Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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血のつながり

2007-01-29 23:14:28 | 家族とのかかわり
昨日、産業カウンセラー試験の後、従姉妹に会いました。しかも初めて会うので、
ちょっと緊張したかも。

父は、戦中・戦後の混乱期に5人いた兄弟と離散しました。ですから戸籍上は祖父母の養子でひとりっ子です。

しかし、自分のルーツを戸籍を頼りにたどり、離れ離れになった兄弟と連絡を取り、かなり強引に血縁を手繰り寄せ、弟とは東京に出てきた時に何度か会っていたようです。

母親が異なる5人兄弟でしたが、父と弟は唯一、血がつながっていて、その弟の娘さんと訳があって会うことになりました。偶然にも、この日は父の弟(私の叔父)の命日。

私は父から、離れ離れになった5人の兄弟のことを度々聞かされていましたが、会ったいとこは何となくは知っているけど、

自分の父親のルーツはほとんど知らず、私が説明を加えながら、母から預かってきた若き日の兄弟の写真を手渡しました。

その叔父さんが亡くなった時、千葉での葬儀から戻った父の背中が本当に小さくて寂しそうだったのを覚えています。「本当に1人になってしまったなあ」とぽそっと。

(1人になってしまったって、あなたねぇ、娘たちともしっかり血がつながってるんですけど・・・)

それから、父には不思議なことが起きていて、まだ存命ですが、父母が京都を旅行した時に、東本願寺に立ち寄り「戒名」を作り、

その戒名の中に「成正」という2文字があるそうです。それを見た時に父は不思議な感覚に見舞われたそうです。
(ちなみに私は3歳の時に戒名いただきました・・・・)

後でその感覚を紐解くと、生き別れた兄と弟の名前の一字づつを取ったものだったことに気づき、あまりの偶然に母は身震いがしたと言います。

母は、親戚縁者には恵まれ、父の生い立ちを不憫に思う気持ちもあったのか、今回の私たち従姉妹同士の対面には力を尽くしたようです。そんなところはさすがに本家の嫁です。

父が行動を起こさなければ、息を吹き返すこともなかった血のつながり。金沢は血縁を大切にする土地柄ですので余計そうなのかもしれません。

今年は年男の父です。大きな病気で倒れながらも、そこそこ元気です。

父が好きな小説家は山本周五郎。父が愛読する小説から何か娘に語ることのなかった何かがわかるかもしれません。いつか私も読んでみたいと思います。

あまり考えたことのないことをしみじみと感じました。
時代は変わり、私は姉のブログで近況を確認する日々でございます。

何か心にひっかかったらぽちっとよろしく。



コメント (2)
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