連日自宅前のガス管取替工事は続いている。今朝はぴったり我が家の前が現場となった。
家を出る10分ほど前、テレビの音さえかき消されるような重機の大きな音がして、それでも5分ほどでその音は止んだ。
さてと玄関を出たら、門柱の前から長方形の深い穴が大きく口を開けているではないか!!えーっとボクは今から出勤したいんですけど……
視界に人影はなく、重機がドンッと鎮座ましましているだけだった。オイオイと慌てた瞬間今度はわらわらと人が湧いて出てくる。
重機のオペレーター、スコップを持った人、そして交通誘導員、5～6人の人が一斉にボクを見た。バースくん、思わず
「おはようございます。ご苦労様です」と大きな声でご挨拶をした。すると方々も一斉に大きな声で「おはようございます」
それはまるで現場監督が仕切る朝礼の体を為していたアハハ！そして速やかに駆けよってくださる誘導員の方二人、
ボクの左右に立って信じられないほど狭い門柱の脇スレスレのところを通るように指示された。
紅白の旗で守られながらそろりそろりと進んだボク、ようやく抜けると皆さんが一斉に「行ってらっしゃい」と声をかけて下さった。
おぉ、これではまるでボクは殿様ではないか!!ここは鷹揚に胸を張って「では、行ってまいる」と言うべきか?なんて馬鹿なことを思いつつ
「ありがとうございます。よろしくお願いします」とペコペコ頭を下げて出てきましたとさ。ただやっぱり殿様は思うのだよ
工期案内看板の「自・至」逆転問題。あれは直せないものかね君たち、毎日軽く気になるんだーー!!それはさておき
殿様はエンジン全開、今日も元気に出発進行です
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