ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

仏教とオーラソーマとの関連

2012-07-29 09:06:00 | 宗教

昨日は、私がダーリンの月に1度のお参りに付き合っているうちに、自然と観音経と般若心経とは唱えられるようになりたいと思うようになった、という話を書きました。

そして、そもそもオーラソーマと仏教は密接なつながりがあり、それはレベル2の教科書にも載っていることだ、と書きました。

今日は、自分自身の復習の意味もこめて、改めてこのレベル2の教科書に載っている仏教とオーラソーマのつながりについて、皆さんにもお伝えしようと思います。

そもそも、仏教とオーラソーマとは密接につながっている、なぁ~んて言ったって、仏教の何千年という歴史に比べたらオーラソーマはほんのひよっ子なだけだし、オーラソーマが仏教の何を真似したっていうの?って話かと思っちゃいますよね。

私はずいぶん前のこととなりますが、2009年3月7日に「仏教とオーラソーマ」という記事をUPしておりまして、そこでは「天上天下唯我独尊」の意味について述べました。


今一度この意味についてここで述べさせていただきますと、これは、「自分という存在はかけがえのないたった1人の存在で、尊い命を持っている。このことに気付けば、ほかの人の命もまた同様で、すべての命の尊さがわかり、生きとし生けるものすべてが尊い存在であることに気付く。」というものです。

これはオーラソーマで使われる「ブルーグローブメディテーション」そのものだ、と言えます。

そしてすべての命の尊さに気付き、自分もその命の一員なのだ、と気付くとき、ワンネスの感覚を味合う・・ それこそがオーラソーマの目的の1つかもしれません。


さて、2009年の私はそんなことを考えておったのだのぉ、ということで、再び我に返り、その発祥ということでいえばずんずんと先を行っている仏教とオーラソーマがどのように関連しているか、ということについて、改めて教科書をひもといてみました。

それはレベル2の教科書によれば、「三位一体」の概念です。


キリスト教には、「父と子と精霊」という三位一体が存在します。

原子のレベルには、陽子、中性子、電子の3つの要素があります。

アーユルヴェーダにはその体質をはかるものとして「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つの質が存在します。

そしてオーラソーマで使われる色は3原色から始まりました。すなわち「ブルー

、イエロー、レッド」です。

そして、仏教では生きるための智恵として3つの傾向があることがここでは語られています。

その3つの傾向とは、

1.            与えられた状況に対して“YES”と言い、開いていく。物事を取り入れ   る傾向のこと。それはしがみつく傾向と言ってもよい。

2.            与えられた状況に対して“NO”と言い、閉じていく傾向。物事を排除すること。反発すること。

3.            取り入れるべきか排除するべきかわからず、状況にどう対処してよいかわからない傾向のこと。混乱する傾向。


これらは字面だけ見ていると、どれも悪いことのように見えますが、どれも本来ネガティブなものではありません。

それぞれに適度な度合いというものがあり、それぞれの役割を果たしている、というだけのことです。

しかし、それらを意識的に認識していないと、それらが私たちの人生をあやつり、ネガティブな結果をもたらすことにはなるかもしれません。

単細胞のアメーバから複雑な多細胞生物まで、存在するすべての生物は究極的に上記の3つの反応の仕方を持っているんだそうです。

ですからもちろん我々人間もそうだ、ということですね。

そして、これは単なる反応の仕方であり、良くも悪くもないのだ、ということでいえば、「中道をいく」状態である、どれもがバランスよく存在しているのが良い状態といえるでしょう。


この1.「取り入れる傾向」は3原色の最初の色、ブルーと関連しています。

2.番目の「反発する傾向」はレッドと関連します。

そして、3.番目の「混乱する傾向」はイエローの意味合いと一致しています。
オーラソーマのコンサルテーションシートには、クライアントが選んだボトルに現れた「ブルー」「イエロー」「レッド」を数値化してどのくらい持っているかを記入する項目がありますが、それで今現在の自分の反応の仕方がどこに偏っているのか、を見ることができます。


そして仏教では、お釈迦さまが、この反応の仕方と同様のことを苦悩の究極的な3つの原因だ、と説いていらっしゃいます。

すなわち、

1.持っていないものを欲しがる。(ブルーの傾向)

2.欲しくないものを持っている。(レッドの傾向)

3.何が欲しいかわからない。(イエローの傾向)


またまたもう1度言いますが、この字面だけ見ているとそれぞれの傾向ともに悪いことのように見えますが、決してそうではありません。

例えば、ブルーの傾向である「しがみつく」ということは、私たちは肉体にしがみつき、肉体を欲しい、と思うことによって、魂は転生するチャンスをつかむといえます。

魂は肉体を持ち、いろんなことを体験することによってのみ成長できるのですからブルーの質を持ち、「取り入れる」「しがみつく」傾向をある程度持つことも必要なことに違いありません。

ここで、レベル2の教科書にはこのように書かれています。

“ブルーのエネルギーを活用する際に最も適切なことは、信頼と言う質を育てること”だ、と。


そしてレッドのエネルギーについてはこのように書かれています。

“嫌いなものをはねつけようとすればするほど、それをひきつけることになる。この場合、拒絶しているものとの間に距離を置いて眺めることができたとき、それはもう私たちの元へは戻ってこないだろう”、と。

そしてイエローのエネルギーについてはこのように書かれています。

“混乱しているときに唯一わかっていることは、自分はなにもわかっていない、ということだけ”だ、と。

だから、自分が混乱のなかにいる、ということがわかったときは、まずそこから先へむやみに進もうとしないことが大切だ、と説かれています。

そうすると、状況が落ち着き、物事をよりはっきりと見ることができるようになり、ここに明晰性がもたらされるのだ、と。

う~ん、なんて奥深いんだ!

オーラソーマの究極的にシンプルで、かつ真髄を言い当てたコンセプトが、レベル2の教科書のわずか4ページほどの間に記されているなんて!

こんなにさらっと流していいものか!

改めて私はもだえ苦しむほどに感動したのでした。


つまり、信頼することによってしがみつき、取り入れたがる傾向から解放され、距離をおくことによって反発する傾向から解放され、明晰性を保つことによって混乱から解放される・・・

それを仏教は生きる智恵の三位一体として説いており、それはそれぞれブルー、レッド、イエローの色のメッセージとも一致するから仏教とオーラソーマは密接に関連しているんだよ、ということがここで書かれていたのです。

う~ん、なんて素晴らしいんだ! 仏教も! オーラソーマも!





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