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ユリゴコロ

2017年10月16日 | 邦画(17年)
 『ユリゴコロ』を渋谷TOEIで見てきました。

(1)久しぶりの吉高由里子主演作というので、映画館に行ってきました。

 本作(注1)の冒頭は、車の中。
 乗っている千絵清野菜名)が、「お父さんが、あなたを男手ひとつで育てたなんて」と言うと、運転をしている亮介松坂桃李)は、「母は、僕を助けようとして、…」と言って(注2)、車のスピードを上げ、前の車を乱暴に追い越します。千絵が、「こういう運転はやめてね」と注意すると、亮介は「うん」と頷きます。

 次いで、亮介が営むペンション&カフェ「シャギーヘッド」。
 亮介の父親(貴山侑哉)が、「良い店になったな」と言いながら現れます。
 亮介は、千絵を父親に紹介し、「俺たち、結婚します」と言います。
 千絵が「よろしくお願いします」と挨拶すると、父親は「至らない息子ですが、よろしく」と応じます。

 翌日、千絵から亮介に電話があり、「風邪気味なので休みます」とのこと。
 それで亮介は、様子を見ようと、夜になって千絵の住むマンションに行ってみます。
 ですが、ベルを押しても反応がありません。
 持っている鍵を使って中に入り、「千絵」と言いながら廊下を進むと、部屋の中はもぬけの殻。亮介はその場にへたり込みます。

 次のシーンでは、父親が亮介に、「膵臓がんは末期で、もう無理だそうだ」、「手術はしない」、「できるだけ家で過ごしたい」と話しています。

 亮介が実家に戻って、「ただいま」と言いながら家の中に入りますが、誰もいない感じです。
 それで、父親の部屋に入るものの、そこにも父親はおらず、ふと見ると、押入の襖が少々空いているのに気が付きます。
 襖を開けると、上段に段ボール箱が置かれていて、その一番上に茶封筒があり、その中から表紙に「ユリゴコロ」と記載された大学ノートが出てきます。
 好奇心にかられて、亮介はそのノートを読み始めますが、次のような文章が書かれていて、本作の主人公の美紗子吉高由里子)が読みあげる声が流れてきます。
 「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通とは違うのでしょうか。…」

 画面には、ノートに書かれている出来事と重なるように、美紗子の小さい時分の様子が映し出されます。
 医者が、幼い美紗子(平尾菜々花)に、犬やバナナが描かれているカードを見せ、「リンゴ」とか「バナナ」と言いますが、美紗子は黙ったままです。
 医者は、付添の母親に、「お子さんにはユリゴコロがありません」「言葉を発するには、何らかのユリゴコロが必要なのです」などと話します。

 大人の美紗子の声。「初めての場所に行くのが苦痛でした」「目に見えないたくさんのトゲが私を突き刺してくるようなのです」「いつも恐怖でした」「それは、わたしにユリゴコロがないせいだと思いました」「私は、私のユリゴコロを必死で探しました」。

 こんなところが、本作の始めの方ですが、さあ、これからどのように物語は展開するのでしょうか、………?

 本作では、過去の自分の行動についてサイコパスの女性が書きつけたノートを偶然目にした青年と、その女性とが思いもよらないところからつながってきます。本作はミステリー物ながら、ラブストーリーでもあり家族愛の物語でもあり、なかなか複雑な構造をしています。加えて、久しぶりの主演作である本作において、吉高由里子は彼女ならではの演技を披露しています。ただ、「ユリゴコロ」とは何かなかなか捉え難く、また原作小説からの改変が上手くいっていないように思える箇所もあるように思いました。

(本作はミステリー物ながら、以下ではいろいろとネタバレしていますので、未見の方はご注意ください)

(2)本作のタイトルである「ユリゴコロ」については、美紗子の大学ノートに、上記(1)で見るように、「お子さんにはユリゴコロがありません」「言葉を発するには、何らかのユリゴコロが必要なのです」と医者が言ったと書かれていたり、「私は、私のユリゴコロを必死で探しました」と美紗子が述べていたりします。
 その後では、「ユリゴコロという言葉がないのは知っていました」「たぶん、医者は「拠り所」と言っていたのでしょう」と美紗子が書いています。
 さらに美紗子は、親友のミチルを池で死なせてしまった時に、「喜びに近い感覚を持った」「その時から、死がユリゴコロになった」と言っています(注3)。
 こうしてみると、主人公の美紗子は、死を心の拠り所にして(死がユリゴコロとなって→殺人を犯すことによって)はじめて、まともな生活を営めるのでしょう(人とコミュニケーションがとれるようになるのでしょう)。

 ですが、美紗子は、洋介松山ケンイチ)との愛情に包まれた生活を開始すると、どうやらそうした拠り所を必要としなくなるようです(注4)。



 あるいは、死に代わって愛が心の拠り所となるのかもしれません。
 とはいえ、そうした生活を乱すことになる者が現れると、その脅迫者を殺して生活を守ろうとします(注5)。
 その場合には、流されてしまったはずの元のユリゴコロが蘇ってくるのでしょうか?愛はどうなってしまうのでしょうか?愛が拠り所になるというのは偽りだったのでしょうか(注6)?
 どうも、ユリゴコロとは何なのか、イマイチ良くわからない感じがします。

 それはさておき、本作の主演の吉高由里子は、『真夏の方程式』以来の映画出演ながらも、その間、2本のTVドラマで活躍していますから(注7)、そんなに間隔が空いたという感じはしません。
 でも、映画では毎回特異なキャラクターを演じているため(注8)、やはりその映画出演を待ち望んでいたところです。
 本作で彼女が扮したのは、殺人を繰り返すサイコパスの女であり、吉高由里子の特色が上手く生かされていますし、彼女の方もなかなかの演技を披露しています(注9)。

 それに、大人の美紗子を演じる彼女に引き継がれる幼い頃の美紗子を演じた平尾菜々花や、中学生の頃の美紗子を演じた清原果耶も、サイコパスの雰囲気を上手く醸し出していた感じです(注10)。



 ただ、失踪した千絵の同僚だとされる細谷については、木村多江では少々ミスキャストではないかと思いました。
 美紗子が整形手術をして細谷となって亮介の前に現れるのですが(注11)、木村多江の雰囲気は、吉高由里子とは正反対ではないでしょうか?
 勿論、両方とも、映画作品等を通じて作られてきたイメージに過ぎないでしょう。
 とはいえ、吉高由里子の持っている雰囲気は動的で活発なものであって、その顔付きは、随分と意志的であり、目的のためならなんでもしかねない感じが漂っています。他方、木村多江を見ると、かなり静的・受身的であり、すべてのことを耐え忍んでしまうように思えてしまいます。
 それで、吉高由里子の醸し出す雰囲気からすれば、千絵の夫のヤクザたちを殺してしまったとしてもマアありうるのかなと思わせますが(注12)、木村多江の感じからするととてもそんなことは考えられません。
 ここは、持っている雰囲気が吉高由里子と同じような感じの女優をキャスティングしてもらいたいところだなと思いました(注13)。

 ここまでくると、逆に、始めから木村多江を使ってみたら本作はどのような感じになったのかな、と考えてみたくなってきます。
 受身的・静的な美紗子が、様々な殺人を犯すわけですから、あるいは、ホラー的な感じがかなり強まってくるのかもしれません(注14)。

 その他の出演者は皆好演していますが、特に、松坂桃李が演技の質をかなり上げているように感じました(注15)。

(3)渡まち子氏は、「サイコ・スリラーから純愛ラブストーリー、そして家族愛のドラマへ。テイストの変化がこの作品の個性だろう」として60点を付けています。



(注1)監督・脚本は、『おと・な・り』の熊澤尚人
 原作は、沼田まほかる著『ユリゴコロ』(双葉文庫)。

 なお、出演者の内、最近では、吉高由里子は『真夏の方程式』、松坂桃李は『キセキ―あの日のソビト―』、松山ケンイチは『関ヶ原』、佐津川愛美は『だれかの木琴』、木村多江清野菜名は『幸福のアリバイ~Picture~』で、それぞれ見ました。

(注2)原作では、亮介の母親は交通事故で死んだとされていますが(文庫版P.7)、本作では、母親は、川で溺れそうになった亮介を助けたものの、力尽きて川に流された、ということになっています。

(注3)ラストの方では、細谷(=美紗子)が、千絵を監禁した夫らを殺害しますが、そのことを知った亮介は、「俺が殺したかった」と叫びます。それに対し、細谷が「あなたには、人殺しはできない」と言うと、亮介は「できる。俺にはあんたの血が流れている。俺にはユリゴコロがあるんだ」と叫びます。
 ここからすると、ユリゴコロとは、人を殺したい欲求とでも言いうるのかもしれません。

(注4)美紗子は、身籠っていた子(洋介の子ではありませんが)を産むと、「私は、憑き物がとれたようだ」「みつ子やミチルちゃんまで、全部出ていってしまったようだ」と語ります。要するに、死という拠り所が必要なくなって、消滅してしまったということでしょう。
 なお、みつ子佐津川愛美)は、コンビニで知り合った美紗子の友人で、リストカットをのべつ行っています(挙句、自分のリストカットを美紗子に行わせることで死んでゆきます)。



 また、ミチル松浦梨結)については、下記の「注10」をご覧ください。

(注5)下記の「注9」をご覧ください。

(注6)ラストの方では、細谷(=美紗子)が、千絵を監禁した夫らを殺害しますが、これも美紗子に蘇ったユリゴコロのなせる技なのでしょうか?

(注7)NHK連続テレビ小説『花子とアン』と、日本テレビドラマ『東京カラレバ娘』で、クマネズミは2本とも見ました。

(注8)と言っても、クマネズミには、『横道世之介』、『ロボジー』、『婚前特急』、それに『蛇にピアス』(DVD)くらいしか印象に残っておりませんが。

(注9)例えば、本作では、美紗子が働いていた厨房で調理長を大鍋で叩いて殺すシーンとか、この件で美紗子を脅しに来た男を、ラブホテルに連れ込んで、洋介が持っていた青酸カリで殺してしまうシーンとかが描かれていますが、いかにも吉高由里子らしいなと思ったところです。



(注10)幼い頃の美紗子の姿は(友達のミチルちゃんが池に落ちて溺れるのを平然と見ていました)、大人の美紗子の行動を納得させるものですし、中学生の美紗子が、男の子の死に関与したことは(側溝に落ちてしまった妹の帽子をとろうとしている兄の上に鉄板の溝蓋が落ちて兄は死にますが、美紗子はそれに関与しています)、後の美紗子と洋介の関係に大きく影響するので、それらの役柄は重要です。

(注11)原作小説では、亮介の母親は、実は美紗子の妹の英実子が成り代わっていたとされていて、他方で、美紗子は細谷として亮介のカフェで働いていますが、整形手術など受けてはいないようです〔亮介は、細谷の写真を、美紗子に成り代わっている英実子に見せたそうですが、洋介に言わせれば「(細谷=美紗子は)ずいぶん面変わりしているし、おまけに今みたいに眼鏡までかけていた」とのこと(P.315)〕。

(注12)元々、美紗子が何かの武道に長けているのであれば別ですが、映画からはそんなことは少しも伺われず、だとしたら、ヤクザという猛者たちを女性があのように血祭りにあげてしまうことは考えられないところです。
 なお、千絵の夫の塩見から出た血が溜まっているところにオナモミが一つ置かれていたところ、どのような意味があるのでしょう?細谷となっている美紗子が、自分が殺したことを、後から来る亮介に伝えようとして、わざわざオナモミを置いたのでしょうか?でも、洋介とは、二度と姿を見せるなと約束したはずではないでしょうか?

(注13)加えて言えば、キャスティングの問題ではなく、映画のストーリー上の問題になりますが、千絵と昔一緒の職場にいたというだけのことで、細谷が千絵からの伝言を持って突然亮介のカフェに現れ、その後あそこまで調査したりするというのも、とても不自然な気がします。
 原作小説では、細谷は、亮介のカフェで働いていて、千絵がシャギーヘッドで2年前から働くようになってから、「千絵を娘みたいに可愛がっていた」とされているので(P.76)、千絵の失踪後色々調査したりするのも説得力があります。

(注14)ただ、その場合には、本作では木村多江が演じている細谷をどの女優に演じてもらうべきなのか、難しい問題になるかもしれません。

(注15)婚約者の千絵が夫の塩見に監禁されて酷い目に遭っていることを細谷から聞かされて、「その男を殺してやる!」「千絵を奪い返す!」と叫んだ時の松坂桃李の異様な姿は、『秘密 THE TOP SECRET』における鈴木を彷彿とさせますが、本作の亮介の方がより説得力があるように思いました。



★★★☆☆☆



象のロケット:ユリゴコロ

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6 コメント

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木村多江 (kossy)
2017-10-16 18:53:03
tbありがとうございます。
木村多江だったからこそ、驚きがあったのだと思います。
あまりにも吉高由里子と似てないというのはそのサプライズを作り出すためでしょうか・・・

人を殺すことをユリゴコロにしていた美紗子でしたが、
愛を覚えてからはそれがなくなり、
最後は愛のために本能が蘇ったんでしょうね。
Unknown (クマネズミ)
2017-10-17 05:28:48
「kossy」さん、TB&コメントを有難うございます。
おっしゃるように、「木村多江だったからこそ、驚きがあった」と思いますが、同時に「エーッ、なんで?!」とも思ってしまいました。
また、「最後は愛のために本能が蘇った」と思いますが、そうなるとユリゴコロと愛とが両立してしまうことになってしまう、むしろユリゴコロの方が強いことになってしまうのではないかとも思えました。
Unknown (atts1964)
2017-10-23 18:13:16
辛く悲しいドラマでしたね。木村多江さんのキャスティングは、もし全く違う人物に変わったという設定で選んでいたら凄いと思いましたが、雰囲気は消されていましたし、そこまで変われるもんか?という疑問は確かにありましたね。
いつもTBありがとうございます。
Unknown (クマネズミ)
2017-10-23 20:02:00
「atts1964」さん、コメントを有難うございます。
おっしゃるように、木村多江のキャスティングに関しては、「雰囲気は消されてい」て、そこまで変われるもんか?という疑問」を抱いてしまいました。
Unknown (ふじき78)
2017-11-23 10:11:32
殺人に関してはまず禁忌がないという事だと思います。

ユリゴコロというのは「生きる為の拠り所=生きたいという気持ちを起こさせる何か」と解釈しました。幼少時、生物の死や人の死に立ち合い、そこで得た歓喜の気持ち、これを再度味わいたくて日常はつまらないけど生きていく。そういう気持ちだったのだと思います。
彼女が同棲して子供を産むようになると、夫や子供に対する愛情が芽生える。この時点でユリゴコロは今の平和な日々を今の平和な日々をそのまま邪魔されずに生きたいに変わっています。人を殺すのも以前のように「殺したい=その時の精神的快楽を味わいたい」ではなく、必要だから殺すであって、ユリゴコロとは関係ないのだと思います。ただ、彼女には殺人に関する禁忌がないので、傍から見ると同じように殺し続けてる風に見えるのだと思いますが。
Unknown (クマネズミ)
2017-11-23 17:33:55
「ふじき78」さん、TB&コメントを有難うございます。
「ユリゴコロ」とは、おっしゃるように、「生きる為の拠り所=生きたいという気持ちを起こさせる何か」ということのように思えます。ただ、上記の拙エントリの「注3」に書きましたが、美紗子(吉高由里子)のノートを読んでいる亮介(松坂桃李)が、細谷(木村多江)に向かって、「俺にはあんたの血が流れている。俺にはユリゴコロがあるんだ」と叫んでいるのを見ると、もっと踏み込んで、「ユリゴコロ」とは、「人を殺したい欲求」ではないかとも思えてきます。
細谷が、千絵の夫(清野菜名)だけでなく、組員全員を殺している状況を見ると、彼女は「必要だから殺す」以上のことを仕出かしているようであり、それにはやはり「ユリゴコロ」が関係しているのではないかと思えます。

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