充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

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赤色系ブドウ品種の着色向上技術

2014-09-22 | ブドウ(葡萄)栽培
山梨県果樹試験場では着色不良が問題になっている赤色系ブドウ品種の
着色向上技術を開発しています。少し古い農業新聞によりますと着色
始めの1、2週間後に果房上部の葉を1、2枚除くと成熟期に果皮中の
色素のアントシアニン含量が増えて色付きがよくなる、糖度が高まって
減酸も早まるそうです。黒色系品種の「ピオーネ」では摘葉効果はあり
ませんでした。効果があったのは光に敏感に反応する赤ブドウの代表品種
「サニール-ジュ」、「サニードルチェ」、「クインニーナ」、「ゴルビー」
でした。写真トップは病気になったり、ハクビシンに襲われたりした
クインニーナです。


半分着色が悪かったサニードルチェ

別の木のサニードルチェは比較的均一に着色しましたが、この木の
サニードルチェは太陽に向いた側は着色がよく、裏側の着色があまり
よくありませんでした。それなりの時間をかけると着色してきますが、
裂果も発生してきます。下に反射シートをしくとか、摘葉するとか
工夫が必要です。
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