Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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自分のお手あて

2006-01-08 13:57:48 | 自分のお手あて
昨年の終わり何気に自分に共依存的な傾向があったことをブログの中で触れたが、私のブログに遊びに来てくれるhanaさんのブログで何とも腑に落ちる本を紹介していただいた。今、その本を読んでいるところだ。hanaさん、ありがとね。

共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち

講談社

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実感しているのは私は今、共依存からの緩やかな回復時期にあり、そして再度その状況に陥らない為の自分なりの方法を自分で探したり試みたりしているところなのではないかということ。すでに過去のことになりつつあるが、今度はその状況に陥りそうだということに気づいたら、まずはすごく簡単な方法で自分を助けたいと思う。

燃料切れのアラームが鳴っているとわかって走っている、あるいは燃料が十分でないと気づいたら自分に手当てをしたい。私はこのことをすぐ忘れてしまう(苦笑)。わたくし的用語の「自分のお手あて」・・・・。人によってそのベストな方法は違っていると思うが、私に必要な方法はズバリ自分の「心」と「体」に手を当てることだと思う(笑)。最も簡単なのは実際に「体」に手を当てることで、自分の肌・胃腸・筋肉に直に触れることだ。肌を愛で、体に老廃物を溜めない、筋肉を伸ばし血やリンパの流れを良くする。信じられないことかもしれないが、私の場合はこんな当たり前なことが間違いなく共依存の状態だった時はできなかったのだ。これから、もし、愛着しすぎるものが新たに見つかったら、目を離す行動として自分に目を向けるそんなシンプルな方法を忘れたくないと思う。それは根本的な解決にはならないのかもしれなし、安易な方法かもしれないが、まずは簡単にできる方法を選択し、当たり前のように習慣にすることが私には必要かと思っている。

難しい方法よりも「シンプル」で「持続可能か?」が結構ポイントだと思う。

「心」は心の音を聴く。大きく揺れる音や騒がしい音を鎮める。そういう時は何か違う音を聴かせるのが簡単なようだ。ベートーベンの「運命」のように「ジャジャジャジャーン」と始まり激しく駆り立てられる自分に気がついたら、ショパンの「別れの曲」で駆り立てられ過ぎる自分とさよならする感じっていうか・・・。もちろん曲の持つ言葉の力も借りる。自分だけでできることの限界を知り、別のエネルギーをもらう。

空っぽで走り続ける、自覚している3回目の失敗。もうすこしだけ共依存については理解を深めておこう。卒業するために。
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ぶれない軸足を

2006-01-08 12:26:37 | 消費生活アドバイザー的に
久しぶりに今日は採用の面接に入った。しばらくコールセンターの現場に行っていたので、少し新しい気分で応募者に向かう。今日は3名面接をして3名とも採用できなかった。こういう面接は苦戦する。採用しても大丈夫だろうという方の面接は比較的苦労はしないが、微妙な場合の判断には慎重かつこちらも多少粘り強く質問と聴くことを繰り返すので応募者とはしこりを残さない範囲でのせめぎ合いとなっているように思う。できるだけ当社での仕事の可能性を見いだしたいし、新しい仕事への気づきを促すことや仕事についての動機づけなどの教育は採用時からすでに始まっているというのが私の独自の勝手な面接スタイルだ。

私の仕事の中にはコールセンターでの応対品質のクオリティアシュアランス(品質保証)の業務があり、自分の強み・関心そして責任はこの仕事にあるのではないかと思っている。自分の軸足は何かといま一度整理したくなった。

私の仕事の軸足は「企業と消費者のコミュニケーション」というところにある。消費生活アドバイザーという資格を取得して以来、顧客対応部門でのコミュニケーションについて関わることで所得を得ている。これからもそれは変わらない。それどころか今以上の専門性が求めらることになる。その中で、交流分析やエニアグラムのエッセンスを適切に取り入れることで多くの電話応対者のコミュニケーションの視野は広がるだろうし、問題解決の選択肢も増えると思う。

交流分析やエニアグラムを現実生活の中で利用したり、確認したりすることはもちろん続けるつもりだが、私の仕事上のミッションは「カスタマーフロントで働く人たちとともにお客様とのコミュニケーションの楽しさ・難しさに気づき、一緒に問題を解決すること」だと考えている。コールセンターでの雇用の主力はフリーターや派遣社員が中心となる。顔の表情が見えない電話コミュニケーションに職業経験とりわけ接客経験が浅い若年労働者が従事する場合は戸惑いも多いはずだ。

個人的に、こういう仕事ではOJTトレーニングの良し悪しが業務の継続に果たす役割は大きいと思う。現場で仕事のやりがいや楽しみ・喜びを語られるOJTリーダーがどれくらい現場にいるかは不明だが、フリーターやニートの雇用問題が深刻化する中で、私にできることがあるとしたら、体を動かしたり、知恵を絞ったり、「現場で」「一緒に」「仕事に必要なスキル」を身につける「トレーニング」を積むことだと思う。なかなか目立った行政の施策が功を奏さないが、私は私なりに現場の業務を通じて、自分で働いていくたくましさを支えるお手伝いができないかと思う。

交流分析やエニアグラムを、コールセンターという効率・応対品質のベストバランスが求められる職場環境の中でお客様とのコミュニケーションへいかに上手く絡めていくか。仕事と学びのベストバランスで相手のストライクゾーンに入るサービスを考えていきたいものだ。

軸足や自分のドメインはしっかり持ち、仕事とプライベートの学びの過度な混乱をしないようにしたい。
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2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
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