バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

朝倉彫塑館

2015年08月04日 | Weblog
「あさくらちょうそかん」と読むんだそうだ。字のまま彫塑、つまり彫刻界の巨匠朝倉文夫氏のアトリエ兼自宅だったもの。でお勉強の足らないバースくんは朝倉文夫って誰?!、とまずそこでつまづいた。テレビは丁寧に教えてくれる。あの早稲田の大隈重信像を作った人だそうだ。ふーん
ボクの大好きなテレビ番組に「百年名家」というのがある。築100年の建物を訪ねるというもの。毎回古い種々様々な建物を見せてくれる。今ではもうあり得ないだろう材や職人の手わざをたっぷり見ることができ、先人のセンスと本当の意味での贅沢というのを味わうことができる。
映画のロケに良く使われている「旧島津公爵邸」とか、嵐山「大河内山荘」とか、もうため息ものばかりだ。どれもこれもすばらしくてあっという間の一時間なのだが、不思議にそこに住みたいと思ったことは一度もなかった。まあ生活も知恵もなにもかもバースくんとはレベルが違いすぎているから住むという感覚にはならない、ただただ目のお正月だけで十分という感じなのだ。
ところが朝倉彫塑館は、初めて住みたいと思った。(住めないけど)アトリエはボクにはよくわからないけれど、自宅が実にいい感じなのだ。中庭がまたすばらしく、坪庭・中庭に強くひかれるボクはもう目が釘付けになった。あーあの書斎に座って庭を眺めていたい。それもしとしとと雨の降る日がいい。なぜなら中庭全体が池なのだ。中池?!と言ったほうがいいくらい。降る雨が水面につくる水輪を飽きることなく見ていたいと切に思った。切にだよ!!そこまでの気持ちには普通ならない。あの家にはボクをひき付けてやまない何がかあった。
あったと思っていたら、番組の最後「では後編では屋上庭園とか3階を詳しくお見せします」とのこと、なんだって「屋上庭園」!!まだ続きがあるのかー。来週来週と思っていたら、次週並びに次々週はお休みとのこと、がっくりと肩を落とすのだった。まっ楽しみは先の方がいいかも鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取