仏の顔

昨日の午後、流しの瞬間湯沸かし器が新しくなった。担当のお兄さんがやってきて、ささっと作業すること20分あまり、おニューのそれは前のものと何も変わらず、ボクの目にはただ本体が白くなったなぁーぐらいの感じしかなかった。
さてそれはいいのだが、この取り付け工事をしてくれたお兄さんのこと。一昨日故障を調べに事務所を訪ねてくださったとき、ドアを開けボクの顔を見た瞬間「おや!」という顔を一瞬された。「おや?」ではなく「おや!」と言う顔。でもボクはそれを気にもとめなかった。そして昨日とても気さくに気持ちよく工事をしてくださり、あーいい人でよかったーと思いながらボクは作業の一部始終を見守っていた。
作業が終わり、新しい機器の説明をしておきますねということになった。「今までのものと操作としては何も変わりません。ただ機器そのものの感知機能がよくなっているので気をつけてください。ご使用時には、必ず換気扇を回してくださいね。酸素が足りないと不完全燃焼を起こします」と言われる。いつも換気扇を回すクセがついていると自負するボクは、はいはいと耳に右から左状態で聞いていた。その態度がお兄さんに伝わったのか「これからの季節ファンヒーターも使いますよね、そうなると同時に二つのものが酸素を必要とするわけですから、十分に気をつけてくださいね」と念をおされた。「3回不完全燃焼を起こすと機器は作動しなくなります。そうなるとぼくたちガス会社を呼んでもらわないと復旧しませんからね」とにっこり脅された。おーっ仏の顔は三度までということか。瞬間湯沸かし器のわりにやさしいんだなー。バースくんの怒り瞬間湯沸かし器には一度の猶予もないのにね、あはは。そしてお兄さんは帰っていかれた。
夕方帰宅して、我が家のガスファンヒーターを点けた瞬間、お兄さんの「おや!」の顔の意味がやっとわかった。そうだ!!あの人は先月我が家のヒーターの配管に来てくれた人だったーー。同じ人だったんだ。シチュエーションが変わるとわかりませんでした。お兄さん!失礼しました鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取