2週間の間をあけて、バタフライ&シーエッセンス part1の2日目を受けに静岡まで行ってまいりました。
この2週間の間、先生が調合されたエッセンスを振りかけ続け(オーラフィールドに、第三の目に、舌下に)、それで何か感じたことがあったかどうかからスタートです。
私は精神的な面ではこの2週間、非常におだやかでいられたように思いますが、何せボトルともワークしているものですから、それがボトルによってもたらされたものなのか、このバタシーエッセンスによるものなのかがよく判別がつかなくて、それをバタシーエッセンスによる気付きである、とはっきりと言い切る勇気はありませんでした。
しかし、ひとつだけ、これは確実にバタシーによるものだ、と自分で実感できることがありました。
それは嗅覚。
この2週間やけに“そんなはずはない”という場面で、明確な香りをかいだのです。
例えば、ひとりで車を運転しているときに、助手席からふとコーヒーの香りが。
それはダーリンが好んでよく買う銘柄の缶コーヒーだ、ということまでわかりました。
思わず、「え? ダーリン、乗ってなかったよね・・」と助手席をまじまじと見つめてしまうほどでした。
それから、ふとした瞬間にホワイトポマンダーの強烈な香りを感じたこともあります。
そんなに町行く人々がオーラソーマに親しんでいるとは考えにくいので、これもまた幻覚かぁ、と思うんですが・・・
パソコンで仕事をしているときにもサンダルフォンのアークエンジェロイエッセンスの香りをふんぷんと感じたり・・・
そのことを話すと先生は、「香りは記憶とつながっているからね。感覚が敏感になって、何か過去とつながったのかもね。」とおっしゃいました。
そう言われても、そこまでの分析は私にはできませんでした。
缶コーヒーの香りにしても特に思い出深いエピソードとつながるようなものがあるわけではありませんし、ホワイトポマンダーやサンダルフォンにしてもそうです。
それにしても、こういった経験は初めてのことだったので、非常に繊細だと言われているバタシーのエッセンスを使って、自分が何かしら明確な感覚が得られた、ということだけが何だかとても嬉しかったのでした。
さて、この2日目ではちょっとしたワークをする時間がありました。
これがとても面白かったので今日はそのお話をしたいと思います。
先生が、「さて、これから私がひとつのストーリーをお話します。それを皆さんは、自分の身に起こったことだ、と思って聞いていてください。そして最後にひとつの決断をしてください。その後、私が皆さんにあるひとつのエッセンスを振り掛けます。そのあとでその決断について、どういう気持ちになったか、何か変化があったかをまた感じてみて下さい。」とおっしゃいました。
そのストーリーはこういうものでした。
「あなたは今、29歳です。父親はすでに亡くなり、母と子のふたりきりです。その母を故郷に残し、舞台に立つスターを夢見て、上京してきたのが10年前。
いくつもオーディションを受けましたが、そのたびに今一歩というところで落ち続けました。なかなか、夢を追うだけの生活では食べていけません。あなたはいろんなアルバイトをして生計をたてています。そんなあなたをずっと支えてきてくれたのがお母さんでした。お母さんは今でも仕送りを続けてくれています。
今、あなたは自分の身の振り方について、少し考えています。
このまま夢をあきらめずにいるか、それとももう見込みはないだろうから、故郷に帰るか・・・
そんなとき、あなたに今度こそたぶん、あなたがこの役を勝ち取れるだろう、というオーディションの話が舞い込んできました。あなたは、いつも以上にレッスンに励み、万全に体調を整えてその日を迎えました。そして、あなたは決心しています。このオーディションにもし落ちたら、今度こそきっぱりと夢をあきらめて故郷に帰ろう、と。
出番を待っているあなたにこんな知らせが舞い込んできました。故郷のお母さんが、交通事故にあって、今危篤だということです。
さて、あなたはオーディションを棄権してすぐに帰りますか?
それともオーディションを受けますか?」
自分の身に起こったようにして聞く、ということでしたので、先生がこのお話をもう少し肉付けして、まるで目の前にそのドラマが展開されているかのようにして目をつぶりこの話を聞いている間中、私はまぶたの裏に母の顔を思い浮かべていました。
母とはずっと身近にいすぎるせいで、なかなかうまくいかなったけれど、もしこのストーリーのように10代にして一人の母を寂しい片田舎に残して上京してきたのだとしたら、もっと素直に「お母さ~ん!」と甘えたり、いたわったりしてあげられる関係でいたかもしれない。
そしてその母が交通事故で危篤だと言う。
今、私が駆けつけて、一声でも声を聞かせてあげることができたら、母はよし、もっと生きなきゃ!と気力を奮い立たせて、助かるかもしれない。
そんなの、駆けつけないわけがないじゃない。
目をつぶりながら、そう思いました。
もう、ストーリーに入りすぎて、涙があふれそうなくらいでした。
そう思ったときの私に、「でも、ここであきらめたらもう自分の夢は終わりだ。」とか、逆に「いいや、こんなことで終わるわけはない。今度のオーディションはダメでも母の元に駆けつけて母が持ち直してからまたチャレンジすればいいだけのことだ。」とか「しかし、それで母が喜ぶだろうか・・?」とかいろんな考えが浮かび、その結果、決断した、ということではありませんでした。
とにかく一目散に私が駆けつけたいんだ。それだけのことだ、と思いました。
考えはそこからいろんな方向に発展も、つながりもしませんでした。
母がなんと思おうと、私が、この私が、いますぐにでも母に会いたいんだ、それだけのことだ、と思ったのです。
人間は感情の動物なので、理性と感情がぶつかったら、まず常に感情が勝つ、といわれていますが、このときもそんな感じでした。
この先の自分の人生とかそんな理屈よりも、感情としてとにかく母にひと目でもいいから早く会いたい、という気持ちだけだったのです。
そしてそこへ何かはわかりませんが、たっぷりとエッセンスが吹きかけられました。
そして先生の声がしました。
「さぁ、少しゆっくりとこのエッセンスを純粋に味わってから、もう一度決断してみてください。」
すると・・・
なんと不思議なことに、私は一瞬のうちに、「オーディションを受ける。」と翻って決めていました。
え?
自分でもとまどいました。
何でいま、わたし、そう思っちゃったの?
いや、思っちゃった、っていうレベルじゃなく、そう決めちゃったの・・?
わけがわかりませんでした。
しかし、これまた不思議なことに、その決断に対するプロセスがまったくないのでした。
「とにかく私はやはり、オーディションを受けることに決めた。それだけのことだ。」というのが結論でした。
頭の中にはぼんやりとどちらを選択しても、それなりのひずみというものは生じるだろう、ということを考えてはいました。
周りからの中傷、自分で自分を責める、ということもどちらを選択しても少しはありそうな気がしました。
けれど、何が起こっても全部、それらについてはもう腹をくくった。
私はそれらを引き受ける、引き受ける、と決めた限りには何が起こっても、そこで泣いたりはしない。
そう思いました。
「準備ができた方からゆっくりと目を開けてください。」
先生の声がして、それから生徒たちで自分が、自分の思考だけで考えたときにはどんな結論を出したか、そしてエッセンス後にはどんな結論を出したか、をシェアしあいました。
私以外のおふたりの結論は、私とは真逆のものでした。
なので、私は、私の順番が来たとき「私は全く逆でした。」と話しながらも、内心(あれぇ、やっちゃったかなぁ。私だけ、なんかエッセンスを取り違えてるか、その効果をわかってなかったのかなぁ。)と思っていました。
全員のシェアが終わると、先生がそのエッセンスがシーエッセンスの「コモン・トロピカル・オクトパス」であったことを明かされました。
そして、このオレンジがかったゴールドのエッセンスが私たちの内なる強さを増加し、物事を一気に片付けるエネルギーを発揮するものであることを教えてくださいました。
「たこ」は吸盤を持っています。
なので、しばしば他人や何かほかのものに吸い付いてしまい、自分自身が自分自身のためにしなければならないことを見失ってしまい、自分で自分の人生を制限してしまう、というブロックから解き放ってくれるエッセンスなんだそうです。
「だから、結論をどちらにしたか、ということが問題ではないの。ただ、その決めたことによって、それは全部自分で引き受ける、というようなきっぱりとした決断ができる、ということが大切なの。」とおっしゃいました。
あぁ、よかった。
だったら、私が感じたこと、結論だけがぽぉんと先に来て、それが理屈じゃない感じ、なぜ?はなくてもその結論に対して自分はすべて引き受けます、という感じになったことはやはりちゃんとエッセンスを感じていられたからなんだ、と思いました。
すごいわ、バタシーエッセンス!
明らかにエッセンスを振りかけられたとたん、結論が変ってしまったもの。
それがエッセンスの力以外の何物だというのかしら。
でもふと気になったので先生に質問してみました。
「これはエッセンスによって、結論が捻じ曲げられたのではなくて、もともと自分の潜在意識下にあった本当の自分の考え方による結論が表層に浮かび上がってきた、ということなんですか?」
すると、そうだ、という答えでした。
ボトルと毎日ワークしながら、コツコツと気付いていくのもまた醍醐味だけれど、1回ワークしてみただけで、まるでマジックのようにその効果が感じられるバタフライ&シーエッセンスもとても面白い、と思いました。
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私も、同じような体験をしました[E:happy01]
私の教わった、ティチャーのお話で、一番心に響いたのは、「バタシーは、最悪何も起こらない!もし何か起こったとしたら、ミラクルだったりする!」という言葉です。
頭で理解できないことの数々に、最初はためらいつつも、なんだか理屈じゃないというところに面白さを感じています[E:note]
素敵なシェアをありがとうございました[E:heart04]
KAORIさんのティーチャーの言葉、おもしろいですねぇ!
なんだか、スコーンと抜けた晴れっ[E:sun]というような、どこどこまでも雲ひとつない、邪気のなさを感じます。
もし私がティーチャーだったら・・・と思うと、「最悪、何も起こらない。」なんて言っちゃうと、(せっかく高いお金を払っているのに、何も起こらなかったら意味ないじゃないの。)なんて思う人がいたらどうしよう、とか思って言えなさそうなセリフだなぁ、なんて思いました。
こんな考え方をする自分が、まだまだ思考にとらわれすぎているなぁ、と思います。
でも、この「最悪で、何も起こらない。」というのはいいですねぇ。
人生、こう考えたら、すんごく楽になりますねぇ。
次はきっと何か素敵な体験が出来そうな予感がするのです。
楽しみ!よろしくお願いいたしますね♪
私も珠実さんに導かれ、過去の自分の記事を読み返してみました。
へぇ~ こんなこと感じてたんだぁ、と結構新鮮でした(笑)
すてきな予感、応援したいです!