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巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

セキュリティソフト変えました

2007-08-01 23:13:07 | インターネット (CMC)
キャノンシステムソリューションズが販売しているNOD32アンチウイルスを、デスクトップとノートの両方にインストールした。NOD32にはファイアーウォール機能がないので、無償版のZoneAlarmもインストールした。以前よりスパイウェア対策に使用しているSpybot - Search & Destroy(フリーウェア、ただし寄付歓迎)はそのまま使い続けることにした。

一昨年まで、シマンテックのノートン インターネットセキュリティを長年使用していた。わたしは古くから、そう、まだ「更新料」なんてものがウイスル対策ソフトに存在しなかったころから、ノートン先生の大ファンだった。最初はファイルにくっついているウイルスしか問題にならなかったので、アンチウイルス。そしてどうやらインターネットでのアクセスにともなう危険性が知られはじめてからはインターネットセキュリティ。

でも、ここ数年、このシマンテック製品はなんだかやたら重いんだよね。すでにパッケージに愛しのノートン先生の顔も載らなくなって久しいし。

というわけで、ついには昨年は更新するのをやめて、メインのデスクトップにはソースネクストのウイルスセキュリティを、ノートのほうはトレンドマイクロのウイルスバスターを、とあえて別々のものを使ってみようとしたわけ。

ウイルスセキュリティは軽いのは良いのだが、どうも肝心のウイルス検知に不安があるらしい。あろうことか今年5月のある更新のあとから、Outlookの送受信を受け付けなくなったり、ブルースクリーンが頻繁に出たりするようになった。OutlookのほうはPCを再起動するといったん問題は解決するのだが、しばらくするとまた同じ現象が起こる。最新版のウイルスセキュリティZEROは安価な上、将来においても更新料の必要なしという、いにしえのウイルス対策ソフトに逆戻りしたかのような大盤振る舞いだが、いくら更新料が要らなくても、肝心の機能に疑問符がつくものは考えものだ。

ウイルスバスターのほうは、ううう、重い。これはノートでは致命的。

というわけで、NOD32をインストールして、ローカルディスクをチェック。ウイルスセキュリティの入っていたデスクトップのほうに、Windowsの脆弱性をウイルスが8つ出てしまった。

結構軽いことだし、当分はNOD32で行くわね。


"You've received a postcard from a School-mate!"

2007-07-23 19:48:30 | インターネット (CMC)
なんて件名のメールがきたら、本文のリンク先にはアクセスしないこと。(件名にはバリエーションあり)
アクセスしただけでダウンロードを実行する、脆弱性を突いたコードをホストしているサイトにユーザを誘導するスパムメールとのこと。

詳細はマカフィーのセキュリティ情報のW32/Zhelatin.gen!emlのページにて。

Zhelatingen

ちゃんとしたグリーティングカードにも、神経質になりそうだ…




3合炊きタイプの炊飯器

2006-10-18 09:06:00 | インターネット (CMC)
13年使った炊飯器が壊れたので、新しいものを買いにいった。これまでの炊飯器はナショナルの5.5号炊きの「ニューロ・ファジィ炊飯」のIHジャー。「ニューロ・ファジィ」なんてことばは、今となっては20世紀の香りがプンプンする。

世は高価な炊飯器ブーム。釜でいえば「本炭釜」とか「旨火ダイヤモンド銅釜」とか「土鍋釜」とか。炊き方でいえば「7段圧力」とか「AI炊飯」とか「ナノスチーム蒸らし極上圧力炊き」とか「超音波大沸騰圧力」とか「新かまど技」だとか。よくはわからないが、白米のみならず、近頃はやりの無洗米や玄米などもおいしく炊き、しかも炊きたてに近い状態を長時間保ったまま保温することができるらしい。

ところでわが家の食生活では、何合炊きを買えばいいだろうか。そういえば、13年使った炊飯器で、いったい何合の米を炊いていたのかを考えると、通常は1.5~2合。多くても3合で、しかも3合炊くことはごく稀。わが家はおかず食いなので、ライフスタイルを考えれば3合炊きで十分なはずだ。

しかし、3号炊きタイプは上位機種のものがなく、選択の幅が狭い。しかしさらによく考えると、わが家で食べている米は高級ブランド米ではなく、あきたこまちの無洗米だ。いくら、炊飯器を最高のものにしたところで、米の味は最高にはならないだろう。というわけで、別に下位機種でもよいので、3合炊きを購入することに決定した。

事前にkakaku.comで調べてみたものの、昨今の炊飯器につぃてはいまいち不明な点が多かったため、池袋のビックカメラ本店で3合炊きコーナーでIHジャーの現物をしばし物色してみることにする。が、ここで3合炊きでは、不都合があることに気づく。

つまりわが家が3合の米を炊のは、炊き込みご飯のときなのだ。それも炊き込みご飯の素に3合で炊くようにとの指示があるため、3合を炊いているのだ。しかし白米3合が炊ける最大量のタイプには、炊き込みご飯は2合までしか炊けないものがある。これでは炊き込みご飯が炊けないではないか。

というわけで、急きょ白米3.5合のもだけを購入対象にすることに決める。こうなると選択の幅はいよいよ限られてくる。

Rice_cookerしかし幸運なことに、ビックカメラ池袋本店の3合炊きタイプの売れ行き第1位は、3.5合炊きであった。しかもこの1位の機種のみ、中身の入ったダンボールの箱がドーンと目の前に積んである。他の機種は忙しい店員を呼んでとってきてもらわなければならないが、こちらも忙しいので店員を呼ぶのは面倒くさい。そこで、深く考えずに、目の前に積まれているダンボールの箱の一番上のものをピックアップしてレジへ。この機種とは三菱のNJ-HS06で、税込み20,800円也。

家に帰って、まずいつものあきたこまちの無洗米を炊く。以前の炊飯器よりモチモチと炊けており、炊飯器の着実な進化を実感する。だが、あきたこまちでは満足しない誰かが、いつのまにか魚沼産こしひかりの新米を買ってきていた。これで炊いてみたところ…

おかしい。なんだか変だ。わが家はおかず食いでご飯はあまり食べないはずなのに、さっきからおかずが一向に減らない。みな一心不乱に江戸むらさきでご飯を食べ続けている。これはまずい。わが家の場合、「おかず食い」とはいっても、そのほとんどが火を通した野菜類であり、肉魚類はぽちっと。大量の野菜で健康を維持しているのに、ご飯にかたよってしまっては。それに良いお米は、家計にはよくない。

しかし、このクラスでこのレベルのご飯が炊けるのなら、最上位機種で炊いたご飯は、いかなる味・食感なのだろうか?

ところで、今回購入したIHジャーに計量カップが2つついているのには、時代を感じた。ひとつは白米用。もうひとつは一回り小さい無線米計量用。それだけ無洗米がポピュラーになったということだろうが、次に買い換えるときも無洗米のカップとメニューがあるのだろうか。そして、外見も今の炊飯器と同じように、メタリックなものが主流のままだろうか? それともさらに進化して、今は考えられないような炊飯器が現われるのだろうか?

数年から10年以上先になるであろう次の買換えも楽しみではあるが、とりあえずは今回買った炊飯器が壊れるまで、これで米を炊き続けよう。


ブログ人のバージョンアップとブログ観

2005-12-26 19:32:36 | インターネット (CMC)
年末というものは、なにかと締め切りに追われるものだ。というわけで、約1週間自分のブログにアクセスすらしていなかったら、ある日「あなたのブログにアクセスできないが、ブログをやめたのか?」とのメールをもらった。ブログ人が大規模なメンテナンスを時間延長で行っていたことを、そこで初めて知った。スミマセン…

当初予定されていた時間を大幅に延長してメンテナンスを終えた結果、またもやブログ人は結構なクレームをうけたまわっているようだ。

「またもや」と書いたのは、ブログ人は、バージョンアップのためのメンテナンスのたびに、何らかのトラブルを起こしているような印象があるからだ。「印象があるからだ」としたのは、実はそれが100%事実かどうか、わからないから。「トラブルでエラい目にあった」という負の記憶は、「メンテナンス後なかなか順調」や「すばらしい機能を追加してくれてありがとう」という正の記憶より、強烈に脳内に残りやすいものだ。

さて、kwmrさんのブログ「いい感じ」の記事「ISPとしてのブログサービス」にも書かれているように、同じTypePad系サービスでもでもOCNのブログ人とニフティのココログは違う路線を行くようである。これは興味深いことだ。というのは、個々のブログの利用者が心の中で漠然と考える「ブログとはなにか?」の認識は、その人間が使うブログの機能に大きく影響されるような気がするからだ。

以前、ある特定のブログサービスの利用者を対象にブログ研究をしている方の認識が、「ブログ≒ウェブ日記」だったのでびっくりしたことがある。この研究者からは「ブログのトラックバックには何のメリットがない」という意見も聞いた。

わたしのブログに対する考え方とあまりにも違うためにびっくりして、その研究者が調べているブログサービスに加入してみた。やはりというか、このサービスの使用方法の解説には確かにブログを日記としてとらえるような記述が多かった。しかもこのブログサービス内でコミュニティを形成しやすい仕組みになっていて、サービス全体がある意味「閉じている」印象があった。

この研究者とわたしのどちらかが間違っているわけでもなく、こういう認識と(いうか「主観」)の違いは、使っているブログやブログサービスのプロバイダの性質(あるいは「戦略」かな?)に左右される部分が結構あるのだろう。この意味で、ブログ人が大容量コンテンツ配信としてのブログの利用を考慮したディスク容量の大幅アップが、将来のブログ人ユーザーのブログ観にどのような影響を与えるのか、興味深い。

わたしと一緒にブログの研究をしているjoshさんはココログ・ユーザーだ。同じTypePad系ということもあって、両者の間に今までブログに対する認識に対する目立った違いはなかったようだが、ブログに対する見解の違いは徐々に大きくなっていくかもしれない。

ところで、昨日わたしはこのブログのテンプレートを変えた。なぜか?

お察しの通り、ブログ人のメンテナンス修了後に、表示の不具合がこのブログにも現れたからだ。IEでこのブログを表示すると、タイトル「巣窟日誌」の表示が乱れるようになってしまった。またプロフィール画面は、文字部分がまったく表示されなくなってしまった。というわけで、急きょテンプレート変更。あまり気に入ってはいないテンプレートだが、以前に記事に貼り付けた写真が上手くおさまるものを、とりあえず選択しておいた。まぁ、きちんとしたデザイン変更はそのうちに…

[トラックバック]
 「ISPとしてのブログサービス」 (いい感じ)
 「(メンテナンス工事終了)機能拡張と容量追加を実現しました」 (ブログ人メンテナンス情報)


ブログはウェブ日記なのだろうか

2005-10-19 00:03:15 | インターネット (CMC)
ブログをウェブ日記に非常に近い位置づけと考えて、ブログを研究している人は結構多いらしい。

ブログをウェブ日記として使う日本人が多いことはわかっているが、が、わたし自身はブログを更新が簡単でリンク機能が充実したウェブサイトの一種ととらえていた。そのため、「ブログはウェブ日記の一種」と言われると、奇妙な感じがする。

わたしは自分がブログで書いているのは、駄エッセイのようなものだと思っている。エッセイは日記とは違う。実際に、ブログを更新するほかにPC上で日記もつけているが、同じ日付であっても、日記とこの巣窟日誌の記述が、一致あるいは一部でもかぶることは皆無だ。

わたしとブログに関する共同研究をしているjoshさんも、ブログをウェブ日記とは考えていなかったらしい。だから「ブログ≒ウェブ日記」との前提で展開されている研究をみて、当初は2人で戸惑ったものだ。

でも、少なくとも「ブログ≒ウェブ日記」と定義している人が結構いることは、わかった。

ではなぜ、そう考える人が多いのだろう?ウェブ日記からブログへ移行した人が多いのだろうか? あるいは最初にどのブログサービスを使ったかによって、個人の心の中でのブログの定義は変わるのだろう? それとも、日本人はネットで日記を書くことが好きなため、ブログは次第にウェブ日記になってしまうのだろうか?