久しぶりにDVDで、1966年クロード・ルルーシュ監督制作、仏映画の「男と女」を観た。そう誰でも知ってるダバダバタの音楽で有名な映画。ストーリーもしごくありきたりで、タイトルのまま「男と女」の物語。月並みな映画だけれど、ヒロインのアヌークエメの醸し出す「大人の女」オーラは最高だ。近頃の「大人の女」の尺度とはケタ違いだ。ヒロインは35歳の設定だそうだけれど、今時こんな35歳はいない!メロメロになったボク。それにしても相手役のジャンルイは、歌手の布施明によく似ていた。以前に観たときにはそんなこと思わなかったのになぁー。(あはは、今朝のドアの開け方はジャンルイのマネをしてたのね!颯爽としたつもりだろうけど、何を慌ててるのという感じだったよ)あれ?!決まってなかった・・・凹。よく本でも昔読んだときとは全然違うところが気になったり、こんな話だったけ?ということがあるように、今回は劇中のカーレースの臨場感とか、60年代という時代の清楚かつおしゃれな感じとか、音楽の使い方が新鮮だった。ボーナストラックに監督のそのときのインタビューと、30年後のインタビューがあって「あれは破産寸前で、少ない予算、短い時間で追い込まれて作ったものだ」と話していた。そうか、やっぱりギリギリのところでいいものは生まれるのかなぁー