秋深し まっことだらしなき猛虎かな
野球が終わっちゃったので
「龍馬伝」のことでも書きます。「龍馬伝」については、ブログ友達のtamiさんが、毎週すばらしいレビューを書いておられます。
今週は見れなかった～
という人も、tamiさんのレビューを読めば見た気になれますよ。わたしはもっと、とりとめのないことをつらつらと…
今回は、登場人物の表情にすごく目を引かれました。
賠償金は紀州藩に払わせると言った時の、龍馬の不敵な笑み。たくましくなりましたね～ (-_-メ
おりょうさんも、出てきた時は能面のようだった表情が、別人のように柔らかくなってます
本当に同じ女優さん？ と思ってしまったほどです。
お元さんも、龍馬の理想に共感して、表情が明るく可愛らしくなってきました
ただ一人、ぶれないというか、相変わらずなのが、やたろー。
決して癒し系キャラではないのに、彼とその家族は毎回心の泉です
ようやく出世して、三菱の創業者っぽくなってきましたね。
紀州藩との談判でも、いろは丸と積み荷の値段は４万３千両ほどだったのに、４万上乗せした８万３千両をぶんどってきました
ただ、これ、あながちぼったくりでもないんですよ。
弥太郎の請求の根拠は、いろは丸が稼働し続けていたら、これぐらいは稼いだはずというもの。
これは、「逸失利益」といって、現代の損害賠償請求でも認められています。
交通事故で死亡した人の逸失利益は、次のように計算します。
年収 ×（１－生活費控除率）× 就労可能年数に対応するライプニッツ（ホフマン）係数
・生活費控除率というのは、生きていれば収入もあるかわりに、本人の生活費もかかります。なので、これを控除します。
・ライプニッツ係数というのは、就労可能年数があと１０年あれば、１０年分の収入をいっぺんに受け取ることになるので、中間利息を控除しなければなりません（分割払いよりも一括払いの方が安くなるのと同じような理屈です）。
その中間利息を差し引く時の係数です。
まあ、要するに、弥太郎は、むちゃくちゃあこぎな請求をしたわけでもないということが言いたいがぜよ
本日の画像は、阪神が勝ち進んだ時のために撮りためておいた写真の一部です
「まだぎょうさん残ってる在庫をどういてくれるがじゃ
」「阪神に８万３千両請求する？
」
燃えつきた彼岸花 
