ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

「猫まみれ展」

2016-06-13 09:01:16 | 身辺雑事


      < 5月下旬~6月上旬までのご予約状況 >
        28日(土)         レベル1開催
        29日(日)         レベル1開催
        30日(月)    午前  ×        午後  △  16:00~OK
        31日(火)    午前  ○        午後  ○   
    6月   1日(水)    午前  ○        午後  ×
         2日(木)    午前  ×        午後  △  16:00~OK
         3日(金)    午前  ○        午後  ○
         4日(土)    午前  ×        午後  △  16:00~OK
         5日(日)    午前  ×        午後  ×
         6日(月)    午前  ×        午後  △  16:00~OK
         7日(火)    午前  ○        午後  ○
         8日(水)    午前  ×        午後  ×
         9日(木)    午前  ×        午後  △  16:00~OK
        10日(金)    午前  ○        午後  ○
        11日(土)    午前  ×        午後  ×
        12日(日)    午前  ×        午後  ×
        13日(月)    午前  ×        午後  △  16:00~OK       
        14日(火)    午前  ×        午後  ×
        15日(水)    午前  ○        午後  ○

        ※これより先のお日にちのお問合わせの場合は、まだ空いている場合が多いですので、
         ご希望のお日にちとともに下記のメールアドレスにお問合わせください。
   


   午前は  10:00~
        午後は  13:00~18:00(最終受付時間)
           ご都合のよい時間帯をお選び下さい。


       お問い合わせ・ご予約は  chakra@aura-soma.name まで

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三重県立美術館で開催されている「猫まみれ展」に行ってきました。
猫ばかりを題材にした絵画や彫刻の展覧会です。
猫好きとしてはやっぱ、行かなきゃいかんでしょ~
しかし、ダーリンはあっさりと
「は? うちの仔たちが可愛いだけで、別に人様の猫とか猫の美術品とかが好きなわけでも何でもない。」
ときっぱり言い切り、一緒に行くことを拒否しやがりました。
犬好きと猫好きとに分けると、犬好きの人はもし自分が好きな犬種がプードルだとするとプードルだけが好きで、柴犬やフレンチブルドッグやほかの犬種には目もくれない。だけれども猫好きは自分が飼っている猫がトラ猫であっても三毛猫もマンチカンもペルシャも何もかもが可愛い♡、好き♡って言う人がほとんどだ、って聞きました。
ふんふん、私の場合もそうだな~
なんでも可愛い。
でも犬好きの人はそうじゃないんだ~ むしろそのことのほうが意外です。
ま、そんなこたぁいいんですが。



三重県立美術館、っていうとどこにあるんだと思います?
四日市? 松阪? 違いますよ~! 津に決まってるじゃありませんか、県庁所在地なんですからね、プンプン。
・・・って津市の人がいつも嘆いている気がするくらい、閑散としておりましたわ。
まぁ、平日だし私は空いていたほうがゆっくり見られてよかったんですけれどね。



入口で猫ちゃんグッズを何か見せると入場料が¥100引きになりまーす。
私は、この「猫まみれ展」のことを教えてくれた人から聞いていたのに何も持ってこずに(しまった・・!)と思っていたら、
「写真とかでもいいんですよ」
と言われたので、携帯に入っているうちの猫たちの写真を見せたらOKでした。



さて、入口を入りますと展示期間中に限り、自分の愛猫の写真をもってくると貼ってもらえるコーナーがありまして、さすがに美男美女揃いですこと!
・・うちの仔のは持ってこなくてよかったわ。
ま、ブサ猫としては話題になったかもしれませんがね。



さて、展示に関してはもちろん写真は禁止ですので、ここでご紹介するわけにはまいりませんが、絵画が9割、彫刻が1割って感じかな。
なかなかに豊富な点数で見応えがございました。
江戸時代の浮世絵師で有名な歌川国芳の作品なんかも多数ありましたが、私はデッサン的にどーなの、という昔の作品より現代のものの方に好きなものが多かったですね。
でも猫ってクレオパトラの時代から人に飼われていたという歴史があるにもかかわらず、日本では特にかもしれませんが、「化け猫」とか異教的な解釈などと結びついて猫を可愛いと思ったり、美しい肢体をもった生き物だ、という視点でとらえられたことはなかったようです。
ついここ2,30年のことのようです。
猫が絵画の題材としてとらえられるようになったのは。



その中で私が1番気に入った作品は・・・
西誠人さんの彫刻「燐太郎」と、生田宏司さんのメゾチントでした。
西誠人さんの「燐太郎」という彫刻は、わずか小指ほどの大きさのものなんですが、これを見たとたん「これだ! 私が猫を好きな理由って・・!」と電気が走りました。
作品をご紹介できないのが残念だわ~と思っていたら、帰り際にもう1度「猫まみれ展」の看板を見たら、なんと載っているではありませんか!
すごい!
数ある作品のなかでも美術館側としても1押しの作品だったのかしら・・?
単にこの広告を制作した人と私の感性が似てたから・・?



この作品は、猫が何か獲物を見つけてそーっと忍び足ですり寄って行こう、としているところなんです。
よくお寺の屏風とかに描かれた虎の眼がどこから見てもにらんでいるように見える、とか天井に描かれた龍の眼がどこに居ても追ってくるように見えるとか言いますが、この猫の場合もそんなものを感じました。
どの角度から見てもこちらを見ているようだ、というのとはちょっと違うんですが・・
なんていうのかな、どの角度に居ても、「ハイハイ、わかってる。あんたがそこにいるってことは。でも、今、わたしそれどころじゃないの。すずめを狙っているところだからね。あんたの相手なんかしてられないの。だからぜ~ったいに私に今、声をかけたりちょっかいを出したりしないでくれる?」と全身でけん制している感じがにじみ出てます。
そうなんですよね、猫ってそういうところがあるんです。
仮にこれが犬だったら、何かを狙っているところであってもご主人さまが「タロー!」とか呼んだら、獲物はあきらめて尻尾ふって一目散にご主人を優先しますよ~ってなるでしょう?
猫は違うんです。
「あんたが私を呼びたがっているのは気配でわかるけれど、絶対に邪魔しないでちょうだいよ。」
ってオーラを出してきます。
全身全霊をかけて獲物を狙っているのに決して100%ではなく、どこかにまだ余裕があってその余裕の3%ぐらいでこっちにもアンテナ張ってる、っていうような聖徳太子みたいに賢い感じ。
それが猫なんです。
藤田嗣治が猫の描き手としてはNO.1にあげられますが、彼は猫の1番の魅力を「家庭的な部分と野性味のある部分とを半々ずつあわせもっているところ」と言っています。
この飼い猫でありながら獲物を追っているときの猫ってまさにそんな感じだと思います。
ご主人さまに一応皮膚からのオーラで話すけど、野生として獲物を追うこともやめません、っていう感じ。



生田宏司さんの作品は、メゾチント(銅版画)で描かれたもので、ふくろうやミミズクと猫を対比させたものです。
こちらはたまたまネットで作品がUPされていたので、お見せできます。
こんな感じ。
私は以前から猫の瞳とフクロウの瞳って似ている、って思ってたんですよね!
我が意を得たり。
猫とフクロウが同じように笑ったり、怒ったり、睨んだりと表情がそっくりなのを何枚も見てなぜかとっても癒されました。



そして・・・
出口付近に「今回、『猫まみれ展』のために関わったスタッフが“個人的に”集めた本たちです。外へ持ち出さずにここでお読みください。」と書かれた札とともにいくつかのソファが置かれていました。
何気なくその本の背表紙を眺めていた私はある本のところで釘づけになりました。
それは「あたしの一生」~猫のダルシーの物語~ 著:ディー・レディ
それは以前にサロンに来て下さったお客さまが私が猫好きということでくださった1冊でした。
確かそのときにも「もうこれは廃版みたいで、中古を探しました」と言ってくださったのでした。
その方は海外の方と結婚し、確か数日前ヨーロッパに旅立ったはずです。
最後にサロンに来て下さる予定だったのですが、移住のためのもろもろの手続きが予想外に時間のかかるものがあり、それは叶わぬことになりました。
「あたしの一生」を読んで、感動し、号泣だったわたし。
「あのひとへの、あたしの愛。それから、あたしへの、あのひとの愛。あたしは、あたしたちが一緒に暮らした日々の思い出を、あのひとの胸のなかにちゃんと蒔いておいた。あたしがいなくなったあともその思い出があのひとを、なぐさめてくれるようにね。
けっきょくのところ、もんだいなのは愛ということ……。」
この書き出しの1ページ目を読んだだけでもう涙が止まらなかったあの日を思い出して、また私は涙が盛り上がってきそうになりました。
しかも、その本は文庫本でした!
ということは・・
良い本だからということでまた文庫化がきまったのか?
ここで文庫化されたこの本に出会うなんて・・
この本に書かれていた猫のダルシーとダルシーが“あたしの人間”と呼ぶ飼い主との関係が以前に飼っていた花奴(はなやっこ)と私にだぶって、よけいに泣けたのでした。
その本にここで出会うなんて・・・!



そうだ、「猫まみれ展」を花奴ともう1度一緒に見よう。
「花奴、そこにいる?」
私は心で話しかけました。
「ふたりだけでもう1度、私が好きな絵を見ようよ。花奴のお友だちたちがいっぱいいるよ~」
と。
すると花奴は、
「ふん。友だちなんかじゃないもの。だいたい、生きてる猫じゃないでしょう? 単なる絵なんでしょう? まぁ、いいけど・・・。あなたがそれほど見たいっていうなら、一緒に見てあげても。」
と言ってきました。(というように感じました。)
やれやれ。
生きてる猫じゃないのはアンタもでしょーが。
それになんて上からなんだ。
でもこういうところが猫なんだよな~と思いながら、私はもう1度会場に戻ったのでした。




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2 コメント

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Kindleも! (たまみ)
2016-06-13 19:51:52
恵津子さん、なんということでしょう!
あたしの一生をまた江國さんの素晴らしい訳で読んでみたいと思っていたら文庫版が出ているではないですか!
更にKindle版も!!
ありがとうございます!
今回の記事のおかげでまた読めると感動です。
江國さんご自身は「雨」というコッカーと暮らしておられましたし
動物と人間との深い愛について肌で分かってらっしゃる!という感じですよね。
甘く切ない濃密な愛の物語にこれ以上にないくらい完璧なダルジー像を表している江國さんの訳。
長い共同生活の中で飼い主は人生の様々なイベントが訪れるたびに
ほんの少しダルシーのことを忘れて生きてしまう瞬間や
至らない時期もあったりして、それでも『あたしの人間』を許して寄り添ってくれるダルシー。
誰もが自分とペットを重ねて見てしまうことでしょう。
私は図らずも小さな犬と一緒に引っ越すことになりましたが
ダルシー達のように、いろんなことを重ねて行くんだろうなぁと思います。
恵津子さん、この美しい物語のことを思い出させて下さり感謝します。
返信する
こちらこそありがとうございます! (些々羅)
2016-06-14 17:48:21
たまみさん、コメントありがとうございます。
そして私こそ、この本のことを改めて思い起こさせてくださりありがとうございます。

江國さんってご自分のワンちゃんに「雨」という名前をつけてらしたんですね。
何だったか忘れましたが、江國さんのエッセイで雨(こちらはほんとにお天気の雨のこと)についてえらく熱く語ってらしたものがあり、でもそれがとても印象的でよく覚えていたので、よほど雨がお好きなんだなぁ、と思いました。

文庫化がされて私も改めてもう1冊買っておこうと思いました。(気軽に持ち運んで手に取るとき用のやつとして)

たまみさんもこれから小さなご友人と濃密なときを重ねてくださいませ。
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