Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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心ゆさぶる絵

2006-01-31 23:46:26 | 自分にチャージ
晴天に恵まれ絶好の観光日和。朝から湯畑そばの共同浴場「白旗の湯」に入る。湯の花が浮かんでおり、飽きずに温泉気分を満喫。

草津といえば「時間湯」。湯長さんと呼ばれる入浴指導者(?)のような方の指導による集団入浴らしいのですが、この時、高温のお湯を冷ますために、板でお湯を揉み、そしてウォーミングアップのために行われるのが「湯もみ」。湯もみショーを見て、もちろん湯もみを体験!なーるほど、あのアツーいお湯はお水で薄めずにこうして冷ますのかと体験学習的ひととき。草津おどりもなかなか風情がありますな・・・。すっかり観光客です。

おみやげ物屋さんを覗きながら、「片岡鶴太郎美術館」へ。鶴太郎氏の描く絵は、テレビで紹介される度に、生命力が感じられるタッチに惹かれ、実際に見てみたいなあと思っていた。魚、果実、草花など、見覚えのある絵もあり親しみを覚える。ところが、歩みを進める中で非常に印象に残る絵に出会ってしまった。

「寝観音」という絵だ。浅間山はその稜線が観音様が寝ているように見えるためそう呼ばれているらしいが、この絵のできあがるまでのプロセスを知るにつれ、何だか涙が沸いてきた。赤と黒で書かれたこの絵だが、もともとは多色で描かれたものを、納得がいかなかった鶴太郎氏がやりきれない思いで真っ黒な絵の具で何度も塗りつぶした。そのうち、重ねた絵の具が乾き、粉状になったところをふき取ると、過去に塗られた色が絵も言われぬ具合で浮かび上がったとのこと。その瞬間、鶴太郎氏が震え、感じ、思ったことはこう記されていた。
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前にやったこと、つまり過去、現在の自分、そして未来、すべてはひとつにつながっていると。失敗は失敗ではないんです。絶対に諦めてはいけない。失敗を成功につなげるために今を頑張るということです。(ポストカードの説明文より一部引用しました)
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私には失敗を失敗と認めない癖がある。実はこのことは謙虚に認めるようにしていて、あまり固執しないようにしてきた。また、長い間、苦しい時間を過ごしたが、その時間を葬り、似たような苦しさに陥りがちな自分の生き方に決別したかった。そうすることの意味も徐々にわかってきた。

しかし、エニアグラム的に考えると、過去も現在も未来も私をつなぐ、私を動かし続ける一貫したエネルギーがあるはず。それは複数あるかもしれない。このエネルギーまでも、決別したい生き方の悪い癖と一緒に手放そうとしていないか?実は、最近、自分に疑問を持っていた。手放してはいけない自分のエネルギーの源泉を、エニアグラムや交流分析から少し離れて見てみたいとも思っている。この絵を見てそんなことが心をよぎったのだろう。

溢れてくる涙に何の意味があったのかはわからない。「手放したい生き方」と「良くも悪くも自分を強く突き動かすエネルギーをコントロールすること」は別物だ。「エネルギー」を活かす「生き方」が必要であり、何をもって、どう生きるかは、自分と相談して決めたい。

涙に意味があるとしたら、自分に相談なく、ただ手放そうとしていた自分のエネルギーをいとおしむ涙だったのではないかと思う。やはり、まだ自分と親密ではないことに気づく。
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開運するか?

2006-01-31 21:44:36 | 自分にチャージ

どこに行くにも、女性を1人で泊めてくれる宿を探すのは難しい。

1週間前から寝る前に眠い目をこすり探し、何とか見つけた宿は「湯畑」から2~3分ほどの「素泊まり」の宿「開運亭」。写真で見るに少しレトロな感じは受けるものの、インターネットでの口コミでは悪くないようで、贅沢は言わずに、「草津は湯治場」と自分に言い聞かせてありがたくお世話になることとした。

かなり庶民的なお宿。フロントに置かれた小学校の教室にあったようなストーブが強い暖を放っており何だか懐かしい暖かさとにおいがする。ルームキーをもらい、予約の時には「洋室」と聞いていたがふすまを開けると「和室」。まあ、どっちでもよかったので、そのまま入る。これまた懐かしい・・・。大学時代の遠征で泊まったような部屋。おそらく古いのだろうけど、質素で清潔で特に困ることもなさそう。暖房の加減も良く、「湯治」にはふさわしい宿とジャッジ!

荷物を置いて、宿の近辺を物色。何せ、夕食は自分でお店を探さなければならない。宿には「萬年屋」という食事処が隣接していて、まいたけを使った食事が好評と口コミされていた。でも、いろいろ見てみたいという思いからさっそく散策。再度、湯畑方面へ。しかし、お酒が飲めない女の一人旅・・・・難しいねぇ~。

結局「萬年屋」で「まいたけセット」を注文。予想どおり、まいたけのうどんと炊き込みご飯が出てくる。高炭水化物な食事ではあるものの、個人的には「まいたけ好き」なので、かなりの量ではありましたが、みごと完食!お味もGood、まいたけのしゃきしゃきした感じと、コクのあるご飯、細いけどもっちりした麺。ガイドブックにも紹介されているだけあるなぁと満足気味。草津について予習ができていないので、お店にある「るるぶ」や「じゃらん」などのメジャーな旅行ガイドブックでお勉強。&お腹を落ち着けないとお風呂はちょっと難しいので休憩・休憩。

お風呂は女性は小さめなんだろうと思う。さて、期待のお湯は・・・・

アァツーーーイ!!
し・か・も「ピリピリ」するぅぅぅぅーーーー

何とパンチの効いたお湯なんだぁぁぁぁーーー!
ついでに部分的にかさつく乾燥肌には刺激的すぎるぅぅぅ・・・

あっつ、しまった!油断した隙に目に入ったぁぁ!?
網膜・角膜が破壊されそうな激痛ぅぅぅーーー。
助けてぇぇ(マジ涙)

この宿だけが?と誤解があってはならないのですが、これが草津のお湯の特徴とのこと。そんなこんなで驚愕のお風呂体験。興奮冷めやらぬも、暖かい羽毛布団で快眠モード突入。

翌朝は、朝食なしだと思っていたのに、準備してくださり、翌朝7時の時間指定は合宿並みではありますが、「鮭の塩焼き」ぢゃない「ぶりの照り焼き」がジューシーで、「がっつり」いただきやした。

宿の名前にあやかり開運したいものである。
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「上州湯めぐりの旅」はじまりは・・・

2006-01-31 20:50:33 | 自分にチャージ

次の会社に入社するまでの束の間の休暇。いろいろ迷ったが、仕事もラストスパートの頃、気がついたら参加しようと思っていたツアーの予約の締め切りを過ぎていて、結局、自分で「上州湯めぐりの旅」を企画。行き先は草津と伊香保。

出発の日の前日は友人宅に泊まり、徹夜明け(苦笑)。旅の準備も熱心にせず、出発の朝を迎えた。女性の一人旅、今どき多少の忘れ物があっても何とかなるさと、新宿駅南口12:00発のバスに乗るため家を出る。お金を下ろしても15分前には着くなあと思っていたのに、山手線が遅延していてヒヤヒヤさせるゼ。少し心配になった。それでも5分前には乗り場に着くペース。しかーし、とんでもないことが起きてしまった!お金を下ろそうと思ったら

財布にキャッシュカードがなーーーーい!!

荷物を置いて、とにかく、探す!さがす!サガス!それでもなーーーい!
なんでだぁぁぁーーー

メインのカードはクレジットカード機能付で、昨夜確か通販サイトのクレジット情報を変更したままPCの脇に置き忘れていることに気づく。給与振込み口座のキャッシュカードは年末にATMで取り忘れ、銀行にお預け中。お給料日から一銭も下ろせていない。

何たる失態なんだ!

それでも何とか乗り場で時間帯の変更、2時間後の次の出発時間に変更してもらう。とにかく急いで自宅に帰って一刻も早く家に戻ろう、時間のロスは許されない・・・。久しぶりに心臓がドキドキするのを感じる。が、中央線でお茶の水まで来たあたりで、どう考えても2時間で新宿と我が家を往復できないことを潔く認めなければならないことを知る。どうやら最寄りのJRの駅で払い戻しができるようなので、JRとバスを乗り継いで何とか18:00に間に合うように行こうと気持ちを切り替えし、キャッシュカードを取りに部屋へ戻り、JRでどうやって行けばよいのかインターネットで調べて建て直しをはかる。

こんな旅の始まりを、「不運は使い果たした!」と気分を切り替えて、駅に向かう。とりあえず新幹線に乗る。目指すは「JR長野原草津口」、高崎で乗り換え、特急がなかったので吾妻線という各駅停車でトロトロと。17駅はさすがに長い。駅に着き、ここからはバスに乗り換えて草津温泉へと向かう・・・。17:00を過ぎて人はさすがにまばら。25分ほどで到着。勉強不足で知らなかったのだが、標高は1000mを超えているらしい。

しかーし、ここでも気づく。旅館の地図を持ってくるのを忘れた・・・・。予約をするのにあんなに苦心したぢゃないかーーーー。なんてアリガタミのない人なのかしら、ワタクシって。

だいたい私はこの旅に際し、ガイドブックらしきものもインターネットで集めた情報も一切プリントアウトしていない。なんてテキトーな人なんだろう。宿の場所ぐらいは控えてくるべきだろう。幸い、バスターミナルの前の旅館案内所で地図をもらい、草津のシンボル「湯畑」を目指す。暗くて、いったんは反対方向に向かう。間違ったことに気づくのに時間はかからず、おみやげ物やのおばちゃんに道を聞き、ようやく宿に向かうことに。

硫黄っぽいにおいがして、湯気とイルミネーションの向こうに「湯畑」が開けて来た。

何だこりゃ!?すっごぉぉーーーい!

見たこともない光景に感動し、目がランランと輝く。
生まれ故郷の北陸の温泉とは全く違う、ワタクシごのみワイルドな雰囲気。
かなりツボにハマり何だか草津が好きになりそうな予感ですな・・・
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