小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

辛夷の花

2017-03-26 09:33:11 | 読書

 

 

「辛夷の花」

 

葉室 麟著

 

読み終わりました

一気読みでした

 

 

私の大好物の

勧善懲悪ストーリー

 

お決まりのお家騒動

それに巻き込まれる女主人公とその家族

 

それを助ける素敵な武士

 

このままいけば、栄之進は三家の派閥にも相手にされなくなると鈴代は見たのだ。

そんな鈴代の思いを忖度した志桜里は手をつかえて・・・・

 

文中に忖度が出てきました

日ごろなら何も気にせず読みすすめるところですが

近頃この言葉を毎日のように聞くので

あ~こういう感じで普通は使うのだ

ってあらためて思いました

 

気分爽快になる本です

お勧めですよ~

 

 

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残り者

2017-03-12 20:52:06 | 読書

 

 

 

朝井まかて著

「残り者」

 

読み終わりました

 

こんなことあるわけないよな~

いや、もしかしたらあったのかもな~

なんて想像をかきたてられる小説です

 

慶応4年 4月10日

天璋院が西丸の大奥を立ち退く日のこと

二百畳を超える大広間に170人ほどの女たちが集められている

「ゆるゆると、急げ」

と言う言葉を聞き、みんなは我先にとお城を出た

 

そんな中、呉服之間の「りつ」は、皆とは違う方向に行く

仕事場に戻った

ここで苦しいこと嬉しいことが色々あったと感慨にふける

 

そこへ、天璋院が可愛がっていた猫を探して御膳所の「お蛸」が現れる

一緒に猫を探すはめになるりつ

 

もう誰もいるはずもない大奥にまた1人御三之間の「ちか」がいた

ちかは高い木に登って下りられなくなっていた猫を助ける

 

りつは、このふたりを連れて城を早く出ようとするが

なかなか上手くいかない

 

そうこうしていたら御中臈の「ふき」と呉服之間の「もみぢ」もいた

 

この5人の残り者たちのお話です

 

それぞれの来し方が語られ、なぜ城に残ったのかを話し始める

 

この女性たち、主人公のりつ以外はとても個性的

もう読んでいくうちに

この女性たちと一緒に広い広い大奥の中を着物を着て歩いているような気になります

ワクワクします

 

大奥の仕事は完全分業制の縦社会

ここで生き延びてきた女性は強くたくましく根性が座っています

 

最後の数ページは、お城を出た後の彼女たちの今が書かれてあって

あ~やっぱり元気にたくましく生き生きと生きていってるんだな~

と嬉しくなります

 

 

くすっと笑ってしまった文章です

 

りつには下に妹が2人います

主人公りつの口の悪い伯母がこの3姉妹のことでこんなことを言います

 

「まったくもって、静は産み分けてしもうたものよのう。

そなたは真面目ながらおとなしいし、

真乃は気丈夫だが少々、上っ調子なところがある。

由理は器量良しだが、頭の巡りは姉らにかなわぬだろう。

誠実で気が勝ち、頭も見目も良い1人を産んでおれば

天下さえ獲れたであろうに、

姉妹三人にそれを振り分けてしもうた」

 

 

まかてさんの小説は本当に楽しいです

 

 

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大活字本

2017-03-08 09:15:36 | 読書

 

昨日(3月7日)の朝日新聞の天声人語に

大活字本のことが書かれていました

 

我が家も義母のために

図書館で借りてきています

 

 

先日までは

「天地人」

を借りてきていました

 

昨日借りてきたのがこの

柴田錬三郎の

「江戸群盗伝」

 

義母はとても喜んでいるのですが

やはり種類が少ないんですね

 

 

3ヶ月に1度くらいのローテーションでまた同じのを借りてきています

 

天声人語の記事から

 

大活字本をとりまく環境は甘くない。

1点ごとに出版社や著作者と契約交渉が欠かせない。

文字が大きい分、ページが増えて割高になってしまう。

 

 

本好きが年を重ねていって

目が悪くなり、小さな活字がひろえなくなるのは本当に寂しいことです

身体が動かせなくなった高齢者の時間つぶしには読書が欠かせないと思います

こういうところに福祉のお金を充てられないものですかね~

 

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ラ・ラ・ランド

2017-03-06 20:53:45 | 映画

 

 

ラ・ラ・ランド

 

みてきました

 

歌もいい

ダンスもいい

ふたりの俳優さんもいい

色がいい

ストーリーもいい

 

みるのに力がいらないのがいいです

 

だから、ちょっとへこんだでしまっていたり

テンションが落ちてるな~

気分転換が必要だな~

って思っている人がいたらお勧めです

 

み終わった後、元気になれます

 

最後のライアン・ゴズリングの表情

あれが最高でした

素敵な俳優さんでした

 

 

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アキレス腱

2017-03-02 18:44:01 | 小さな気付き

 

クリスマスローズのシーズン

 

 

段々庭にクリスマスローズが増えていってます

 

 

さて、今日は

スポンジテニスの練習中に

アキレスをきった友達のお見舞いに行ってきました

 

今からリハビリの毎日だそうで

半年近くは恐くてスポーツはできないだろうな~

って言ってました

 

これは人ごとではないです

気をつけねば・・・

 

と改めて思いました

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眩(くらら)

2017-02-26 19:51:02 | 読書

 

 

 

朝井まかて著

眩(くらら)

 

読み終わりました

 

葛飾北斎と娘お栄の話

 

この本

週間朝日2016年時代小説ベスト10で

3位に選ばれた作品です

 

宇江佐真理さんの

髪結い伊三次捕物余話

にもこの親子がでてきました

だからお栄が北斎の絵を手伝っていたことや

大福饅頭を北斎が好物だったこと位は知っていました

 

この題「眩」は

文中に二度出てきます

 

まだ幼いお栄は父親の胡坐に座り

父親の画法を聞いていた

懸命に手を伸ばす

 

「お前え、まさか・・・・筆がにぎりてえのか」

父親はただでさえ大きな目を瞠って、娘を見下ろした。

娘はこくりとうなずく。

娘はただ、己の掌の中に初めて置かれた筆が嬉しかった。

眩々した。

 

もう一箇所は

この本の表紙の絵

「吉原格子先之図」

を書上げたとき

 

命が見せるつかの間の賑わいをこそ、光と影に託すのだ。

そう、眩々するほどの息吹を描く。

 

 

昨年の暮れ東京に行ったとき

すみだ北斎美術館

に立ち寄ったのだけど

この本を読んでおけばよかったと思いました

 

まかてさん

どれだけの資料を勉強してから

この本をかかれたのだろうと

作家さんって凄いなと改めて思います

 

色んなことを勉強したうえで

登場人物に息を吹き込む

 

 

その場にいて

北斎親子の姿を見ながら書いているような気さえします

生き生きとしているんです

登場人物全員が

 

素晴らしい小説です

 

出てくる絵をスマホで検索しながら

読み進めていくと何倍も楽しめます

 

お勧めです

 

最後にこんなことをお栄に語らせます

 

もう60かもしれないが、先々のあたしから見たら

今日のあたしがいっち若いじゃないか。

 

 

 

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聞き屋与平

2017-02-23 19:21:37 | 読書

 

 

 

宇江佐真理著

江戸夜咄草

「聞き屋与平」

 

商家薬種屋の裏の通用口を開け

行灯をのせた机を置き

人の話を聞く聞き屋をしている与平

 

お代はお客様の志

持ち合わせがなければ

ただ

 

今風に言えば

傾聴ボランティア

 

市井の人の話をゆっくりと聞いてあげる

意見をするわけでもアドバイスをするわけでもない

 

それでもしゃべり終えてすっきりとして帰っていく姿に生きがいを感じる与平

 

彼にも人には言えない秘密(過去)を持っている

墓場までもっていくつもりだった

 

が、最後の最後に彼も胸にしまった秘密を聞いてもらって

死んでいくのだった

 

働いて成功して

息子に後をついでもらって

老後、何をして過ごそうと思っていた時

人は自分の話を聞いて欲しい

意見など求めていない

ただ聞いて欲しい

という欲求をもっていることに気がついた与平

 

聞き屋をすることは

過去の贖罪だったのかもしれないのだが・・・

 

親に吉原に売られそうになっている少女

武士の妻だったが、男に惚れて夜鷹に身を落とした女

髪結いとすりをしている男

小僧

お武家様

 

読者は色んな悩みを与一と一緒に聞くことになります

 

いつの時代もみんな悩みながらも一生懸命に生きているんですね~

いい小説です

 

 

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あきない世傳(三)

2017-02-22 10:10:13 | 読書

 

 

高田郁さんのシリーズ物

 

あきない世傳

 

三(奔流篇)が

2月14日に出ました

 

シリーズ物は次が出るのを待つのが本当に辛い

 

終わるところがもう、はっきり言ってあくどい!!

気になって気になって仕方がありません

 

だから私みたいな性格は全部出てしまってから

一気読みしたほうが精神衛生上いいかもしれません

 

でも、わかっていたのですが

手を出してしまったんですね

 

やはり面白いんです

 

みをつくし料理帖と同じように

女の子が主人公です

 

この文庫本の帯には著者高田郁さんの自筆のコメントが書かれています

 

一(源流篇)

「買うての幸い、売っての幸せ」

を実現させていく

主人公「幸」の商道を

どうか見守って下さいませ

 

二(早瀬篇)

14歳の少女から17歳の娘へと

大きな転機を迎える幸の人生を

お見守り下さいませ

 

三(奔流篇)

ものが売れない時代にものを売る!!

主人公幸がいよいよ商いの知恵を絞ります

皆様どうかお見守り下さいませ

 

 

はい、もう見守らせてもらいます!!

幸頑張れ~

 

 

 

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幸せなひとりぼっち

2017-02-19 22:46:22 | 映画

 

 

「幸せなひとりぼっち」

みて来ました

 

いや~本当にみてよかった

いい映画でした

 

少し笑い少し涙を流してきました

 

スウエーデンの共同住宅地に住むオーヴエは59歳

43年勤めていた職場から肩たたきにあいます

 

最愛の妻は半年前に病気で亡くなり

ただただ孤独

 

頑固、偏屈

 

何もいいことも楽しいこともない彼の望みは

妻のいる天国にいくこと

 

天井にロープをつり自殺をはかるのですが

そのたびに邪魔がはいります

彼の隣にイラン人の家族が引っ越してきたのです

 

その家族が何かと彼に関わってきます

 

そのたびに少しずつ彼の閉ざされていた心が開いていくんです

その変化が何ともいえなくいい

 

隣の奥さんパルヴアネがまたとってもいい

怒鳴られても文句を言われても負けていない

言い返します

そして一番の理解者になっていきます

 

彼は奥さんとのことを彼女に話します

彼の奥さんの素敵なこと

明るくて聡明で美人で・・・

 

彼は本当は愛にあふれた心優しい男だったのです

ただ不器用なだけ

 

子どもや動物はそれがすぐに見抜けるんですね

隣の子どもたちも猫も彼になつきます

 

そうそう、この子どもたちと猫が可愛かったな~

 

もしお近くの劇場でやっているんだったら絶対みてください

お勧めです

 

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みをつくし料理帖

2017-02-18 22:24:09 | テレビドラマ

 

 

私の大好きな小説

高田郁著

みをつくし料理帖シリーズ

 

これが土曜時代ドラマに決まったそうです

5月13日(土)

NHK総合午後6時5分から

 

女料理人澪を黒木華さん

澪はこんな女の子です

 

丸顔に、鈴を張ったような双眸。

ちょいと上を向いた小さな丸い鼻。

下がり気味の両の眉。

どちらかと言えば緊迫感のない顔・・・

 

なんです

 

だから前にやっていたテレ朝のドラマでは

北川景子さんが澪を演じていたんですが

ちょっと違うな~って思ってました

でも黒木華さんならぴったりです

 

後は松岡昌宏さんが演じていた小松原さんは誰だろう

気になるな~

 

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