バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

ピンクのリボン

2013年09月12日 | Weblog
今月9月は「がん征圧月間」だ。ピンクリボンは、乳がんの早期健診などを促進啓蒙するシンボルだ。あたりを見渡すと、随分様々な色の啓発リボンが増えた。レッドはエイズ、グレーは糖尿やぜんそく、パールは肺がん、オレンジは白血病、ゴールドは小児がんだ。ブルーなんかはその色の濃さによって多種にわたる病気の啓発シンボルになっている。
ブルーリボンといえば、議員が議員バッジの下にしている拉致被害者の救出を支援するブルーバッジ、どうぞそれを付けている以上は誠心誠意その任に邁進していただきたいといつも思う。テレビの映像で見る限り、とりあえず付けておくみたいな形だけになっているようで嘘くさく感じられるのはバースくんだけ?!おっと今日はそんなリボンの話ではなく、チョコレートやクッキーの包装についているリボンの話。
数週間前帰りのバス停に立っていたら、歳の格好なら30代半ば、鉛筆のように細い女性がボクに近寄ってこられた。頭はいつ櫛を通したのかわからないうえに、そのくしゃくしゃ頭の前髪を包装用のピンクのリボンでチョンマゲに結んである。着ているピンクのTシャツは、洗いざらしを通り越してケバがはっきりと見てとれる。背中には乳幼児がよく自分のおむつを数枚入れて背負っている布製の小さなキャラクターのリュック、手には何度も使い回しているらしい古びたレジ袋が数個。中身は買い物したものではなく、カバンの代用にしているのが見て取れる。思わずボクは一瞬身を引いた。そしてにこにこと女性は、ボクにバスの経路と道を尋ねられた。日本人ではなくアジア系の方?と思うほど日本語もたとたどしい「明日から仕事ね。このバスどこまで行く?鳥取には初めて来た。よくわからないね」といった感じ。出来るかぎり丁寧に答えたつもりだったけれど大丈夫だっただろうか、と思ったこと自体忘れていた。
そして昨日、ひょんなことからその方が実は優れたエンジニアで、日本各地を渡り歩いておられるらしいということを知る。唖然!!人は本当に見かけに寄らない。侮ることなかれ、ピンクのリボン!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

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