バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

いろんな台本

2013年06月26日 | Weblog
郵便局に、やっとお年玉付き年賀ハガキの切手をもらいに行く。もらった瞬間にカウンターに飾ってある暑中見舞いのはがきを買う。季節はあっという間に巡っている(嘆息…)って、ただ忘れてただけなんだけど。
さてその切手とはがきをごそごそとかばんに入れていると、となりの窓口から聞こえてくる会話(あーっまたバースくんの盗み聞き!!)人聞きの悪いことを言わない!!本当に聞こえてしまったの!!だからすぐ後ろの椅子に座って、じっくり聞くことにしたの!!えっ?!言ってることが変??そぉ?!だってね、あんまりに興味深い会話だったからね、悪気はないんだよ。後学のためにね。
郵便局の女性職員さん、意識をしてゆっくりと大きな声で丁寧に話をされる。「この口座は息子さんの口座ですか?」答える高齢のご婦人「はい。なるべく早く、出来るだけたくさん送ってくれと言われてましてね」(えーーっ!!振り込め詐欺?)職員「本当に息子さんからの電話でしたか?風邪をひいているとか、携帯を失くしたから新しい番号だとか何かなかったですか」ご婦人「ないです。確かに息子でした」職員「これ全部を送金されますか?息子さんは何に使うかおっしゃってましたか?例えば離婚するとか、株で損をしたとか、事故を起こしてしまったとか、会社のお金を失くしたとか…」(ほー聞いてはいたけど、やっぱりいろんな台本があるんだな。離婚は初めて聞いたよ)ご婦人「いや、お金をできるだけたくさん送ってくれとだけ息子は言いました」ちょっとひるむ職員。どうやら振込先の口座を確認している模様。「確かに息子さんの口座ですけどね、使い道は何なのでしょうねぇ。全部ではなく一部だけ送りましょうか」ご婦人「いえ全部お願いします」しばらくこの問答が続いて、どうやらかなりの大金を、ご婦人は息子さん宛に振り込まれた。
川柳の「 母親は 勿体ないが だましよい」を思い出しつつ、ボクはゆっくり席を立った。親孝行はなかなかできないけれど、なるたけ親不孝はすまいと誓いつつ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

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