極める

ボクは、いわゆる職人さんとよばれる方々の仕事を見るのが大好きだ。それはもう物心がついたころからで、大工さんがカンナをかけるところ、墨をひくところなんていうのは、もう横にへばりついて見ていた。食べ物を作る職人さん、陶芸、大工、染色、木工、手芸なぁーんでも大好きだ。人の手から物が生まれる様というのは、不思議で、美しくて、奥の深さが垣間見えるところがたまらない。BSで壇れいが「名匠の里紀行～手わざ恋々和美巡り～ 美しい手わざに恋して」という番組をやっているけれど、美人と手わざなんて!!ボクはこの番組をまず見逃したことはない。
それはさておき、そんな職人さんをずーっと見ていると、みなさんが言葉は違えど、生み出す品物は違えど、間違いなく同じことをお話しになっていることに気付く。一つことを極めるのに終点はなく、日々あの手この手の工夫で毎日が真剣勝負だということ。こう書いてしまえば、何だか通り一遍だけれど、変わらず同じことを重ねてゆくという力の凄さには圧倒される。
極めることの美しさ、気高さをまねることはできないけれど、ボクはここ半月あまり、朝食に飲むお煎茶の入れ方を極めようとしている。(ケタが違い過ぎてバースくん、お話にならないわ)でもこれも結構本気を出したら難しいんだよ。茶葉の量、お湯の温度、むらす時間、入れ方などなど、どれも大切で、またこのタイミングというのが微妙なところにあるんだよ。
挑戦し始めて2週間、ちなみに今朝のお茶の味はとりわけまずかった。むらす時間が短かかったのが敗因のような気がしている。日々是精進、明日の朝はもっとおいしいのを入れるぞぉー!!(その前に仕事に精進してくださぁーい)おー!!鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取