バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

バッタもん

2014年04月21日 | Weblog
おはようございます。しっとりと粉糠雨の降る月曜日。歯磨きをしていて自分が左手を腰に当て仁王立ちになっていることにふと気が付いて、その正しい親父ぶりに失笑した朝。どうやら先月歯ブラシの持ち方を鉛筆持ちに変えてから、このスタイルになっているのではないかと思う。とにかくあまりいただけないスタイルであることは確かだ。スマートに行こうではないかと鏡の中の自分につぶやいても空しい…。
週末テレビでレイモンドチャンドラーの「長いお別れ」を原作とした日本版「ロング・グッドバイ」というドラマを見る。見る前、チャンドラー=ハードボイルド=文体が甘い=バースくんの読書範疇にはないという公式が成り立っており、原作の知識は何もなかった。だたオープニングで「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」が名台詞ではなかったかということだけは思い出していた。
ドラマの背景は1950年代の東京が舞台だ。要は「長いお別れ」のバッタもんじゃないかと見始めだのだか、浅野忠信が正しく臭い恰好のいい男を熱演していて意外に熱心に見てしまった。脇役はフーム学芸会の芝居かと思う面々もたくさんいたけれど秀逸は柄本明だった。実に気分の悪いたぬき親父政治家を好演していた。上手すぎて本当に腹が立つほどだった。この人に限りバッタもんではなかった。初回だけ見たらまあいいかとと思っていたけれど、来週もみることに決めた。
そしてバカバカしくも、見終わったら気分は浅野忠信だ。高倉健以外にここまで気分が入ったのはひさしぶりだ。ちょっとニヒルに決めてみようかなぞと考える。人様からみたら爆笑ものだとわかっているので、脳内妄想にとどめるけれど…ははは。
さて、もしかしたらとんでもないバッタもんではないかと言われていたタイガースのゴメス選手は大活躍だ!!ごめんね、ボクなんかバッタもんどころか大失敗だったんじゃないかと思っていたよ。バースくんの野球を見る目がバッタもんだったとさ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取