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DUKE Train

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台湾鉄道の観光列車、ハローキティのラッピングに衣替え 運行開始

2019年07月04日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
 
3日に初運行された、新しい「環島之星」の車両の内装

 





(台北 3日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の観光列車「環島之星」の車両がサンリオのキャラクター、ハローキティのイラストで新たにラッピングされ、3日に初運行された。外装だけでなく、内装や備品にまでハローキティのデザインが取り入れられた。台鉄は鉄道旅行に新たなブームを巻き起こしたいと期待を寄せている。

台鉄によると、デザインのコンセプトは「ハローキティと共に台湾を一周」。外装は車両ごとに季節の花や台湾の動物、グルメ、アウトドア、観光名所、伝統文化など異なるテーマを採用し、台湾のローカルな旅行の要素を盛り込んだ。環島之星のデザインリニューアルとしては、過去最大規模だという。

環島之星は一日で台湾を一周する観光列車。西回り、東回りが毎日各1本運行されている。台湾の旅行会社イージートラベル(易遊網)が運営や旅行パッケージの販売を担っている。
 

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台湾鉄道の駅弁、スマホ決済で購入可能に 車内販売にも適用

2019年06月17日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運



(台北 15日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)の人気商品である駅弁が、17日からQRコード決済で購入できるようになる。台鉄が15日に発表した。これまで現金払いのみだった車内販売にも適用するほか、中レキ、台東を除く全駅構内の直営弁当店、鉄道グッズ店「台鉄夢工場」での買い物にも利用できる。(レキ=土へんに歴、木を禾に)

台鉄が導入するのは「Taiwan Pay(台湾ペイ)」。店頭に掲示されているQRコードを自分のスマホで読み取り、支払額を入力して決済する。この支払方法を使って80台湾元(約280円)以上の駅弁を購入すると1割引きになるキャンペーンが7月22日まで実施される。

中レキ、台東両駅は設備の関係上、暫定的に導入が見送られた。

▽通勤電車のリニューアルも

台鉄は14日、EMU500型と同600型の通勤電車を全数リニューアルすると発表した。

台鉄が保有するEMU500型車両は340両で、いずれも車齢20年以上。2017年8月から2019年8月にかけて60両を改装し、主に新左営―屏東間で運行していたが、好評だったことから残りの280両と車齢17、8年のEMU600型56両、計336両に拡大されることになった。15億台湾元(約51億6000万円)の経費が投じられる。入札予定は2021年、落札後6年をめどに全作業が完了する見通し。

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旧台北鉄道工場オフィスと浴場の修復工事着工 鉄道博物館園区

2019年06月12日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

正面入り口



員工澡堂(職員大浴場)



台北101から見た台北機廠鉄道博物館園区全景



総弁公室



柴電工場






(台北 11日 中央社)整備が進む台北市の台北機廠鉄道博物館園区で10日、総事務所と職員浴場の修復工事が始まった。起工式に出席した鄭麗君文化部長(文化相)は、同博物館が新たな段階に入った象徴だとし、計画の進展に期待を寄せた。

同園区は日本統治時代の1935年に落成した台北鉄道工場を始まりとしており、戦後には台北機廠として台湾鉄路管理局(台鉄)によって使用された。2012年の工場移転に伴い、工場としての役目を終えた。台湾に現存する鉄道車両整備工場として最も古く、文化や交通発展の面でも歴史的価値が高いため、15年に全体が国定古跡に登録された。17年に文化部(文化省)と交通部(交通省)は鉄道博物館としての整備に向けて協力する覚書を締結。全域を整備し、修復や公開は区域ごとに行う方式を採用し、施設の修復、活性化を目指している。計画期間は26年まで。

総事務所はかつては工場の運営の中枢として機能しており、修復後は博物館の事務センターとして使われる予定。収蔵品の研究室を設置するほか、常設展を開催し、工場の歴史を紹介する。

浴場は当時の職員が一日の疲れを癒す場所で、職員同士の結びつきを強める役割を担っていた。修復工事の設計を担当する建築家の徐裕健氏によれば、大きなガラス窓や中央部のアーチ状鉄架構は当時の鉄骨技術の発展を反映しているという。

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台湾 普快車・旧型客車など 鉄道周遊ツアー

2019年06月07日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

クラブツーリズムは、「添乗員同行 台湾唯一の旧型客車・普快車乗車と台湾ぐるっと鉄道周遊5日間」を開催。




出発日は、2019年8月29日(木)、9月19日(木)、10月3日(木)、11月14日(木)、12月12日(木)で、各回とも4泊5日の行程。成田空港発着。

1日目に台湾高速鉄道(台湾新幹線)、
2日目に旧型客車使用列車「普快車」と高雄LRT、
3日目に「キョ光号」、
4日目にローカル線「平渓線」、

2~4日目の各日に「自強号」に乗車。
また、2日目に哈馬星鉄道文化園区と高雄MRT美麗島駅、
3日目に花蓮鉄道文化園区などを見学。

参加には、旅行商品の申し込みが必要。
最少催行人数は10人。
旅行代金は、2人1室で1人139,000円など。別途燃油サーチャージ、空港税等が必要。

先着特典として、「台日同名32駅記念飾り結び」を45人にプレゼント。

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鉄道の日、蒸気機関車「貴婦人」が貨物駅・花蓮港へ

2019年06月03日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
 
「貴婦人」の愛称で親しまれる蒸気機関車、CT273
台湾鉄道のフェイスブックページより



(台北 2日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は「鉄道の日」とされる9日、「貴婦人」の愛称で親しまれる蒸気機関車、CT273を運行させる。東部・花蓮駅を出発し、旅客車は普段停車しない貨物駅、花蓮港駅まで一般客を乗せ、花蓮港周辺の観光を楽しんでもらう。

台鉄は同日午前8時30分、鉄道の日を記念する乗車券セットの販売を花蓮駅で開始する。内容は花蓮-北埔間と北埔-花蓮港間の往復乗車券で、1000組を1組200台湾元(約687円)で限定販売し、先着200組を購入した人に蒸気機関車の体験乗車券を贈呈するという。

戦前に日本で製造されたCT273。4日には宜蘭線の蘇澳-礁渓(いずれも東部・宜蘭県)間が開業100周年を迎えるのを記念し、同区間でも運行される。

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平渓線でおなじみの瑞芳駅と十分駅、リニューアルへ 集集線も対象

2019年06月02日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

現在の瑞芳駅



(台北 1日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は5月31日、観光客に人気が高い北部のローカル線、平渓線の十分駅と同線が乗り入れる瑞芳駅(いずれも新北市)の駅舎をリニューアルすると発表した。来年半ばまでにデザインが決まり、2021年に改修工事が終了する予定。台鉄は、古い建物に新しい生命を吹き込み、駅の印象を一新したいと期待を示している。

台鉄は「新駅舎運動」と銘打った駅舎の改築プロジェクトを2010年から推進しており、これまでに東部29カ所の駅舎が地元の特色あふれる姿に生まれ変わった。今年から第2弾として駅舎に美しさを取り入れる「新駅舎建築美学」計画が進められることになり、最初に選ばれたのが瑞芳、十分の2駅だった。今後は中部のローカル線、集集線の駅が対象となる見通し。(テイ=土へんに呈)

投じられる改修費用は2億台湾元(約6億8600万円)。台鉄は美学的見地に立ってアドバイスを行う専門チームを今年4月に立ち上げ、2駅の視察を行うなどして改善点をとりまとめてきた。瑞芳ではレイアウトの変更や外壁の美化などが、十分ではエレベーターやプラットホームと駅周辺の街をつなぐ連絡通路の設置などが行われる予定。

瑞芳駅は日本統治時代の1919(大正8)年に開業。当初の駅舎は木造だった。その後コンクリート造りにする工事が始まったものの第2次世界大戦のため途中で頓挫。戦後、残っていた土台を利用して建設が続けられ、54年に現駅舎の原型となる建物が完成した。その後改修を経て今に至る。

十分駅は1929(昭和4)年に十分寮駅として開業。こちらも当初は木造建築だった。62年に現在の名称に改称され、71年にコンクリート造りの駅舎になった。
 

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里山の動物を描く台鉄ラッピング列車に2代目 来月初旬に運行開始

2019年05月30日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運



(台北 30日 中央社)里山の生き物を描いた台湾鉄路管理局(台鉄)のラッピング列車「里山動物列車」の2代目が登場した。来月5日の営業運転開始に先立ち、同3日にお披露目列車が運行される。台鉄が29日に発表した。初代と同じEMU800型通勤電車に林や水田、小川、集落など里山の生態系を描き、前回よりもさらに多様な動物を紹介することで乗客に野生動物への理解を促す。

同列車は行政院(内閣)農業委員会林務局とのコラボによるもので、各車両内のモニターに生き物の生態を紹介する映像が流れるほか、今回は動物たちに囲まれてあたかも里山に身を置いているかのような感覚が味わえる「神秘車両」も1両用意された。

お披露目列車は6月3日午前11時15分に南港駅(台北市)を出発。一般客は台北駅からの乗車となる。台北出発後は板橋、桃園、新竹、竹南に停車し、午後1時43分に終点の通霄(北部・苗栗県)に到着する予定。出発駅となる南港では同日午前8時から、台北-桃園間の記念きっぷと入場券を組み合わせた記念乗車券セットが販売される。200台湾元(約700円)で1000組限定。

台鉄によると、正式運行開始後は主に基隆-嘉義間、后里-潮州などで区間車(各駅停車)として運行される見通し。林務局が開催する里山イベントなどに合わせ、東部で運行される可能性もあるという。

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 台湾鉄道、蘇澳-礁渓間でSL復活 日本時代開業区間、今年100周年

2019年05月23日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

台湾鉄道の蒸気機関車CT273



(宜蘭 21日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は来月4日、宜蘭線の蘇澳-礁渓(いずれも東部・宜蘭県)間が開業100周年を迎えるのを記念し、同区間で蒸気機関車(SL)を1日限りで復活させると発表した。乗客にかつての鉄道風景を楽しんでもらいたいとしている。

台鉄によれば、宜蘭線は1917(大正6)年に着工。1919(大正8)年、工事が進められていた南端の蘇澳から礁渓までの区間と北端の八堵から瑞芳までの区間が他区間に先駆けて開業した。

運行されるのは台鉄のSL、CT273。戦前に日本で製造され、「貴婦人」の愛称で親しまれた。この日は復興号6両の客車をけん引する。蘇澳を午後2時45分に出発し、冬山や宜蘭などで途中停車し、午後5時16分に礁渓に到着する。

冬山駅は、つる棚のようなアーチ型の屋根に覆われた美しい高架ホームが特徴。太平洋に浮かぶ離島、亀山島も望める。宜蘭駅では50分間停車するため、乗客は同駅の近くにある人気絵本作家ジミー(幾米)さんの作品をテーマにした「幾米広場」や「幸福転運站」で観光を楽しめる。

乗車券セットは224組の限定販売で、1組1919台湾元(約6700円)。片道乗車券に加え、記念チケットや記念品なども含まれる。25日午前9時から台鉄の公式サイトで予約が開始される。

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明治末期の機関庫遺構、保存工事が来年にも完了 台中の新名所に

2019年05月18日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

 

 

 

日本統治時代に開業した初代台中駅(台中停車場)に付随する機関庫遺構を保存するための工事が、来年6月に完了する見通しだ。交通部(交通省)鉄道局が14日、定例記者会見で報告した。完成後は透明のガラスがはめ込まれた歩道から遺構を眺めることができるようになるという。同局は、新旧3代の建造物が共存する現台中駅を鉄道文化を代表する新名所にしたいと期待を示した。

現在の台中駅舎は2016年に供用開始した3代目。初代駅舎は1905(明治38)年に落成。利用者の増加に伴って17(大正6)年に赤れんが造りの2代目に改築された。現在も残る2代目は国定古跡に登録されている。

機関庫の遺構は、3代目駅の建設や沿線の高架化工事が進められていた2013年に発見された。鉄道局によると、1908(明治41)年の建設とみられる。本来、移転させる方向で検討していたが、同市政府が歴史的な価値を認めたことを受け、元の場所で保存できるよう新駅の設計を変更し、関連の工事を進めていた。

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鉄道グッズの「台鉄夢工場」が東部進出 7月に花蓮、台東にオープン

2019年05月16日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

松山駅構内にある「台鉄夢工場」



(台北 16日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は15日、台北、松山、南港などの駅で展開している鉄道グッズ店「台鉄夢工場」を東部の花蓮と台東2駅にもオープンさせると発表した。7月にも開店する見通し。台鉄は、販売する文化クリエーティブ商品を通じて鉄道文化が各地に浸透し、鉄道愛好者の増加につながることに期待を寄せている。

台鉄夢工場は2012年、台北駅構内に1号店が開店。現在、全店舗とオンラインショップを合わせた売り上げは年間約3000万台湾元(約1億円)に上る。今後は台鉄各駅の中で利用者数や収益、業務など規模が大きい駅を対象に店舗を増やしていく予定で、利便性の向上によるさらなる収益増も見込まれるという。

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台鉄クルーズ列車の最新プラン クジラ観賞やウコンカンゾウの花見など

2019年05月14日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運
 
クジラ観賞が楽しめる台鉄のクルーズ列車



(台北 14日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)はこのほど、台湾各地を専用列車でめぐるクルーズ列車の夏・秋季プラン(7~9月)を発表した。ホエールウオッチングやアップルマンゴーの産地探訪、山一面を黄色く染めるウコンカンゾウ(金針花)観賞など、季節を感じる旅が味わえる。

ホエールウォッチングプランでは、北回りルートで海景色を楽しみながら一路東部・花蓮県へ。クジラ観賞のほか、タロコ(太魯閣)国家公園や日本統治時代に旧日本軍の施設として建設された「松園別館」なども訪れて現地の自然や歴史に触れる。

アップルマンゴーの主要産地として知られる南部・台南市玉井を訪れるコースでは、鉄道の旅ならではの要素も楽しめる。コーヒーチェーン、スターバックスの店舗として生まれ変わった北部・新竹県新豊郷の廃駅、旧新豊駅や美しい夕日が眺望できる苗栗県の海沿いの木造駅、新埔駅などに立ち寄る。

ウコンカンゾウは8~9月に黄色い花を咲かせる東部の夏の風物詩。北部、中部、南部出発の3コースが用意され、名所として名高い台東県の太麻里や花蓮県の六十石山、赤柯山などで花見を楽しむ。

申し込みの受付は出発日の3カ月前に開始される。詳細な出発日やコース内容については、台鉄のホームページなどで確認できる。
 

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台中メトログリーンライン 進ちょく率80%超 20年末開業目指す

2019年04月24日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2020年末の開業を目指す台中メトロ(MRT)グリーンライン
(台中市政府提供)



(台中 23日 中央社)盧秀燕台中市長は22日、同市で工事が進められている台中メトロ(MRT)グリーンラインについて、進ちょく率は82.91%に達していると明らかにした。2020年末の開業を目指すとしている。市議会の定例会で述べた。

台中メトログリーンラインは全長16.71キロで、北屯-台湾高速鉄道(高鉄)台中駅間(いずれも台中市)の全18駅を結ぶ。車両は全18編成のうち9編成が日本から輸入され、残る9編成は日本から技術移転を受けた台湾製。

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台鉄、観光列車をリニューアル 利用者増に期待 団体貸し切りも可能に

2019年02月22日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

展望窓が設置された観光列車の一部車両





(台北 21日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は21日、改装を終えた観光列車の客車や食堂車、パーラーカー(一等車)などをお披露目した。台鉄の張政源局長は、座席のスペースが広くなったほか、展望窓やカラオケ設備なども設置されていると紹介し、設備の改善が利用者の増加につながることに期待を示した。

台鉄が観光列車として利用する車両は計29両。使用開始から18年近くが経過したとして、昨年3月から7900万台湾元(約2億8400万円)を投じた改装作業が始まっていた。これまでに15両が新しく生まれ変わり、今年7月には全車両のリニューアルが完了する見通し。

リニューアルされた車両はすでにインターネットの旅行予約サイトで販売される鉄道台湾一周ツアーに投入されているほか、8月からは一般の会社、団体からの貸し切り予約も受け付ける。

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おみくじ付きコイン型乗車券 台北メトロ龍山寺駅で限定販売

2019年01月29日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

31日発売される台北メトロのおみくじ付きコイン型乗車券





(台北 29日 中央社)台北メトロ(MRT)は31日、運試しできるICトークン(コイン型乗車券)「ラッキートリップ(楽吉籤)」を龍山寺駅で発売する。同駅のみでの販売で、専用の券売機を1台設置。購入の際はおみくじが楽しめ、画面で健康、恋愛、仕事から1つ選択すると結果が表示される。結果はプリントアウトしたり、画面に出てきたQRコードを携帯電話でスキャンして保存したりできるという。

台北メトロと龍山寺(台北市)のコラボレーションによるもの。一般のICトークンは青色なのに対し、限定トークンは縁起の良さを象徴するピンクに変更。片面には漢字の「吉」が中央に刻印されており、字体は寺廟で引くおみくじの木製の棒や台湾の伝統建築によく見られる燕尾状の屋根の形をイメージしたデザインになっている。

中国語の名称「楽吉籤」の「楽吉(ラージー)」は幸運を意味する英語の「ラッキー」と掛けられており、英語の名称には「トリップ(旅)」を加えることで乗客の旅路の幸運を願う思いが込められた。

販売開始は31日午前10時。1個50台湾元(約177円)。1個で1回乗車でき、距離に制限はない。改札を出る際に返却の必要はなく、記念に持ち帰ることができる。5000個の限定販売で、購入は1人2個まで。先着200人には龍山寺のお守りが贈られる。

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桃園メトロ、阪神電鉄と連携協定 野球と鉄道で観光促進

2019年01月22日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

締結式に出席する両社の関係者やモンキーズ、タイガース両球団のマスコット



(桃園 22日 中央社)桃園メトロ(MRT)は21日、阪神電鉄と相互連携協定を締結した。双方の観光促進を目指して連携していく方針で、ラッピング車両や乗車券交流など鉄道を使ったプロモーションのほか、両鉄道沿線の球団、ラミゴモンキーズと阪神タイガースを巻き込んだキャンペーンも展開していく。

阪神電鉄によると、両鉄道の沿線には人気球団が本拠地とする球場があり、共に観客の輸送を行っていることなどの共通点があることから今回の連携に至った。桃園メトロは試合やコンサートなどの大規模なイベントを通じて双方の沿線の観光振興につながればとの期待を示している。

阪神電鉄は2016年から甲子園球場の阪神戦で「台湾デー」を実施するなど台湾に向けた施策に力を入れている。同イベントは日本統治時代に甲子園に出場した嘉義農林学校野球部の物語を描いた台湾映画「KANO1931海の向こうの甲子園」(2014年)を通じて甲子園に興味を持つ台湾人が増えたことを受けて開催されるようになった。

21日に桃園メトロ本社(桃園市)で開かれた締結式には、桃園メトロの劉坤億董事長(会長)や阪神電鉄の秦雅夫社長のほか、ラミゴの劉カイ廷ゼネラルマネジャー、タイガースの清水奨常務取締役らが出席した。(カイ=王へんに介)

桃園メトロでは22日から阪神電鉄沿線の観光地のイラストや写真をあしらったラッピング列車の運行を開始した。阪神電鉄でも桃園メトロをPRするラッピング列車を3月9日から運行する予定で、車体には桃園の客家文化をイメージしたデザインが施されるという。

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