巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

庭で採れたミョウガ

2012-08-12 12:50:45 | 
今年はやけに蚊とミョウガが少ないなあと思っていたが、それは雨が少ないせいだった。

数日前まとまった雨が降ったあと、蚊が大発生すると同時に、庭の片隅にあるミョウガの花蕾が急に大きくなった。

Myoga_2012_1

ミョウガは天ぷらがおいしい…のだが、最近の我が家は全員が年齢も年齢なので、低カロリー志向。

ゆえに、今年もミョウガの甘酢漬けである。

用意するものは甘酢のみ。甘酢は自分で調合してもよいが、ミツカンのすし酢やラッキョウ漬け用の酢を使ってもよい。今回は、ミツカンのすし酢を使用。

基本的には、甘酢にミョウガを漬け込むだけの簡単なものだが。ミョウガに甘酢がしみこみやすくなるように、ミョウガを 1. 塩もみする、2.電子レンジで加熱する、3. 短時間ゆでる、などの作業を加える。2ないし3を選んだ場合は、ミョウガが熱いうちに甘酢に漬けこむ。

また、つくってすぐに食べたいのならミョウガを薄切りや縦2つ割りにし、比較的長期の保存を前提にしているのなら丸のままで。

さて、今回の場合は、、ミョウガのお尻に多少切れ目を入れてたのち45秒ぐらいゆでて、空になった蜂蜜のびん2本分の甘酢漬けを作った。使用したミョウガは採取したものの約半量で、使用したすし酢は約800cc。

12時間後↓

Myoga_2012_2

ピンクが美しい。

Myoga_2012_3

2日ぐらい漬けるともっと味がなれるのだろうが、この段階では生のミョウガのしゃきしゃき感が残っており、これはこれでなかなかいける。

ところで、市販のすし酢といえば、糖分のほうに目が行きがちである。我が家も、ミツカンのサイトを見ながら、最も砂糖が少なそうなすし酢を探し出した。(糖分の関係で、季節限定でまだ売っているかどうかわからないらっきょう酢の選択はなくなった。)が、すし酢で本当に問題なのは、塩分量である。すし酢は塩分がかなり強いのだ。

糖分と塩分の摂取を気にされている方は、面倒でも甘酢を自作したほうがよいだろう。ただし極端に塩分と糖分を減らすと、浸透圧の関係で漬かりが遅くなる可能性があるので、この場合は薄切りにして浅漬け間隔で食べたほうが良いかもしれない。

さて、昨夜も雨が降った。まだ採取済みのミョウガの半量が残っているが、今後さらに庭のミョウガの花蕾がむくむくと大きくなることが予想される。親戚にも一部配るが、しばらくはすべてを忘れるほどミョウガ三昧かもしれない。

関連記事:

「ミョウガ(茗荷)」(2004.09.18)
「んーふっふっふっ…」(2005.08.01)
「ミョウガの花」 (2006.10.04)