代替エネルギー

今週の鳥取市は市議会選挙戦で、お名前連呼のみの選挙カーがいたるところを走りまわっている。さて困った、名前しか言わない選挙カー、配られる選挙公報からは何も訴えてくるものがない、一体どなたを応援するのか、誰を頼みにすればよいのか、汗して働いて下さるのはどなたなのか…。なんか間違ってるぞ!選挙活動と思いながら、それでも候補者を選ぶ。結局以前にとてもお世話になった、人柄もよく存じ上げている方にする。政党でも方針でも選らばなかった(これでいいのかバースくん?!)
そして昨日、期日前投票に出かける。毎度役所と同様必ず腹が立ってその場を出るので、今日こそは決して瞬間湯沸かし器のスイッチを入れることなく投票を終えようと意を決する。落ち着け落ち着けと会場に入ったら…、わんさとバイトの会場係りが所在なげに突っ立ている。ボクが入り口に立った途端、駆け寄ってくる人3人!!!!何なんだ。「期日前投票ですか?」と口を揃える(ここはその会場でしょう、ごはんを食べに来たとでも言うのですか?!)と胸のうち、すでに腹立ちの種火はついてしまった。そのまま3人にまといつかれ「ここにお名前を」「ここが理由を」「投票権は」と矢継ぎ早に言われうんざり。ボクは至極丁寧に「ここに書式見本も置いておられますし、投票権も持ってきています。一人で出来ると思います」と3人に返事をしたら、顔を見合わせたままボクのまん前にづらりと雁首揃えて立ちぼうけをする。もうボクのおなかの中は沸点に達している。
記入を終え名簿の照らし合わせの所に進む。これがまたすばらしくご丁寧な仕事をゆっくりと時間をかけてされる。記入した紙とPC上にある名前を確認するだけのことである。確かに大切なことだから、3度の確認までは理解したけれど5回目に入ったときにはとうとう「何か間違っていますか?」と聞いてしまった。ボクの中ではもう止めようのない大噴火爆発が起こっていた。
投票を終え会場を出るとき、この憤懣やるかたない気持ちはとてつもないエネルギーで、電力のひとつも発電できるのではないかと思った次第鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

三連発

夕飯どきに、テレビで野球やっているのは最高だ!!おまけに昨日はテレビをつけるのが遅くなって、着けたら大差で負けていたところを、ガンガン攻めて点差を縮めていくところだったので言うことなしだった。いやぁー野球中継最高だった!!負けたじゃないかって?いいよ、いいよ大差で負けたのではないし、阪神の若い衆が奮闘していたのが何よりうれしかったー。今夜からは、いよいよお侍さんの本番だ!!バッタバッタと斬りまくれ～
と昂揚した気分のままラジオのスイッチを入れたらまたその曲が流れてきた。わぁーお、これで一週間に3回目だ。その曲とは、もう20年近く前のドラマのタイトル曲だった。その時点でその曲には確かに聞き覚えがあり、オリジナルではないことはわかっていた。でもタイトルがわからない…。暑くも寒くもない、気持ちのよい風の吹く天気がよかった日の夕暮れから宵の口に聞きたくなる曲だった。どうしても聞きたくなるとヨウツベでドラマを検索して聞いていた。
それが先日、ぼんやり聞いていたラジオから急に流れ始めた。ボーカルの声は違うけれど確かにあの曲だ!!でも途中で気がついたから、終わりに曲紹介をもう一度してくれないとまたタイトルは不明のままになってしまうーと思っていたら、ありがたやアナウンサーは丁寧に「只今の曲はバートバカラックのAlfieでした」と言う。積年のもやもやがすっきりとした。「Alfie」って言うんだー。
情報が集まるときというのはこういうものだ。一瞬にして謎は解け、タネが明かされる。一週間に3回聞いてもしみじみとどこか懐かしい優しい曲、ふと足を止め手を休める曲、タイトルわかってよかった鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

あたりはずれ

バスの後ろのシートから聞こえてくる、老婦人お二人の会話。「だから話にならないの」「そんなに?!」「隅々まできちんと出来ないのよ」「でも時間も限られたことでしょ」「時間?出来るまですればいいのよ」「うーん、それは無理ね。貴女の家一軒だけが担当じゃないからね」「私の家はきちんと掃除できないとでも?!」「そういうことじゃなくて…」どうやらヘルパーさんのお仕事に納得がいかないという話題らしい。話は続く「デイサービスに行っても、好きな歌を歌わせてもらえない。みんなで歌うより、私にマイクを渡せば上手く歌ってやるのに」「ええ、でもみなさんと歌うのもいいものよ」「そう今朝のゆで卵は腹が立ったから黄身だけ食べてやった!!」聞くともなくしっかり聞いていたボクも?????となる。今回は「はずれ」だな。
昼間の時間帯の市内の循環バスは、乗客の大方はお年寄りで、その中にパラリと役人が乗っているという感じが常だ。結構乗車率が良く、車内はデイサービスに行くバスもかくあらんというほどおしゃべりがにぎやかだ。小さなバスの上、お年寄りは声高に話しをされるので内容はまるわかりだ。いろんな話が聞こえてくる。
先日は「あら久しぶり!お元気だった」「ちょっとねケガで入院してたの」「あら、それでお見かけしなかったんだ。もう大丈夫?」「ええもう大分。それでもうあんな入院はこりごりだから体操教室に通っているの」「すごい!!」「あるのよ、年齢にあった教室が」と健康の話題が健やかに弾んでいれば、まあ毒にも薬にもならない。
そして昨日のバスの中。市議会選挙を週末に控え、あちらこちらで選挙カーが走っている。ちょうどその一台がバスを先導する形になった。一車線をのろのろと進む選挙カー、聞こえてくる候補者の名前…おばあさんが一言「絶対お前には投票しない!!」と、するとさらに後方のおじいさんが「わしもだ!!」と大声で断言された。「バースくんもだ!!」と心の中で賛同しながら、うん今日は「あたり」だったなと一人ごちたとさ鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

重なって愁思かな

新聞とネットでは、見つける訃報を受け取る感情が微妙に違う。ネットの訃報は少しばかり生々しい感じがする。先ほどまで生きておられた感じがひしひしとするのだ。それはネット速報性のためばかりではないような気もする。どうしてなんだろう。昨夜と今朝、お二人の訃報をネットで見つける。
11月のカレンダーにしたとき、あー歌舞伎が見たいなぁーと思っていたら、歳時記どおり金曜日のニュースで京都の顔見世のまねき書きが始まったというニュースを見る。四条の橋の上の寒さやら、未だに勘三郎や団十郎があちらに逝ってしまったことが実感できないなぁーなんてことをぼんやりと思いつつ、祇園の芸妓の総見がある日の舞台を思い出したりしていた。もうバースくんの11月の恒例思考だ。そんな芝居モードでいたら…
川勝清歩さんのご逝去を知る。昨年まで「まねき書き」を18年間担ってこられた方だ。もちろんボクはお名前は存じ上げなかった。ただ今年の記事にある写真の書き手のお顔が変わられたなぁーと思っていた矢先の訃報だったので、しんみりしてしまった。人は生きたように死ぬなんて難しい言葉があるけれど、次の方に仕事のバトンを渡されて、その仕事が始まるときに息を引き取られたというのがそういうことなのかなと思った。どうぞあの世の舞台のまねきをまた書いてくださいね。いっぱいいっぱいボクの大好きな役者さんがそちらにはいらっしゃいます。看板は?二枚目は?三枚目は?ボクもいろいろ想像してみます。お疲れ様でした。
そして今朝、田宮五郎さんの訃報。そうあの田宮二郎さんの次男だ。11月がまねき書きなら、ボクの12月はレノンと田宮二郎が亡くなった月だ。どちらも駅の新聞の見出しで知って衝撃を受けたものだった。五郎さん47歳、お父さんの43歳を越されたとはいえ早すぎる…。どうぞ安らかにとパソコンの前手をあわせた。
さあ!生あるものは月曜日です。エンジン全開、今日も元気に出発進行!!鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

とりあえず

あーこんなに「とりあえず」と言う言葉が有り難い物だったことが今まであっただろうか。先日来よりの仕事の懸案事項は、対処法的作戦ではあるけれど、とりあえず解決を見た。どんなことになるのだろうと不安で眠れぬ日はなかったけれど、結構気をもんでいたのは本当。「バースくん、当座はこの方針でいいんじゃないのかな」と言ってもらったときのうれしさ、関係諸氏に深く御礼申し上げます。
「とりあえず」と言えば、今ここ!!記録を久しぶりにやっておこう。
まず事務所の枇杷の木はどうなっているかというと、これが葉を全部落としながらも、とりあえず生きているのが一本。すくすくと新しい葉をどんどん出しているのが一本。計2本はそれぞれに大きな鉢で育っている。もうとっくに枯れていただろうと思っていたそこのあなた!そりゃそうですよね。もう食べた種を埋めてから8年、よくぞ生きているとボクも思う。丈も30センチぐらいのチビだけれどなんとかやってる。で8年も経ってようやく気がついたんだけれど、あんまり水やりを精勤にやると葉を傷めるという事実、先日から2週間に一度の水遣りを1ヶ月間隔にしようと思っているところだ。
続くとりあえず今ここは、スマホの万歩計アプリで歩いている「東海道五十三次」。只今赤坂の宿を出て藤川の宿に向かっているところ。なんだそれはとっくに踏破したのではなかったのかと思ったそこのあなた!まだなんですよー。怖いですよー日本橋を出たのが去年の11月、どんだけ歩いていないのかということ。くわばらくわばら。
でトリは車のクロッキーナンバーを数えている件。これは現在72台。まだやってるんだそんなあほらしいことと思ったそこのあなた!やってるんですよー。とりあえず何かいいことがあるわけでもないけれど、100台までいくつもり。
というわけで、本日も「とりあえず」元気に出発進行!!鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

その気になって・・・

♪好きと言われてその気になってー、なんていう歌があったよね。その気になるのは、危ないあぶない。
昨日の夕方バス停で空を見上げたら、雲ひとつないところに冴え冴えとしたきれいな少し欠けた月が昇って来ていた。おおーきれいぢゃないか、月は満月より少し欠けたくらいの方がボクは好きだなぁーなんて、粋人気取りでバスに乗った。帰宅して部屋の灯りをつけるときも、部屋が白くボーッとしていて、月明かりのすごさを久しぶりに実感した。
そして夕飯を食べ終えたころ、FBで「今夜の月はミラクルムーン」というのを見つけてムムム?!となる。何々?と読むとスーパームーンよりすごいとある。あーと小膝叩いてにっこり笑い、それで今夜の月はあんなにきれいで明るいんだと大いにうなずく。さらにわざわざカーテンを開けて、今一度月を見上げて感心する。
そして10時過ぎ、ラジオを聞いていたら気象予報士さんが月の話を始めた。「今夜は十三夜の月、後の月とも言いますね。実はこの月171年ぶりなんですよ。普通暦の上では後の月は年に1回ですが、今夜の月は閏月の後の月で今年2回目なんですね。気象ファンはめったにないことなのでミラクルムーンと言ったりしています。みなさんも見てください」と言う。うん見た見た!!とラジオに返事をしていたら「でも明るさも大きさも、いつもの月と何もかわらないんですけどね」と続けられて、ガクッ!!ミラクルと171年でその気になって、ボクには大きく明るい特別な月に見えましたとさ。勝手にその気になったボクがおバカ。
事務所のゴミ置き場で、先日から何度か見かけていたきれいなお姉さんと出くわす。ご周知だろうが、バースくんはきれいなお姉さんが大好きだ!!そしてこの夏あたりから、係わり合いの出来たお姉さんたちは全員美人というご機嫌状態にあるボク。このお姉さんもきれいだぁーと思いながら「おはようございます」と声をかけたら、ちらっと一瞥後「ふんっ」という感じでそっぽを向かれ、挙句持ってこられた大きなゴミ袋を投げ捨てて行かれた!!その気になったボクが間違い凹鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

3秒ルール

仕事で困ったことが起きた。いくら悩んでも自分で解決できそうにないことはすぐに直感したけれど、とりあえず自力解決を考える。いろいろ手立てはあるような気はするものの、頭の奥から「バースくんの手には絶対負えないよ!!」という声がずっと聞こえている。でもどこかに神様が「ほら!」と何かを用意してくれているかもしれないなんて、困ったときの神頼みでいろいろと模索してみる。でも世の中は甘くはないのだ。知ってるそんなこと。
というわけで当社の名誉顧問の言葉を思い出す「仕事や問題を一人でずっと抱えていては駄目だ。すぐに適材適所を考えて手を離すこと」そうだ!そうだ!そうだった。「社長!!斯く斯く云々なんですけど」とまず振ってみると…「ウーン○○さんに電話してみたら」という生返事。いやー、勉強になりましたとさ。この問題をパスするのは社長ではないことだけははっきりした。
さてと電話の前で考える。どなたにご相談すればいいのか…。まず最初に頭に浮かんだ方に連絡をとることにした。お久しぶりにも関わらず「はい、わかりましたよ。ちょっとこちらでやってみましょう」と言っていただく。あーなんとうれしいこと!!やっぱりバスケットの3秒ルールだ。ボールを抱え込んでいてはいけない!!
と「3秒ルール説」で悦に入っていたら、ふと社長に以前言われたことを思い出す。3秒ルールってボールを抱え込んでいるいる時間をいうのではなく、制限区域に3秒とどまってはいけないというものだったっけ。おそるおそる今一度社長に確認を取る。一言「そうですよ」とかえる。ははっー失礼しました。
まあでも考え方としては間違ってないよ。下手な考え休むに似たり。じっと同じところに留まって手を捏ねていては駄目だということだ。やっぱり大事!!3秒ルール鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

逆バージョン

昨日コンビニに入ろうとしたら出てくる人あり、出会い頭に身を引く。すると「おー、おはよう!!買い物かい?!」とその人がボクに恵比須顔で挨拶された。歳の頃なら60後半、ちょっとタッパもあって貫禄十分なおじさんだ。とりあえず勢いに飲まれて「おはようございます」と返す。でもその方が誰なのか、わ・か・ら・な・いーーーー。????のまま入ろうとしたら、背中越しに「昼には雨も上がるらしいよ」とまでご丁寧にお天気の挨拶付!!ボクは返す言葉もなくて(モニョモニョ)とつぶやき店内へ。
あー困った、誰?知らない人だよ。でも気候の挨拶付だもんなぁー、知ってる人なのかなぁー、ううーん、わかんない…。バースくんの頭の中の人物年鑑を猛スピートで繰ってみる。いないよ、どこにもそんな人はいない!!買い物をしながら今度はおじさんの着せ替えを始める。スーツ、作業服、制服いろいろ思い浮かべてみるけれど、さっき見たシャツとパンツのあまりのラフなスタイルと持っておられた真っ赤なデニムのトートバッグが強烈過ぎて上手くいかない。ふーっ、知らない人に親しげにご挨拶されたらこんなにも困るんだとまた実感した。いっつもはボクの思い込みで挨拶をしてしまう逆バージョンだからね。相手の立場に立ってというけれど本当だね。知らない人に挨拶されたら、すっごく戸惑うということがよくわかった。(あーでも実は知っている方だったらどうしよう)
将棋の中継をテレビやCPで見ると、普通画面の下が先手側になっているので、常に見ている盤面は先手の目線だ。これを時々ぐるりと180度回転させて、先手後手の目線を入れ替えてくれるときがある。すると見える景色がまったく違う上に、ともすると形勢判断まで逆になるほどだ。いやはや逆バージョンの立場になってみるというのは大切だ。
うーん、でも誰だったんだろう。あんなに輝く頭もそうそうにないと思うんだけどなぁー鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取