バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

継ぐ

2012年11月15日 | Weblog
昨日の朝お悔み欄で、東條輝雄氏がお亡くなりになったことを知る。東條英機元首相の次男にして、国産旅客機「YS-11」の 設計にも関わった三菱自動車の元社長だ。記事を見ていてたら、なんだか遠いところに連れていかれるような気持ちになった。先日の上羽秀さんとは違う感慨のようなもの。ボクにとって東條英機は本の中、歴史の中の人だ。その人のご子息が98歳という大往生、時は確実に流れていること、そして今という現時点に、様々なものが累々とつながっていることを思う。
夜には森光子さんの逝去の報。うそつき呼ばわりが我慢できなかった人が、わーわー言っているニュースより、こちらの報もっと大きく取り扱ってほしかったぐらいだ。
森光子さんと言えば、ボクは日曜日の午後4時だ。小学生のころ「東芝日曜劇場」はその時間に放送していた。秀逸のドラマはパンツ屋の話。未亡人となった森光子はパンツ屋となって子供を育てるという話なのだか、毎回亡き夫のプロポースの言葉を言う「「貧しいから、あなたに差し上げられるものといったら、さわやかな五月の若葉と…」あとは忘れた。ただこの「さわやかな5月の若葉」という森さんのセリフを聞くと、本当にさわやかな気持ちになったことだけはしっかりと覚えている。どうぞ安らかにお眠りください。
そんなこんなの昨夜9時、同時に二人の友人宅に孫が誕生したという知らせ。「バースくん、我々もそういう年齢になったんだよ」と言われ、重なる訃報と、重なるお誕生に、ボクは一つの言葉を思い浮かべた。「継ぐ」。少し前まではあまり考えなかったこと。自分のバトンを次の走者に渡すということ。いつから受け取るのではなく、渡す方にまわったんだろう。ちょっとキョトンとしてしまった昨日のボク鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取