バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

ボクが見たかったもの

2016年07月14日 | Weblog
野球の話。阪神の金本監督の現役時代、雨の降るゲームでこの人が打席に入ると雨が降っていないように見える!といつもバースくんは思っていた。どの選手も一打ごとにユニフォームでバットをぬぐったり、足元を気にしたりするほどの雨になっても、彼はすっと打席に立つと全身全霊打つことに集中した。画面の中の彼のヘルメットからは雨が滴り落ちて雨の強さがわかるのだが、それを彼は気にも留めずピッチャーを見つめていた。またその顔が少年なのだ。40歳を超えても、雨の打席に立つ金本は少年そのものだった。純粋に来る球を打つことだけに集中してそこにいた。かっこいいというよりは、きれいだったとでも言おうか。
昨夜も阪神はもちゃもちゃと残塁の山を築き、おいおいというゲーム展開だった。先制したものの追いつかれ、そのまま延長。ここのところの流れからいっても勝ちは期待薄だと、ボクは薄情にも思っていた。長い、長いむむむの試合。ところが若手が必死の守りで踏ん張り潮目が変わる。そして勝った!!!!
画面がベンチを映す。笑った監督のアップ、あーボクが見たかったのはこの笑顔だったんだと思った。あの雨の打席と一緒、少年が笑っていた。とにかく何がなんでも勝つんだという執念を見せた采配のゲーム、これで勝てなかったから監督は憤死するのではないかと思ったぐらいだったから、その笑顔のはじけようといったら!!何より何より、ボクも笑った。ボクが見たかったのが監督の笑顔だったなんて、ボクは選手かい?!と突っ込みそうになった。
先日、局の営業君が「夜のスポーツニュースで阪神の結果を見ると、バースくんのこと思い出しちゃいますよ」なんて泣かせることを言ってくれた。ずっと心配かけてるもんね、ごめん、ごめん。でも昨日は笑っていたからね、他事ながらご休心あれ鳥取の情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

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