ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

花フェスタ記念公園

2009-06-27 08:22:36 | まち歩き

梅雨のさなかではありますが、天気のよかった先週の日曜日。

ダーリンに「どっか行こうよぉ。この頃、日曜日といえばゴルフばっかりだったじゃん。ゴルフも緑のきれいなところでやるんだけど、わたし、なんだかゴルフ場では癒されないことがわかったわ。家のなかばっかりにいるとか、人混みの中に居るよりはましって程度。最近、純粋に木々とか緑とか見に行ってないじゃん。ねぇ、どっか行こうよぉ。滝のあるところとかがいいなぁ。」とわめいたところ、

「わかった。わかった。」と言い、しばらくしてから「よっしゃ出かけるぞ。花フェスタ記念公園だ。」と言いました。

へ? そんな人工的な公園を指名するなんて、ダーリンにしてはめずらしい。

どちらかといえば、人里はなれてあんまり評判にもなっていないような、ほんとただの自然のまんまってところが好きなくせに。

「なんでまた花フェスタ記念公園?」と聞くと、

1回も行ってないからさ。1回くらい行って見ようか、と思って。」とのこと。

そういえばそうでした。

花フェスタ記念公園は岐阜から1時間弱くらいで行ける可児市にあり、その名のとおり、花博があったときに作られた公園で、博覧会が終わってからもほとんどそのまま維持されて公園になっているところなんですが、私も1度も行ったことはありません。

もともと私は無粋なほうでして、花の名前といえば菊とチューリップが判別つくくらいってレベル。ましてや、お金を払って「花を愛でにわざわざ遠くに出かける」なんて趣味はありませんでした。

花博をやっている頃は、連日大勢の人でにぎわって駐車場に入るために外の道路から渋滞している、と聞いていたので、並んで待つことが苦手な私は、うへぇ、そんなまでして行きたいところでもなんでもないわん、と今に至っているのでした。

もう日曜日でも十分すいているだろうとふんで行った花フェスタ記念公園は、我々の目論見どおり、適度にすいており、もちろん駐車場に入るのに待たなくてはならないなんてこともなく、非常に気分よく過ごすことができました。


西ゲートと東ゲートがあり、私たちはたまたま東ゲートから入場したのですが、入り口でマップをもらってみると、どうやらどちらかといえば西ゲートのほうが正面玄関、って感じでした。

どのみち、車を停めた駐車場まで戻ってこなくてはならないわけですから、広い園内を一周するとかなりの運動量になりそうです。


002 まずは花トピアで温室の草花を見て、花の地球館を経て、なんだかわけはわからないけれど、皆さんが並んでいる花のタワーに昇ることにしました。

並んでいてわかりましたが、エレベーターが一基しかないから、15人くらいを上に運んで、上から下に下りてくる人をまた乗せて、ってやってるから時間がかかるだけで、上まで行ってみたら、なに?これ?これだけのために皆さん、並んでたのだとしたら、全員間違いなくがっかりだわね、というシロモノでした。

な~んもないのは許すとしても、タワーの頂上から見下ろす景色がたいしたことないし、頂上のスペースもえらく狭く、長居できるところではありません。

こりゃあ事情がわからずに花博開催中に長時間並んでた人たちにはさぞや顰蹙ものだったでしょうね。

004 でもちょっとしたレストランで私はバラのソフトクリームを食べて、気を取り直しました。バラの香りがしてとてもおいしかったですよ!


それから育種家のバラ園を歩いてバラのテーマガーデンに向かいました。

結局ここは、世界のいろんな花があるところかと思っていたら、「バラ」がメインのテーマなんですね。

「バラの展望デッキ」「バラのテーマガーデン」「世界のバラ園」「モロッコロイヤルローズガーデン」・・・などなど。

この公園そのものが、「英国王立バラ協会友好提携公園」であるらしいことも来て初めて知りました。

そういえば、チケットのお値段も春期は800円、冬は400円となっていましたから、それはバラがきれいに咲いている時期はお金をいただくのにふさわしい公園ですけれど、冬に来ていただくお客さまにはメインのバラが見ていただけないから、半額で結構ですわ、ということだったんですね。

013 まるでベルサイユ宮殿に向かうお庭のようにしつらえられたすてきなお庭を歩きながら、日本人もバラが好きだよなぁ。どうしてなんだろう?と考えていました。

012 まず、花が花弁が幾重にも重なり、ゴージャスで美しい。

いろんなバラの種類、色の種類も豊富。

私は知りませんでしたがが、まるでしだれ柳のように垂れ下がるタイプのバラとか、011 ぶどうの房のように鈴なりに花をつけているバラとかもあるんですよ。

そして「美しいものにはトゲがある」というようにちょっと気軽に近づいたら許さないわよ、と毅然としたところがある。

そんなところでしょうか・・

しかし、最近は品種改良でなんとトゲのないバラというものもあるそうですよ。

私はやっぱり香りが一番好き。

見て、愛でるにはもう少し和洋折衷的な日本のわび、さび感もあったほうが好きかな。山野草なんかが好きだし。

そういえば、先日テレビを見ていて初めて知りましたが、イギリスが主催する世界的に権威のある「ガーデンコンテスト」みたいなコンテスト(コンテスト名を忘れました・・)で、ここ3年連続で優勝したのがなんと日本人なんですって。彼は常識をくつがえし、和洋折衷の庭づくりで欧米人をも感動させたそうです。何が一番衝撃的だったかというと、彼の作品は苔を多用しており、欧米人にとって苔といえば、単に「めでるべき草花を邪魔するだけのゴミ」に過ぎなかった存在をこんなにも美しく庭造りに生かした、という点が評価されたんですって。

やっぱり、日本人の繊細な感覚って世界的に通用するんですね。

というわけで、香りのほうに惹かれる私は、西ゲートのほうに近いレストランで催事イベントのようにして販売されていた、バラの香水を買ってしまいました。

私が選んだのは「ホワイトローズ」。

さわやかなコットンリネンのまっしろな服に似合いそうな香りです。

一呼吸(?)嗅いで、「わぁ、人工的な香水の香りじゃなくて、ストレートに生のお花って香りがする!」と言ったら、販売員の人が、「そう!まさしくこの香水のデザイナーは生の花の香りをいかにそのまま香水にできるか、ってことをテーマに作っている人なんですよ。それがわかってもらえてうれしいわ。」と言われました。

008 1
周して東ゲートの近くには作家たちの屋台の出店があって、それぞれ思い思いの陶芸作品などを売っていました。

そのなかから私は、一輪挿しと大きめのお猪口を買いました。

ダーリンがあきれたように「よく買い物するなぁ。どっか立ち止まると必ずなんか買っちゃうんだなぁ。」と言いました。

彼は私の買い物の勢いにおそれ、一緒に並んでいると私がさらに勢いを増して買いそうなので、三歩しりぞいて後ろにたたずみ、「早く行こうよ。」的オーラを送ってくるのです。

それにもめげず、さらに東ゲートを出たところで売っていた野菜を買いまくるわたし。

たけのこに、じゃがいもに、ずいきにとまたこんなところで買わなくても・・と言われるものを買ってしまいました。だって、こういうところで売っているものは飛び切りおいしそうに見えるんだもん。

「ありがとう。」と言って駐車場の方へ向かい数十メートル歩いたとき、野菜売り場のおじいさんが「おーい、忘れ物!」とひぃひぃ言いながら、走ってきてくれました。

そうだった・・ 玄米茶の大袋を買ったのを忘れていた。

その前にはおつりを多く渡そうとするおじいさんに、

「これじゃあ、もらいすぎだよ。儲けなくなっちゃうよ。さっき、お釣りはもうもらったじゃないの。おじいさん、忘れっぽくなってるんじゃないの。しっかりしてね。」なんて言ってきたのに。

おじいさんに「忘れっぽさは同じくらいやったようだの。」と笑いながら言われる羽目になってしまいました・・

結局私って、「花より食い気」なんですよね。




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