Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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謡の降る街

2008-09-23 22:50:22 | ふるさと・石川
しばらく、ネタはライトな感じで。

話は飛んで、久しぶりにふるさと石川のお国自慢をしよう。

私は、今、祖父の使っていた硯を使って、自宅で書のお稽古をしているのですが、私の祖父は大工でした。

私が3歳ぐらいの時に、当時としては珍しかったのかもしれない「ガン」で亡くなってしまいました。

最近、実家に帰ると、母は古い写真を見せては、跡継ぎらしい跡継ぎのおらぬ我が家のルーツを熱心に私に伝えようとするのですが、

その中に、「紋付・袴」で伝統芸能らしきものを披露している祖父の写真があります。

じいちゃん、かっくぃいーーーー

で、何をしているところかと母に尋ねると、

どうやら、謡曲らしい・・・

謡曲は、能楽の舞台のバックで流れている節のついた歌(?)みたいなのこと。

金沢は、前田藩の庇護のもと、古くに能楽(宝生流)が広まった地域であります。

姉のレクチャーによると、

百万石の伝統芸能は、町人が育んだものと言われており、昔の庭師や大工も、例外なく謡をたしなんでおり、職人が、仕事中に高い所から謡っていたので

金沢は、密かに「空から謡が降る」街と言われるのです。

祖父も、新築の際の棟上式では「鶴亀」を謡っていたのだろうか・・・

今となっては確認するすべもないけど、想像しただけでも、昔の加賀の職人さんのシブイさにはシビレます。

ちなみに、幼い頃、テレビのCMで「たぁかぁさぁごぉ(高砂)やぁ・・・・」って流れてくるのに、子供ならではの神々しさを感じていました。

この硯は大工仕事の中で使われたものと思います。

凹んだ硯の跡を墨でなぞることで、話した記憶のない祖父とのつながりが感じられるような不思議な気分です。

かねてから目標だった「たしなみ」を持つ暮らしを、時間を見つけて楽しんでいます。

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コメント (2)
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