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DUKE Train

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台湾鉄路管理局、南海「ラピート」色の電気機関車を運転開始

2019年01月16日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

レイルラボ 2019/01/15 17:06

「ラピート」色の機関車



台湾鉄路管理局は2019年1月16日(火)から、南海電気鉄道の特急「ラピート」の色に塗装した電気機関車を運行しています。

該当の電気機関車は「E212号」と「E213号」の2両で、それぞれ「藍武士號」と「日台友誼號」と名付けられています。塗料は日本から空輸したものを、そのまま使用し、側面には南海電気鉄道のキャラクター「関空戦士ラピートルジャー」や大阪城、日台両国の国旗が描かれています。このプロジェックトには、現代アートを手掛ける台湾企業「視野文創」も参加しました。

このコラボ機関車2両は、北部の基隆市に所在する七堵駅と、南部の屏東県に所在する潮州駅を結ぶ西部幹線で、日本の急行に相当する「莒光号」を中心に牽引、一部の列車は東部幹線経由で台東県に所在する台東駅まで運行します。運行期間は半年間の予定です。



「藍武士號」と「日台友誼號」

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台湾鉄道、南海電鉄「ラピート」カラーのコラボ列車運行へ 14日お披露目

2019年01月13日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

南海電鉄「ラピート」カラーのコラボ列車を運行する台湾鉄道



(台北 13日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は14日、南海電気鉄道(南海電鉄)とコラボレーションした列車「藍武士号」と「台日友情号」を樹林駅(新北市)でお披露目する。両者のコラボ列車の運行は初。

台鉄によると、コラボ列車は台鉄の急行、キョ光号E212を先頭車両とし、ボディーには日本から空輸された南海電鉄の特急「ラピート」の濃紺色の塗料「ラピートブルー」が使われ、南海電鉄のキャラクター「関空戦士ラピートルジャー」や大阪城などがあしらわれるという。プロジェクトには現代アートなどを手掛ける台湾企業「視野文創」も参加した。(キョ=草かんむりに呂)

コラボ列車は、七堵(基隆市)-潮州(屏東県)区間を半年間走る予定で、一部の列車は台東(台東県)まで運行する。

南海電鉄は2017年4月、桃園メトロ(MRT)、関西エアポート、桃園国際空港を含めた4社で相互誘客を目的とした友好協定を締結。昨年3月には桃園メトロ開業1周年を記念したラッピング列車を運行するなど、台湾との連携に取り組んでいる。

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淡海ライトレール緑山線開業 試乗期間1カ月、運賃無料に

2018年12月24日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

淡海LRTをいち早く体験しようと、朝早く駅に詰めかけた人々








(新北 24日 中央社)新北市北部の淡水区に建設された淡海ライトレール(軽軌、LRT)緑山線は24日、一般客を乗せた無料試乗を開始した。試乗期間は1カ月。淡海LRTをいち早く体験しようと、早朝から多くの人が駅に詰めかけ、午前6時30分に出発した始発列車は満員となった。

緑山線は台北メトロ淡水線紅樹林駅と淡海新市鎮(ニュータウン)一帯を結ぶ全長約7.3キロ、全11駅の路線。新北市が単独で建設した初のLRTとなる。車両はドイツ企業の技術協力の下、台湾企業が製造した。各駅には人気絵本作家、ジミー(幾米)さんが手がけた芸術作品が設置され、可愛らしい雰囲気を演出している。

23日に淡水行政センター駅前広場で開業式典が行われ、朱立倫新北市長は「最も美しいLRT」と称賛。淡海LRTの利用を呼びかけた。

開業を記念し、ジミーさんとコラボレーションした記念セットチケットを2種類が発売される。限定各2000セットで、「閉上眼晴一下下」は23日から、「淡海LRT遇上幾米」は来月5日から紅樹林駅で販売される。いずれも特製イージーカード(悠遊カー)とカードケースが共通して入っており、これに加えて「閉上~」にはLRT限定版絵本、「淡海LRT~」には緑山線11駅のパブリックアートをデザインしたマグネットがセットになっている。各999台湾元(約3600円)。(カー=上の下にト)

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台湾糖業鉄道の車両4両がそろい踏み 鉄道マニアの新著発表会

2018年12月19日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

台湾糖業の渓湖工場(彰化県)でお披露目された(左から)135号巡回車、
524号ディーゼルカー、346号蒸気機関車、ディーゼル機関車



(彰化 19日 中央社)中部・彰化県で飲食店と鉄道文物館を経営する陳朝強さんが、台湾糖業鉄道の廃棄車両と出会い、自費を投じて修復させるまでの過程を描いた本が先月初旬に出版された。県内の台湾糖業渓湖工場では17日、発表記者会見が行われ、糖業鉄道の歴史を伝える車両4両が肩を並べて走行する特別イベントが多くの鉄道ファンを引き付けた。

4両は年代順に、346号蒸気機関車(1948年ベルギー製)、524号ディーゼルカー(1949年日本製)、高官や幹部が視察する際に使われた135号巡回車(1955年日本製)、現在も現役で活躍しているディーゼル機関車(1967年日本製)。

このうち、陳さんが修復したのは135号巡回車。2015年にリサイクル業者を介して入手し、設計図を参考にしながら資料や部品を集め、走行可能な状態に復活させた。

書名は「カン人買火車-135巡道車修復紀実」(仮訳:列車を買った馬鹿-135号巡回車修復実録)(カン=敢の下に心)

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阿里山鉄道、スロバキアの旧森林鉄道と姉妹提携 ともに100歳超え

2018年12月06日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

記念品を交換する林華慶林務局長(右)とスロバキア・チエルノフロン鉄道の代表






(嘉義 6日 中央社)南部・嘉義を走る阿里山林業鉄路(阿里山森林鉄道)は5日、スロバキアの旧森林鉄道、チエルノフロン鉄道と姉妹鉄道関係の基本合意書を交わした。阿里山鉄路にとって9番目の姉妹鉄道となる。

締結式が5日、嘉義市内で行われ、双方の代表が合意書に署名した。

阿里山鉄路は1912年開業、106年の歴史を有する。チエルノフロン鉄道は1909年に運行を開始し、今年で109年になる。林華慶林務局長は、両鉄道には相似した歴史と背景があると話し、協力関係の促進に意欲を示した。

チエルノフロン鉄道は木材運搬を目的に建設された。現在は阿里山鉄路と同様、文化財に登録され、観光用鉄道として運行されている。

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台中駅で明治時代の木造建築見つかる 文化財登録に向けた動きも

2018年11月12日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

新たに見つかった明治期の木造建築=黄国書事務所



(台中 2018年11月12日 中央社)新旧三代の駅舎や遺構が共存する台中駅で先ごろ、1905(明治38)年開業の初代駅(台中停車場)と同時期に建てられた木造建築が見つかった。発見した地元の歴史文化団体は、基隆-高雄を結ぶ縦貫線が全線開通した1908(明治41)年より前から存在する建物は鉄道の歴史を伝える貴重な発見だとして文化財登録を求めており、8日には台湾鉄路管理局(台鉄)や文化部(文化省)文化資産局、台中市文化資産処などによる視察が行われた。

現在の台中駅は2016年に開業した三代目で、横には日本統治時代の1917(大正6)年に開業し、国定古跡に登録されている二代目駅舎がある。また、その隣で明治時代開業の初代駅に付随する機関庫の遺構も発見されており、現在地での保存が検討されている。

歴史文化団体によると、発見されたのは台中停車場事務室。竹南(現苗栗県)から台中駅を経て彰化に至る「台中線」沿線に現存する数少ない木造建築で、屋内の飾り板などが良好な状態で残る。1935(昭和10)年の新竹台中地震で多大な損害を受けた同線では、駅舎やトンネル、橋などの大半が震災後に耐震性に優れた鉄筋コンクリート構造(RC構造)に改築されたという。

視察を行った地元選出の黄国書立法委員(国会議員)らによると、保存については、二代目駅舎を中心とする国定古跡の範囲拡大と台中市の古跡登録という2つの方向で検討される見通し。

(カク雪卿/編集:塚越西穂)

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台中メトログリーンライン 今年末に試運転 20年全線開業へ

2018年09月06日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

台中メトロの車両=台中市政府提供



台中メトログリーンライン「路線図」




(台中 4日 中央社)台中市政府交通局の王義川局長は3日、同市で建設が進められている台中メトロ(MRT)グリーンラインについて、2020年にも全線開業する見通しを示した。市政会議の報告で述べた。工事の進捗率は79%に達しているという。今年末の試運転に向けて準備を急ぐ。

台中メトログリーンラインは全長16.71キロで、北屯-烏日間(いずれも台中市)の全18駅を結ぶ。

王局長によると、林佳龍市長が着任した2014年の時点では、工事完了は2022年になるとみられていたが、その後調整が図られ、完成予定時期が2年早まった。現在は、車両のレール上での各種テストが行われているという。同線には全自動無人運転システムが採用されているため、より厳密なテストが必要だと説明した。駅の建設やレール敷設は、18駅全てで完了しており、駅構内の内装工事が進められている。

年末の試運転では、一般人の乗車は不可。王局長は、来年交通部(交通省)による審査が完了してから、プレ開業となる見通しを示した。

林市長は、同線が完成間近となっているのに喜びを示しつつ、グリーンラインだけではまだ不十分だと指摘。完全な交通網と組み合わさってこそ、その機能が発揮されるとし、現在進められているブルーライン建設計画や環状線の工事などに言及し、交通網整備に向けた意欲を見せた。

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台湾鉄道縦貫線が開業110周年 元花形特急、1日限りの復活

2018年04月23日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運




(台北 22日 中央社)台湾西部の南北を結ぶ台湾鉄路管理局縦貫線が今月20日で開業110周年を迎えたのを記念し、同局と民間団体の縦貫線鉄道保存協会は22日、2014年に引退した元花形特急列車「光華号」DR2700型気動車の復活運転を行った。列車は台北(台北市)-后里(台中市)間を往復し、沿線には多くの鉄道ファンが集まった。

縦貫線は日本統治時代の1908(明治41)年に台湾初の鉄道路線として開業。主要な都市が集まる台湾西部の重要な幹線鉄道として大きな役割を果たした。

光華号は1966年10月末に特急列車としてデビュー。台北-高雄間を当時最速の4時間45分で結んだ。同会の黄文鎮会長は、当時最高級とされた電気式ディーゼル機関車「観光号」より1時間45分も速かったと振り返る。

1日限りの復活運転で販売された乗車券は300枚。たちまち完売となった上に、200人余りがキャンセル待ちしていたという。この日、光華号は午前9時35分に台北駅を出発。新竹駅や苗栗駅で途中停車し、午後0時2分に后里駅に到着した。乗客はそれぞれ観光を楽しんだ後、午後3時58分に后里を発った。

同局の担当者は今年で“52歳”を迎える光華号を復活運転させるにあたって、車体の修理に苦労したと話す。部品の多くがすでに生産終了となっていたため、同局の別の列車から代わりの部品を外して補填したという。この日は安全を考慮し、時速を元の110キロから90キロに落として運転する措置が取られた。

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「世界ふしぎ発見!」第1468回 昭和ノスタルジー鉄道で巡る台湾の旅

2018年03月10日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
「世界ふしぎ発見!」
第1468回 昭和ノスタルジー鉄道で巡る台湾の旅




第1468回  昭和ノスタルジー 鉄道で巡る台湾の旅

2018年3月10日 夜9時~放送
(番組H Pより)


宮地 眞理子(みやち まりこ)さん 




1978年2月27日生まれ。神奈川県出身。女優として映画、TVドラマ、舞台などに多数出演するほか、CM、雑誌等でも幅広く活躍。趣味はボディボードと映画鑑賞。「映画は本当に大好きですね」との言葉通り、映画雑誌に連載を持っていたこともあり、自身でも「RAILWAYS」('10年)、「誘拐ラプソディー」('10年)に出演。ドラマではTBS「温泉へGO!」('08)にレギュラー出演する。特技は、新日本舞踊、合気道。ミステリーハンターは今回で66回目(スペシャルの回は含まず)。

・鉄道の写真が次々と登場します
 


日本の熱烈なファンも多い様々な魅力がある台湾鉄道




台湾でも日本と同じく、鉄道はとても親しまれています。通勤・通学など日常の移動手段として、また旅行やレジャーへ行く時の乗り物として多くの方たちが利用しています。今回私たちが取材をしたのは、台湾の各地を巡る鉄道です。鉄道ファンの方はもちろん、そうでない方たちにも台湾の魅力を満喫できる鉄道ばかりですので、おススメです。また新幹線を含む特急列車にも乗りましたが、日本と比べると料金も安いのです。旅行者にとって嬉しいポイントですよね。

そして鉄道の旅のお楽しみ、魅力的な駅弁もたくさんありました!台湾の駅弁と言えば、骨付き豚肉を揚げたものがドーンとご飯の上にのっている排骨弁当が有名です。私も以前番組で海外の有名駅弁のひとつとして取材をした時以来、台湾に来たら絶対食べたいものになっています。排骨も最高なのですが、今回はそれに負けないほど美味しい駅弁をご紹介しています。台湾のお弁当は、ご飯の上にお惣菜がのっているのが主流ですが、最近は日本スタイルのご飯とお惣菜が分かれているタイプもありますし、その土地の野菜のお浸しや煮物がたくさん入っていて彩りも鮮やかで、パッケージも可愛い。さらに台湾はお米も美味しいので日本でもファンが多いというのも頷けます。


昭和ノスタルジーを感じる車両や駅舎 それには理由があった!日本と縁が深い台湾鉄道

かつて日本各地で見られた風景を台湾で見ることができる、それは偶然ではありませんでした。台湾には日本が統治していた時代に日本人が敷設した鉄道が、今も数多く活躍しているのです。日本で走っていた車両が海外で再び活躍している話はよく聞きますが、台湾の場合、もっともっと深いご縁なのです(笑)。駅舎なども日本人が設計したものなので、私たちが郷愁を感じるのも当然なのかもしれません。

それらの鉄道は、主に産業用に利用されていたものですが、後に一般の鉄道として使われるようになり、今に至っています。番組では、それもひとえに、メンテナンスをしながら現在まで大切に維持してきた台湾の方たちのご尽力の賜物だということをお伝えできると思います。


電車は、普段頻繁に利用しているからこそすぐに新しいものに慣れてしまいます。そしてそれまで使っていたものを次第に忘れてしまう…。台湾で昭和ノスタルジーを感じる列車に乗っていると、いつの間にか見かけなくなった昔の電車のことが次々と思い起こされて、それも楽しかったですね。

天井に扇風機あったよなぁとか、網棚は本当に網だったし、足元の暖房が熱すぎることあったなぁとか(笑)。そんな風に昔の記憶が蘇ることもレトロ列車の魅力なんだなと感じました。

そして、レトロな列車はただ懐かしいだけでなく、鉄道の魅力そのものがたくさん詰まっているということを、取材を通して教えて頂きました。列車を形造るひとつひとつのパーツをじっくり見てみると、なるほど!かっこいい!!ここも、あそこもと魅力的なポイントが本当にたくさんあるのです。

またどこへ行っても親切で優しい方たちと出会いましたし、車窓から眺める景色も素晴らしかったです。何度も台湾を訪れている日本の台湾鉄道ファンの方の気持ちが少し分かった気がします。私もプライベートでもまた台湾で鉄道の旅をしてみたいと思いました。


阿里山周辺一帯は、台湾でも有名なパワースポットのひとつだそうです。阿里山森林鉄道は、ご来光を拝んで願掛けをするために阿里山を目指す台湾の人たちで賑わっていました。

ご来光を拝む方たちは、阿里山の宿で一泊して夜明け前に阿里山の頂上へ登って行きます。私たちが行った時は、残念ながら雲に隠れてご来光は見ることができませんでした。でも日の出の時刻に拝むことが重要だそうで、ご来光が見られなくてもみなさん願掛けをなさっていました。私たちはスタッフのお子さんが受験生ということで、みんなで合格祈願をしました(笑)。

また阿里山森林鉄道の神木駅の周辺は、駅名になった推定樹齢3000年の神木が見られる遊歩道があり、私も散策して木からパワーを頂いて来ました。


人気のお菓子屋さんは撮影スポットとしてもGOOD!

台中駅前にあるお菓子屋さん宮原眼科は、とても楽しいお店でした。お菓子屋さんなのに宮原眼科ですから日本人ならえっ!?ですよね。昔の建物の雰囲気を活かすというのはわかりますが、お店の名前まで昔のままなのですから。実際に以前患者さんだった方がまだ眼科だと思って来たこともあるそうです。面白いと感じる一方、昔のものに敬意を払い大切にする台湾の方たちは本当に立派だと思いました。

そんな宮原眼科は、若い人たちに大人気で、人気のアイスクリームはチーズケーキものっていてボリュームも満点。お店の内装はレトロでどこかおとぎ話の世界の雰囲気もありました。ですからインスタ映えスポットとしても人気のようです。

番組中の写真の数々 



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台湾鉄道、「屏東」ご当地駅弁発売へ 南部3駅での限定販売

2017年11月28日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運



(屏東 28日 中央社)台湾鉄路管理局が、屏東線にちなんだご当地駅弁を来年1月2日から南部の3駅で限定販売する。

屏東線は、南部の高雄と枋寮(屏東県)を結ぶ鉄道路線。ご当地駅弁は全て地元の食材を使い、屏東ならではの味覚が楽しめるのが特徴。スーパーフードとして注目を集める台湾キヌア(赤キヌア)などの炊き込みごはんに原住民(先住民)風の味付けをした豚肉をのせ、カボチャ、ゴボウなど季節の野菜が添えられる。

価格は1個100台湾元(約370円)。屏東、高雄、新左営3駅で、1日150個限定販売の予定。

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日本統治時代の木造駅舎が老朽化 市議が修繕呼び掛け/台湾・台中

2017年10月20日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運



(台中 2017年10月20日 中央社)日本統治時代の1922(大正11 )年に開業した台湾鉄路管理局(台鉄)日南駅(台中市)の老朽化が著しいとして、呉敏済市議会議員が修繕を呼び掛けている。

日南駅は、当時の面影を残す木造駅舎が同市の古跡に指定されている。同市議は、築95年の駅舎には、支柱をはじめとする各所で腐食や虫食いの形跡がみられ、万一地震などが発生した場合、倒壊の恐れがあると指摘している。

指摘を受けた台中市政府文化資産処の李智富処長が古跡の管理責任者である台鉄に問い合わせたところ、赤字経営が続いている上、古跡に指定されている建築物が多数あり、管理が行き届かなかったことが判明した。

李処長によると、昨年改正された文化資産保存法に基づくと、台鉄は修繕費用の3割を補助金として文化部に申請できる。今後、市政府が台鉄の申請手続きを手伝う方向で話を進めるという。

(趙麗妍/編集:塚越西穂)

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台北の地下鉄にプール?車両 

2017年08月22日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

台湾で開幕したユニバーシアード夏季大会を盛り上げようと、台北市内を走る地下鉄では床を競泳、陸上、野球、サッカーなどの競技場そっくりに塗装した車両が登場し評判を呼んでいる。

 列車は松山新店線で、1日12往復前後運行されている。さながら、会場にいるような臨場感を味わえるのが魅力で、中でも人気を集めるのが競泳プールのデザイン。水面が揺らぐ様子も再現され、座りこんで記念撮影をする親子連れの姿もみられた。

 台北市の周靖軒さん(30)は「子供に見せるために乗りました。いろいろな国の人が来るので楽しみ」。大会が台湾で開催されるのは初めてで、世界約140の国と地域から、約1万2000人の選手らが参加する















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台湾の鉄道ファン感涙! 日本の伝説的583系寝台電車が、台湾の鉄道博物館に無償寄贈される!

2017年08月01日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運









日本と台湾の観光交流が盛んになるなかで、特に鉄道業界の交流やコラボレーションが積極的に行われている。台湾メディア・三立新聞網は、今年4月にJR東日本で引退した583系寝台電車2両が、台湾の鉄道博物館に無償で寄贈される予定であるとする記事を掲載した。
 
 記事は「世界初の寝台電車が台湾にやってくる」としたうえで、台湾文化部がJR東日本に積極的に働きかけを行った結果、JR東日本が583系寝台電車2両を台北機廠鉄道博物館へ寄贈することに同意し、8月1日にさいたまの鉄道博物館で調印式が行われる運びであると紹介した。
 
 また、583系について「国鉄時代を代表する電車の1つで、昼間は座席になり、夜は寝台へと形を変えることのできる構造だ」と説明。台湾の鉄道史専門家である台湾師範大学地理学部の洪致文教授が「世界の鉄道史上でも珍しく、価値を持つ電車はわれわれ人類の資産。今回文化部が寄贈を取り付けたことに対して本当に驚いている。台湾の鉄道文化資産保存の歩みが一歩前進した」と感想を述べたことを伝えている。
 
 記事はさらに、多くの台湾の鉄道ファンがこの情報に興奮を覚えるとともに、日本に対して続々と感謝の意を示しているとも紹介した。
 
 「昼夜兼用寝台電車」である583系は、ボックスシートをつなげて下段ベッドを作り、窓の上と網棚の上に格納されている中・上段ベッドをそれぞれ引き出して3段ベッドにする特徴的な構造になっており、日本の鉄道ファンの人気も非常に高い。きっと台湾の博物館でも人気の展示車両の1つとなることだろう

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日本風の台湾鉄道路線図が話題 ネットで賞賛の嵐

2017年03月22日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運



(台北 21日 中央社)インターネット上で今月、日本人が作製したとみられる台湾鉄道路線図がアップロードされ、台湾で話題となっている。

「日本風台湾鉄道路線図」と名付けられた路線図は久留里さんが趣味で作製。台湾鉄路管理局(台鉄)の路線のほか、阿里山森林鉄路、台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)、台北、桃園、高雄の各メトロ(MRT)などの路線も建設・計画中のものを含め描き込まれている。

ネット上では「完璧なデザイン」「壮観」「ひざまずいて拝みたい」などと驚きと感嘆の声が上がっている。


日本人が作った台北地下鉄路線図に驚嘆← ←



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日本統治時代の駅舎残る台中駅など、16日に高架化へ

2016年10月14日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

現在の台中駅(左)と16日から供用が開始される新駅舎



(中央社)台湾鉄路管理局西部幹線の后里―烏日間21.7キロが、16日に高架化される。日本統治時代に建設された駅舎が残る台中駅のほか4駅が高架駅となるほか、新たに5駅が開業し、市内の移動利便性が向上する。

高架化は連続立体交差事業の進展を受けてのもの。台中駅では15日午後8時55分に出発する特急自強号が、地上駅を離れる最後の列車になる。その後翌朝まで線路の切り換え工事が行われ、午前6時から新線の供用が開始される。

現在の台中駅舎は今後も当面の間出入りが可能。高架駅とも徒歩で連絡できるという。


新台中駅














  
旧台中駅
 








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