映画的・絵画的・音楽的

映画を見た後にネタバレOKで映画を、展覧会を見たら絵画を、など様々のことについて気楽に話しましょう。

怒る西行(Ⅲ:写真編の2)

2010年01月21日 | その他
 前日に引き続き、玉川上水道を沖島監督と歩いてみましょう。
 本日は、散歩の後半で、牟礼橋から井の頭公園入口までです。

イ)「こっちは新しい道路は作らない場所なので、これから古い、いままで通りの、玉川上水沿いの道に入っていくので、まあ、なんとなく、緑も、今までのところよりちょっと茂ってるって感じかな。」〔ここ牟礼橋は、杉並区久我山と三鷹市牟礼との境界〕



ロ)「こういう自然のね、ぽっと目を逸らすと、ここへこういう建物があるわけだ。これはこれで、取り合わせの不思議さ、とでも言うかさ、非常に人工的な建物だな、っていう、まあそういう感じがする。」



ハ)「 いよいよ問題の家が来ちゃったな。
 これさっきの農家よりももっと何か、古いタイプのねえ、お家という感じがするんだけどもね。これ時間飛びますよ。これ見てると。この家見てるとね、子どもの頃他人の家を見て不思議だったていうね、気を呼び起こさせるところ。」〔長兵衛橋から少し脇に入ったところにある家〕



ニ)「あの、横尾忠則のY字路シリーズって割合最近のがあるんだけど、まあY字路だよね、これ。」〔あずま橋付近〕



ホ)「あの、ここがね、このコースの中で、一番木が茂っている場所なんですよ。僕なんかはね、あの、山とか森って怖いんですよ。」〔若草橋〕



ヘ)「この風景は、僕好きなんですよ。まあ、これ、スケールは小さいけれど、体験から言うとね、戦後のね、ちょっと都心から離れた場所っていうのには、必ずあった光景でしょ。」〔井の頭橋手前〕



ト)「まあ、これはなんてこともないんだけど、カーブしてるでしょう?で、向こうが見えないって時にさ、まあ、例えば、この先にどっかの庭園かなんかに入っていくんじゃないかって言う感じがフッと、こう、思うこともあるじゃない。」〔井の頭橋を渡って〕



チ)「これ、1年か、2年前まではね、東京女子大学がここにあったんです。ここへね、女子大学があるっていうのはね、非常に幸せ感があるもんだったの。」



リ)「中世の風が吹いているっていうような雰囲気が、赤松ってあるよね。
 風っていうものが、非常に重要で、まあ散歩しててもさ、絶えず風を感じ取って歩くっていう、まあ、みんな知っていると思うんだけど、フッとこう、自由になるというとこはありますね。」〔松影橋付近〕



ヌ)「ここ、まさに通路をこっちの地面から直接、お家へねえ。こっちをお庭だとすると、庭園と家とを合体させたい意志がはっきりあるよね。」〔道からの通路が家の2階に渡されています〕



ル)「だいたい、ここで、あの、アレです、終わり。」〔このほたる橋の右手に井の頭公園〕