Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

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自尊欲求

2006-12-11 23:05:36 | 産業カウンセリングのこと
私は、自尊心が強いと思います。

「やればできる」と言われて育てられ、ある程度のことはできたし、親からはそこそこ誉められ、認められて育っていることもあり、「自分ならできる」という妙な自信が無意識のうちに働いています。

「絶対できない」と思うことは避けているのでしょう。それゆえ、今のところとんでもない敗北感を味わったこともありません。(ん、惨敗?1回あるね・・・)

仕事にしても、多くの場合、根拠のない自信が働いています。

そんな力あるのか、ないのかわかりませんが、やればできるんじゃないかと思っているところも多々あり、「うぬぼれた一面」」を最近まで認めることができずにもいました(笑)。

人から認められないという事態に陥ると相当へこみます。認められないどころか、けなされる、攻撃されるという事態などは耐えがたいことです。

そんな経験をこの1ヶ月経験をしました。だいたいそんなことこの年で、生まれて初めて経験し、しんどかったですねぇ・・・

自分自身、何をするにしても人に囲まれた今の仕事を選び続けていく以上は「相手の自尊心を大切に考える」ということはmustだと思っています。人それぞれ違っていてもいいと思うのですが、それは私の「ツボ」なんだと思います。

おそらく自分が傷つけられたら嫌だから、人の自尊心も傷つけないということなのでしょう。

転職活動の中で、面接で「職場の人間関係で大切に考えることは?」の類の質問は何度かされましたが、その都度、「相手の自尊心を大切に考えることです」と回答してきました。

どうやら、人がなかなか定着しない課題を抱えた組織に迎えられてしまったようです。

なぜ採用されたか、1ヶ月してわかったようなわからないような・・・(苦笑)

おなじみの「マズローの5段階欲求説」

1) 生理的欲求
2) 安全欲求
3) 所属と愛の欲求
4) 自尊欲求
5) 自己実現の欲求

でも「自尊欲求」は高次の欲求と位置づけられています。

それぞれの欲求が重なりあいながら、より高次の欲求を満たそう、より良く生きようとする訳ですが、誉められもせず、承認もされず、自分にとって成長の可能性を仕事に見出いだそうとすることは苦痛だと思います。

だからこそ、自分の自尊心だけでなく相手の自尊心も大切にしなくてならないと考えます。

欲求不満耐性(フラストレーショントレランス)

この1ヶ月満たされなかった私の「自尊欲求」ですが、この欲求不満の状態をよく辛抱しました。

ちょうど産業カウンセラーの筆記試験にも関連することから心のあり方として意識していたのだと思います。教科書的に欲求不満耐性を高める方法としては、

1)欲求の満足を断念する。あるいは断念させる。
2)欲求の対象を変更する、変更させる。
3)欲求の満足を一時我慢して延期する、あるいは延期させる。
4)肯定的な自己概念・自己イメージを持ち、また他者から受容される。
5)正当な自己主張(アサーティブな態度)を身につける。
6)柔軟でオープンな態度を身につけ、率直に人に援助を求める
7)不安、心配ごとは、その原因を早く突き止め、解決するようにする。
8)自分自身の性格や態度について客観的に考えてみる。

とあるのですが、本来なら5)などを発揮し、より積極的に解消したかったのですが精神的に多少混乱したこともあり、この度は4)の方法でなんとか乗り切ったようです。

ふらついた自分の軸を一度冷静に立て直す。

ちなみに、げんなりした夜は寝る前にアメジストを握って寝てたりもしました。何をもってしても状況を好転させたかったのでしょう。

この1週間ほどは、ようやく高速運転にギアがチェンジされ、先が見えてきました。

このように苦渋に満ちた時間が、この組織で業務に取り掛かる上で全ての人が通らなければいけない関門であることは甚だ疑問ですが、これから職場で人員を拡大していく過程においてはあまり無駄なエネルギーとコストは使わなくてすむようにしていきたいと思います。

まず、足元を固め、一歩づつ周囲との信頼関係を強化し、発言力を高めていきたいものでございます。

何か感じることがありましたら、今日もぽちっとお願いします。

コメント (2)
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