ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

1日だけの夜のお仕事体験

2019-08-23 09:01:56 | 身辺雑事
<neW 告知!>

    1か月以内に
      「太陽の自分エクササイズ 凝縮ヴァージョン」
                          をリリースします!

  「太陽の自分エクササイズ」はこちら→

   「自己受容」「自己表現」を網羅した、「This is Meと言える自分になる」 太陽の自分エクササイズ。
   それに対して、凝縮版は徹底的に自己受容について深く落とし込みます。
   

********************************************

<今後のワークショップ予定>


「色で暮らしを彩る講座」   
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
STEP1 募集中!  参加費:¥15000(税込)
      ※どこで、を問わず、色について学んだことがある人は自己申告により参加費が半額になります。
[内容]
 ・色からのメッセージ
 ・色の性質
 ・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
 座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!

STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます) ¥20000
8/26(月)  10:00~15:00(※ランチ休憩1時間あり)  満席

STEP3(※STEP3はSTEP1,2を受講した人のみ受けることができます) ¥30000
9/11(水)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席
9/14(土)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席
10/11(金)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり)  満席 
 お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで

********************************************

 



1日だけ、知り合いに頼まれて夜のアルバイトをしました。
スナックのお手伝い。
知り合いというのは、実はサロンのお客様で、ヴィジョンボードを作ったとき、この方はご自身の店を持つのが夢で、プライベートではこんな家に住みたくて・・というものを作ってくださいました。
ヴィジュアルで見るとよくわかるので応援していましたが、このたびめでたく自分のお店を開店しました~という知らせを受け、「良かったね! 1回遊びに行くね」と言っていたのですが、なかなか行けず・・。
そうしたらお盆のさなかその方から連絡をいただき、
「どうしても女の子が出勤できなくなった。ダメ元で頼んでるんですけど、えつこさん、来られない?」
と言われ、たまたまその日の夜は空いていたし、1回は行きたいって思ってたし、それをお客さんの立場で行って見てくるか提供する側の立場で行って見てくるかの違いだけだから、提供する側からの視点のほうが面白いかも、って思って、
「あ、全然いいよ。わたし、いく~」
と軽いノリで受けたんです。



お店はスナックですからね、ほんとに気楽なものでした。
高級クラブのように政治の話題にでもついていけるような教養がなくてもOKでお客様とはとりとめもない世間話をするだけだし、サービスも高度なものが要求されるわけじゃなく、お客さまのグラスが空になっていたら作ってあげるぐらいしかやることなんてない。
お料理は乾きものか別のレストランで作ったものを取るかだから店内で調理はしないし。
細かな気配りはもっと必要なんでしょうけれども、ようは
“スペシャルな技能が要求されるわけでもなんでもないお手軽な仕事”
でした。
終わったら、
「今日は手伝ってくれてありがとうね~」
とアルバイト代をもらいました。
見ると、時給2200円でした。
それが岐阜の相場なのか、私にはわかりません。
ただ、ふぅん、昼間のアルバイトの時給の倍以上がもらえるんだな、と思いました。
私が住んでいる岐阜で日中の飲食業のアルバイトといえば1000円だったら良いほうではないでしょうか。
900円ぐらいのところもあると思います。
それに対してそれが「夜」になるだけで倍以上。
夜ったって真夜中から明け方にかけて人が寝静まっているような時間帯なら高くてもわかりますが、この日の私が居た時間なんて19:00~ほんの4,5時間ですよ。
その日中に終わるような時間帯。
しかも、立ちっぱなしで洗い物をしたり提供したりと最近じゃあ2時間以上たちっぱなしの仕事なんてしたことないぞ、という私にとってはしんどいかも、と思っていたけど、ママに
「どうぞ、どうぞ、えつこさんも座って」
なんて言われて、座って自分も飲み物をいただきながら、お客様とただなんということもない話をするだけなんてなんてラクな時間だったことでしょう。



こりゃ、いったんこういう世界が水があう、と思った人が足を抜けられなくなるはずだわ、と思いました。
「夜の仕事」というものに最初に抵抗を覚える人が思うことは、「性的サービスがあるのかないのか」ということでしょう。
スナックなんてもちろん何にもありません。
それでも男たちは居酒屋で支払う倍以上の金額のビールやウィスキーを飲んでいくんですね。
それが何だか私には不思議でしょうがない。
「スナックというものはそういうもの」という暗黙の了解のうえに成り立っている。
この一杯にその価値があるのか、なんて考えだしたら払えなくなりそうな・・
そして女たちは昼間働くより倍の時給をもらう・・
こりゃ効率から考えたら昼間働くのがバカバカしくなってもしょうがないよね。
だって時給が倍ということは、単純に言えば、夜働けば昼働くのの半分の時間でいいや、ってことなんですから。
しかもその「夜」というのがまったくの昼夜逆転というような真夜中のam2:00とかam3:00とかに働いている、というわけでもなくPMというその日のうちに終わる仕事だったら、たいしたこともない。
夜得意だわ~、朝早く起きるのは苦手だけど、ぐらいの感覚の人にはうってつけと言えなくもない。



そして「性的サービス」も「これくらいならいいか」という人もいて、そうなるとさらにギャラ的には1ランクアップしたところで働ける。
例えばこの前聞いたところによると、キャバクラというところでは膝が触れ合う角度で座っている、という以外なんのボディタッチもない、んだそうです。(わかりません。店によっては違うのかも)
昔のキャバレーのようなところがキャバクラに時代とともに移り変わったんだ、と思っていた私には
「あ、それだけのことなの?」
と意外でした。
それでまた時給はとなると安くとも3000円以上に跳ね上がる。
こうなるとスナック勤めの人がその現状を知ったら、
「なんだ、やってることは変わりないのに時給が1000円以上も違うなら、私もキャバクラに行くわ」
となるのかもしれません。
そしてどこで「これ以上はしない」という線引きの倫理観をもつのかは人それぞれだしその人が納得していればそれでいいのでしょうけれども、私なら昼間より3倍の時給のところで働いたら、そしてそれでいて何も恐れるようなボディタッチもないのであれば、もう昼間のまともな職業には戻れないと思ってしまいそう・・(いや、実際には目に見えての性的サービスがあるかないかより、「女類」として外見だけの自分を値踏みされるような視線のなかにいること自体が耐えられないので、いっさい夜の仕事はする気ないでしょうけれどね。でもずっと若い年齢の「わたし」だったらどうそれを感じ、折り合いをつけるのだろう、と思うと見当がつかない、というのが本音です。そんなことまったく恐れる気持ちをもたないのか、逆に今よりずっとおじけづくのか・・)



ただ、恐いなぁ、と思ったのでした。
よほど自分の中で「これ以上はしない」という線引きや倫理観を持っていないとずるずるとどこまでも夜の世界は優しい・・
最初はなんのリスクもないスナックなら、と働いていた人が、「え! やることが変わりなくて時給1000円はねあがるなら」とキャバクラで働きだし、そのうち「足触られるくらいなら・・」とかバーを自分で下げていき、ついには「本番がないなら」まで軽く行ってしまうのかもしれない。
「本番がないなら」で倫理観を保っている人は意外にその自分の決めはすぐに飛び越しそうな気がします。
「本番」そのものにそんなにこだわるのはなぜ? って自分に問いかけた時、「いや、気持ちがそこにあるわけではないなら割り切ればいいだけじゃない」となりそうな気がするからです。



こう考えていくと、自分で店をもつ、自分が経営に回りたい、という夢でなく、単なる目先の金額に揺れる限り、どこどこまでもより時給の高い形態のお店に流れていく人の末期がわかるような気がして、そこにまたドラマを感じるわ~なんて。
いやいや、面白がっちゃいけないですね。
夜の世界は入るときは、ずぶずぶとどこまでも優しい・・。
その代り、昼間の世界に戻ろうとしたとき限りなく足抜けが難しい・・。(別にヤクザの世界に見るような足抜けの儀式があるわけではないですが、自分の中の倫理観の問題として難しい)
そしてふっと気付いたときには年齢や外見の問題でもう使い物にならなくなっている・・
そのとき、きちんとお金を管理してきたのではなくその日暮らしのアゲハ蝶のように使ってしまっていたらもう取り返しがつきません。
そんな気がしました。
そして、やはり仕事というものは「どこまでなら許せるか」なんて受け身の発想ではなくて、「自分がその仕事に何を求めるか」という攻めの発想でいないとダメだよなぁ、と思うのでした。










最新の画像もっと見る

コメントを投稿