バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

重なって愁思かな

2014年11月10日 | Weblog
新聞とネットでは、見つける訃報を受け取る感情が微妙に違う。ネットの訃報は少しばかり生々しい感じがする。先ほどまで生きておられた感じがひしひしとするのだ。それはネット速報性のためばかりではないような気もする。どうしてなんだろう。昨夜と今朝、お二人の訃報をネットで見つける。
11月のカレンダーにしたとき、あー歌舞伎が見たいなぁーと思っていたら、歳時記どおり金曜日のニュースで京都の顔見世のまねき書きが始まったというニュースを見る。四条の橋の上の寒さやら、未だに勘三郎や団十郎があちらに逝ってしまったことが実感できないなぁーなんてことをぼんやりと思いつつ、祇園の芸妓の総見がある日の舞台を思い出したりしていた。もうバースくんの11月の恒例思考だ。そんな芝居モードでいたら…
川勝清歩さんのご逝去を知る。昨年まで「まねき書き」を18年間担ってこられた方だ。もちろんボクはお名前は存じ上げなかった。ただ今年の記事にある写真の書き手のお顔が変わられたなぁーと思っていた矢先の訃報だったので、しんみりしてしまった。人は生きたように死ぬなんて難しい言葉があるけれど、次の方に仕事のバトンを渡されて、その仕事が始まるときに息を引き取られたというのがそういうことなのかなと思った。どうぞあの世の舞台のまねきをまた書いてくださいね。いっぱいいっぱいボクの大好きな役者さんがそちらにはいらっしゃいます。看板は?二枚目は?三枚目は?ボクもいろいろ想像してみます。お疲れ様でした。
そして今朝、田宮五郎さんの訃報。そうあの田宮二郎さんの次男だ。11月がまねき書きなら、ボクの12月はレノンと田宮二郎が亡くなった月だ。どちらも駅の新聞の見出しで知って衝撃を受けたものだった。五郎さん47歳、お父さんの43歳を越されたとはいえ早すぎる…。どうぞ安らかにとパソコンの前手をあわせた。
さあ!生あるものは月曜日です。エンジン全開、今日も元気に出発進行!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

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