バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

如実に語る

2018年07月31日 | Weblog
昨日の最高気温は36.6℃だった。そんな午後、出かけて3件の用件を済ます。バスの時間までまだ間はあったし、それよりもなにも限界だぁーと冷たいものを飲むことにした。
よく冷えた店内でやっと一息ついて、本を読む。ちょうど舞台は大団円のラストで思わず集中してしまった。前の席のお客が入れ替わったことは、なんとなく目の端で確認していた。
めでたく本を読み終え、改めてストローに口をつけたときだった。おや?!前に背を向けて座っている男性は、赤いおしゃれなウォーキングシューズを履いている。そして綿パン、軽やかに麻混の上着と視線を上げた先はごま塩ではなく今言うグレーヘアー?がきれいにカットされた頭だった、あーーーーっ…
ここで思わずバースくん「持った湯のみをばったと落とし小膝叩いてニッコリ笑い」ではなく、持ったグラスをソロリと置いて、あっという声を呑み込んだ。Fさんだ!!また遭遇してしまった。もうかれこれ30年のおつきあいになる仕事の関係の方。いつだったかもここで遭遇したのだった。ボクもよくここで、それもこの席で休むけれど、Fさんはあの席がお気に入りなんだと知る。
どうやら随分と遅い昼食も兼ねておられるようで、食事しながらなにやらスマホを熱心に見ておられる。そしてその背中が「誰もじゃましないでね!!せっかくの気楽な一人ランチなんだからねー」と如実に語っていたので、ボクはそっと本をカバンにしまって席を立った。そもそもグルメなFさんが、こんな時間に軽食で済ますということは、よほど仕事が忙しかったのだろう。わかるわかる!!つかの間一人にしておいてほしいよねー。ボクもここで声をかけられるのはちょっと勘弁してもらいたいと思うよー。
オシャレで出来る男、Fさんの背中に「お疲れさまです!」と胸の内で声をかけて、静かに帰ってきましたとさ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取