バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

羽は広がり

2012年06月05日 | Weblog
夕方の出の時間は、厚い雲に覆われて見られそうにもなかった満月の月食。でも夕方のニュースで「雲の合間から、時折おぽろに欠けた月が見えるかもしれません」なんてちょっとロマンティックなコメントをした気象予報士さんがいて、どれどれと、すっかり暮れた頃合いに2階へあがってみた。するとなんと、障子越しにも月明かりで部屋が明るい。これはしめしめと窓を開けると、ありました!!おっしゃるとおりの、おぼろで2割ぐらい欠けた月が。
流れる叢雲、月が顔を出したり隠れたり、ぼんやりとそのおぼろ欠け月を見ていたら、なんだか時代劇の夜の大捕り物が今にも始まりそうな感じがしてきた。ここに現れしは、鬼平こと中村吉右衛門だなと連想した途端、そうそう澤瀉屋の襲名公演は5日が初日じゃないかぁーと思い出し、中車襲名のプレッシャーの香川くんは今頃この月を見ているのだろうかと思った。数日中に出るだろう劇評が楽しみだ。
そして、久しぶりにまた池波正太郎の「銀座日記」を読もう!と方向変えて連想の羽は広がる。それにしても今読んでいる「天地明察」は噂にたがわず面白い。あっと言う間に江戸時代に引き込まれている。おぼろ月食は、すっかりボクを時代劇の世界に連れていった。
ばたばたとそんな連想の羽を広げたバースくんは、それから録ってあるTVドラマ「御宿かわせみ」の最終回、東吾とるいの婚礼シーンをしっとりと観ましたとさ。おしまい(野球のない日は、穏やかだぁー)鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取