アクアですが。
昨日お医者さんに連れて行き、「この仔、今、拾ったばかりなんですが。」と言ったら、眉をひそめ、「あぁ、最近、多いんだよねぇ。」と言われました。
なんでかわかりませんが、なぜか震災後、このあたりで捨て猫や捨て犬が増えたんだそうです。
どういうことなのかしら?
ひょっとして、福島や宮城ではペットや家畜を一緒に連れて行けないから、ということでそのまま自宅付近に放置したところがあります。
それはどうしようもない究極の決断だったはずですが、あぁ、そういうことしてもいいんだ、とばかりにペットの命をむやみやたらと粗末に扱うやからが横行しはじめたというのでしょうか・・・
とんでもないことです。
その動物病院にも「この仔たちの飼い主さんを探しています。」という張り紙があり、なんだかそれは以前に訪れたときよりも頭数が増えていたような気がしました。
幸いアクアは、ただの風邪だったようです。
風邪が治ったら、この莫大な目やにも引いて、目ももっと開くようになって、
「あらま! この仔は実はこんなに可愛い仔だったのねぇ。」ということになるのでしょうか。
ま、それはどっちでもいいや。
ぶちゃくいくはぶちゃいくで可愛いからね。
ふと思い出しましたが、わたしは先日、日春展に行ったとき、帰りに名駅の名鉄百貨店に催事で出品しているはずの縣さんのネックレスを買いました。
彼女はうさぎや猫をモチーフにしたアクセサリーを作っているデザイナーさんで、2年くらい前に岐阜の高島屋で催事にきたときにその猫のリングが亡くなったばかりの花奴(はなやっこ)にそっくりに見えて、思わず手にしたのでした。
その彼女の新作が出た、というのでワクワクして見に行きました。
そして、可愛いプチネックレスと少し大きめのものを2点買いました。
「今、飼ってる子がロシアンブルーなの?」と言われました。
「え? 違うけど。雑種だよ。」と言うと、
「あぁ、そう。いや、これはロシアンブルーをモチーフにしたものだから。また、今飼ってる子に似てるから、ってことでこれを選んだのかな、と思って。」と言われました。
そう言われてみると・・・
このネックレスのモチーフとなった猫に、アクアは似ているような気がする。
いや、正確に言うと、今の顔では似てるかどうかよくわからないけど、風邪が治ってまともな顔になったらこんな顔なのではないかな、という気がしました。
ぞっ。
私はこういう仔がうちに来るってわかってて、このネックレス選んだのかな、と思うとこの予知夢ならぬ、予知行動のような買い物がなんだかアクアと引き合わせてくれたような気がしました。
今の顔と比べたってわかんないので、風邪が治ってまともな顔になったら、是非、ブログにまたアップして、アクアとこのネックレスのモチーフの仔が似ているかどうか皆さんに見てもらいましょう。
お医者さんには風邪がチャワンテにうつるといけないので、当分は離しておいてくれ、と言われました。
なので、ご対面はちょっと先になるようです。
それまではしょうがないので、アクアをダンボールに入れて2Fのサロンで飼い、チャワンテは今までどおり3Fで飼う、ということにしました。
お医者さんいわく、
「こんなに人なつこいのは、絶対に人に飼われていた猫だ。最初から野猫の母猫から生まれたんじゃないよ。」ということです。
「ということは、やはり捨てられたってことですね。」
「しかも、これほど毛並みが汚れてなくてきれいで、毛づやがよくて、台風の影響であんなに雨だったおとといを乗り越えたとは思えないから、ほんとに昨日か今日捨てられたばっかりだね。きっとサービスエリアの、人が多そうなところを狙って捨てたんだな。ひょっとしたら誰か拾ってくれるまで車のなかから見てたかもしれないよ。」
なぁ~るほど。
さすが、お医者さんの推理は鋭い。
当たらずとも遠からずかもね。
犯人は、ダーリンが抱き上げるのをみて、「よしよし。恰幅のいいおじさんが拾ってくれたわ。」と車を発車させたかもしれません。
ダーリン、やられたね。
アクアはほんとに人なつこくて、抱っこしていてやらないと鳴きます。
とにかく人間が触っててやれば、おとなしくなって満足みたい。
そして、より人肌を求めるのか、服を着ているところよりも露出しているところを狙ってきます。
わたしは夏でも首周りが寒いくらいなので、タートルネックを着ていることが多いんですが、たまたま今日はわりと襟ぐりの空きが多いものを着ていました。
そうしたら、よじのぼってくる、よじのぼってくる。
そして肩から首のあたりの実に足元が不安定なところにしがみつきたがる。
爪が出て、痛いって。
手乗り文鳥じゃないんだから。
そして眠りに落ちるときの様子が実に可愛い。
人間の赤ちゃんもそうですが、目を開けてじっとこちらを見ているかと思うといきなりがくっと首がのけぞり「もう、我慢できない・・」って感じで一瞬で眠りに落ちるときってありますよね。
あれをやります。
安心して眠ってるんだなぁ、と思うとたまんなく可愛い。
もう親ばか?
それにしても手が掛かる。
人間の赤ちゃんほどではないけれど、4時間おきの餌やり。
おしっことかうんちとか自力でなかなかできないみたいなので、お湯をしめらせたタオルで1日2回刺激してやる。
スポイトで水をやる。
そして1日4回、2種類の目薬と抗生物質の投与。
とにかく、くっついていたがるので、パソコンをやっていて、ヒザのうえでおとなしくしてくれているかな、と思うと、カシャカシャキーを叩く指の動きが面白いらしくて、手にじゃれてくる。
おかげで変なキー叩いたことになっちゃって、ちっとも仕事がはかどらないじゃないの。
ぶーぶー言いながらも、「ちっちゃい愛」がいるのって、とっても幸せ感があるわ~
そうしたら、今朝また、被災地のペットレスキューの様子をやっているのを見てしまいました。
野放しにされたペットたちはどうしているんだろう、と心を痛めていました。
なかにはペットレスキューで1頭でも多くの犬や猫を救おうとしている人たちもいますが、とても追いつかないようです。
番組では、一般の人が立ち入り禁止となった地域に、東京電力の人は入れるので、その許可証を利用して毎日自分の出勤の時間に、1頭でもペットを救おうとしている人の活動を写していました。
やはり、かなりのペットたちが餓死していました。
その人が撮った映像が残されていましたが、画像は衝撃的すぎる、ということからか配慮され、そんなペットたちはぼやかされたり、モザイクが入ったりしていました。
しかし、私たちはいま、ほんとうならそういうものから目を背けてはいけないのかもしれない。
人間のことの方が最優先で、そちらのカタがついてからしかペットのことには手が回らない、というのは嘘だと思います。
そんなことは同時並行できるはずだ、と強く思います。
なにもそれを管首相に全部やれ、と言っているのではないですから。
世の中にはその地域に入れる、ペットレスキューに入ってよし、となったらすぐにでも駆けつけて活動したい、という人はゴマンといます。
指示系統を1本化して、そういう人を募ればいいだけなのに。
こうして命を粗末にされたペットたちが日に日に死んでいく。
犬はどこでも自由に動き回れるようにしてもらっているのに、この2ヶ月今か今かとご主人さまが帰ってくるのを自宅で待ち続けて、餌をとりにいかないために餓死したり、栄養状態が悪くてふらふらして、餓死寸前になっているものも多いといいます。
こんな忠実なペットたちをどうして見殺しにできるのか。
私は、岐阜という地で1匹の猫の命を救うことしかできないのが歯がゆくて仕方がありません。
この仔を飼うだけでもう精一杯だから勘弁してくれ、と言うつもりはありません。
動物たちの命を救うためならできるかぎりのことをしたい、という思いはあります。
一刻も早く、被災地のペットたちが1頭でも多く救われるのを願ってやみません。
1日飼っただけで、こんなに可愛くて情がわくものを、ずっと一緒に暮らしてきた人たちの悲しみはいかほどばかりか、と思います。
これは動物を飼って、そこに愛情を注いできた人にしかわからない感覚かとは思いますが、1つの命であり、見殺しにしていい命でないことだけは間違いがないんです。
アクアの安らかな寝顔を見て、幸せを感じながら、反面、どうしようもないやるせなさを感じて、張り裂けそうになります。
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