龍さまのお守りを授かりました。
『鎌倉時代に制定された御成敗式目に「神は人の敬によって威を増し、人は神の徳によって運を添ふ」と記されています。黒龍大神は福徳増進の霊験あらたかと、古くよりこの井ノ口洞に信仰を集めてきました。このお守りは、祈願を籠めながら打ち鳴らすことにより大神の御神威が増して、祈願者に新しい福徳が成り、運気が増すお守りです。』
ふ~ん、なるほどぉ。
そういう仕組みで願えば願うほど願いがかなっちゃうわけかぁ。
いい言葉だなぁ、と思いました。
「神は人の敬によって威を増し、人は神の徳によって運を添ふ。」
私が神を敬えば敬うほど神さまはその威力を増し、私はその神の徳によって運に添うことができる・・
そりゃあ、敬いますとも。敬いたくもなりますとも。
「あなたの運気も増す」じゃなくて、「運を添ふ」というところがまたいいじゃありませんか。
気に入った。
せいぜい今日からこのお札を打ち鳴らすことにします。(約束からすると、行けない日だけね。)
打ち鳴らしてみたところ、いかにも大量生産っていう安っぽい音がするんですけど、ま、それは気にしないことにします。
しかし、御成敗式目にこのような条項があった、というのはちょっと意外な気もします。
だって、御成敗式目って武士のための法令でしょ。
「ご成敗」って言葉でもわかるように、内容は、「謀反人について」とか「殺傷・傷害の罪科について」とかなんだか生々しいものばかりのはず。
そのなかにこんな一文があったなんて。
それにしても、何がいいって、神社にお参りすると肉体もオーラフィールドもすべてが浄化されたような感じになり、わけもなく何をやってもうまくいくような気がしてくるから不思議です。
小さい頃から大人たちが、普段の会話のなかで、
「○○さんてば、事業も傾いちゃったし、女房にも逃げられて散々らしいわよ。」というようなとき、
「そりゃ、お祓いしてもらってこなきゃいかんわ。」とか、
「お参りしてこなきゃいかんわ。」とか言ってましたが、そういうのを聞くにつけ、なぁに、言ってんだ。なんで、お参りして傾いた事業が持ち直すんだよ、逃げた女房が戻ってくんだよ。そんな意味もない神頼みでどうにかなりゃ、人生簡単だわ、って子ども心ながらに反発して思ってましたが、結果を期待するというよりは、確かにすがすがしくなり、何か邪気が払い落とされ、問題はシンプルなのだ、ということがわかるような気がします。
問題がシンプルであることがわかれば、あれもこれも、どうしてこの人ばっかりこんなに悪いことが続くのかねぇ、ということは起きないと思うのです。
でも、都合が悪くなってからつけ刃のようにお参りしてもダメでしょうねぇ。
やはり普段からの行いが大切だと思います。
それにしても私も年をとったからでしょうか。
こんな神社に詣でる、ということに意味がある、と思うようになったのは。
そんなことを思いながら、なんだか200gくらい心と体が軽くなったような気がしてまたキコキコと自転車をこいで家に帰ると、なんとザーッとものすごい雨が降り出しました。
うわ、良かったぁ~
傘を持っていなかった私はもう少し早く振り出していたら、ずぶ濡れになるところでした。
このタイミングで雨が降り出したのも、何か私に対する合図のように思えてきてしまう私でした。
「おまえの願いごとはわかったよ。」というような。
おめでたいですねぇ。私って。
でも、人生に一番大切なことって自分本位に、良いことばっかり起こるわ、って信じることだと思う今日この頃です。
お知らせ
7月3日(土)、11:00~16:00(延長可能性あり)
岐阜駅前 「じゅうろくプラザ」 2F大ホール ロビーにて、「ハンドセラピー」を出店いたします。
15分 \1000
どうぞ、お出かけください。
当日、施術させていただいた方には、新サロン移転オープンメニューでの特典がありますよ!
オーラソーマヒーリングサロン「些々羅」では、メールにてコンサルテーションのご予約を受け付けております。営業受付時間は月~土(AM10:00~PM4:30)です。
刻々と予約状況が変わるため、まずはメールにてご希望の日時をお聞かせください。
場所は、名鉄岐阜駅から徒歩5,6分のところです。(駐車場1台分有)
メルアドは
http://houken.de-blog.jp/sasarasaron/
に入っていただいて、「プロフィール」の欄を見ていただくと、載っています。
すごい!
立派な看板がついてますねぇ~[E:heart02]
ワクワク[E:heart02]
あ~私も、いつかそのサロンに行く日がきますように☆
神社のお話、興味深いです[E:heart02]
なんだか気付いたら言っていた‥と言うのも
神社に呼ばれた!と言う感じですね~[E:heart02]
すごい!
これから、どうなっていくのか楽しみです[E:heart02]
神様との会話も、きっと本当にしているんだと思います。
私は勝手に【ぺ-ファン神様-ず】と言う
神様の中で、私(ぺ-こ)のファンクラブがある!って決めて想像してます。
天使さん
ぺ-ファン神様-ずの皆
ついててね‥
なんて、心の中で言ったりしています。
周りに私を大好きな神様の皆がいてくれてる‥と思えて心強いです!
ササラファン神様-ずも、あるんでしょうね(o^m^o)[E:heart02]
ササラさんを大好きな神様たちが作った、ササラファン神様-ず[E:heart02]
心強いですね[E:heart02]
ほんとにねぇ、ぺーこさんに来て欲しいわ。
私の最終的な望みは、泊りがけで来るしかない遠方の方に安く提供できる、オーラソーマを学ぶ人のためのドミトリーのようなところを併設する、っていうことなんです。
そこまで待っててもらっては何十年待っててもらわなきゃならないのか、って感じですからねぇ・・・
でも! これも願えば黒龍さまが引き合わせてくれるかなぁ[E:shine]
些々羅ファン神さまーズにも![E:shine]
守護天使にも頼んでおこう![E:shine]
些々羅ファン神さまーズが、ぺーファン神さまーズのところに行って、掛け合ってくれるように頼んでおこう![E:shine][E:note]