日本中が、いやそのニュースに触れた世界中の人が驚きの声をあげ、喝采を贈り、喜び、泣いてしまった人まであったんじゃなかろうか。
バースくんはその一報をラジオで聴いた。臨時ニュースで番組が中断、すわどこかで地震かと身を固くしたら
「日本選手権のバタフライ決勝で池江璃花子選手優勝、オリンピックリレーメンバーに内定」という吉報!!
ボクは料理をしていた手を止め、目をつぶり、天を仰いだ。即座にテレビをつけて後追いをする。画面の中で池江璃花子さんが泣いていた。
記者会見、その一言一句をしっかりと見る。思えばまだ二十歳のお嬢さん、途中からなんとも不思議な気分になった。
なんだろう、人生の厚みみたいなものが根本的に違うんだよね。そこに彼女の積み重ねたきた石の大きさを見たように思う。
この快挙に、ボクはいくつものことを学びわかった気がする。
まず奇跡なんてものは都合よく起きるものではない。奇跡は起きないから奇跡というパラドックス。
さらに神様も仏様もないということ。神仏がそんなに守ってくれるものならば、今のこの世の中の状況はない。
医者がその回復の早さに驚いたというけれど、彼女にだけ尋常でない回復力が備わっていたわけではない。
詰まるところ「自分がすごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだと思いました」の彼女の一言に尽きる。
重ねた努力が結果を呼んだ。努力あるのみで前に進んだ彼女が勝った。勝因はすごくシンプルだ。
自分の望みや願いや結果が、叶えられなかったり手に入らなかったりするのは、誰のせいでもないのだ。
努力が足りないだけのこと、その一点だとよぉーくわかりました。
力の限りの拍手を贈ります!!おめでとう、池江璃花子選手!!健やかなあなたが眩しいです鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ