BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

世界バレーまであと3日!

2006-10-28 15:56:55 | バレーボール

「いらっしゃいませー」
「わたしたちもどこかに隠れてるヨ~ン」
「みつけてニャン」

 世界バレー直前特番:世界最小最強セッター、竹下佳江
もしかして、これが合宿に居残ったウエンツとの対談? そのわりにはウエンツが映っていませんでしたが…

テンさんが一番始めにやったスポーツはソフトボールだったそうです。男の子にまじってレギュラーになるほどでした。
小学校の時、お姉さんの影響でバレーを始めました。最初はセッターが嫌だったそうですが、次第にそのやりがいに気づくようになります。
シドニー最終予選で五輪出場を逃した時、まるでテンさんの身長が低いのが悪い、みたいな言われ方をしたそうです。さすがのテンさんもバレーが嫌になり、一時、バレーから離れてハローワークに通っていたこともあったとか。
柳本監督が全日本の監督に就任した時も、協会の人との面談で、「この選手は使うなよ」「まさか、この選手は使わないだろうな」と、テンさんやシンさん、トモさんの名前をあげられたそうです。全員、柳本ジャパンで大活躍する選手ばかりですね(笑)。
けれど、監督は試合経験以外にも、そういう苦い体験をし、挫折感を味わったテンさんの「厚みのある人間力」に期待しました。
テンさんも友人一家に癒され、遊びでやったビーチバレーでもう一度バレーの面白さを感じ、復帰します。
柳本ジャパンのキャプテンになって2年目の今年。厳しい練習や、レベルの高い国際大会(ヨーロッパ遠征)を通じ、チーム内には温度差が生じ、分裂するのではなかと思われた時期もあったそうです。
監督「(所属チームでは試合に)出るのがあたりまえの選手ばかりですからね。でも、全日本ではそのうちの6人しかコートに立てない。何で私が、と思う者も出てくるわけです」
テンさんは、オフのモンブラン観光で、若手ベテランわけへだてなく声をかけ、チームを一つにしようと努力します。
「チームを良くするため、相手にどう思われようとやらなきゃならないことはやらないと。人と話すのが苦になる時もあるけど、しゃべりかけないと」
何でもそうですが、上に立つ人はいい子ちゃんではダメ。厳しいこと、言いたくないことも言わなければいけないし、進んでコミュニケーションも取らなければいけません。
インタビューを聞いていると、テンさんはとても正直な人だなと思います。
「合宿はしんどい。檻の中に閉じこめられてほとんど出れないですよー。2か月に一回のオフはもう天国です」なんて、飾らずに話してくれるし。そんなテンさんが、チームのために自分を奮い立たせて、チームが仲良しクラブにならないように、頂点を目指すプロ集団であり続けるように懸命に努力する。キャプテンて大変だなーと、つくづく思います。
レギュラー、控えを問わず「トスを合わせて下さい」と頼まれるセッター。休みの日にも時間がある限り応じてあげるテンさん。極度の疲労から菌が体に入り、2日間練習を休まなければならなかったこともあります。
でも、元気になると、また毎朝6時から自主トレーニング。
「天国」といっていたオフにも、ファンとの触れあいイベントに出席。
「合宿で拘束され、しんどい中で見失いがちなことを、子供やバレーが好きな人と接することで、苦しいことだけじゃなく、こういう人がいて自分がいる。夢を与える仕事じゃないですか」
世界バレー直前のオフには所属チームのJTへ。久しぶりにチームメイトに会ってリフレッシュしました。
「世界バレーは一番大事な大会。チーム一丸になって、自分も最高のパフォーマンスを見せたい」
頑張れ、世界最小最強セッター


 「世界バレーTV Val!」:史上最強、柳本ジャパン
本番に向け、緊張感溢れる練習が続く柳本ジャパン。
MBのスタメン候補はエリカさん、マホさん。全日本ではキャリア十分なスギさんでさえ不動のスタメンではない厳しさ。
マホさん「チャンスを貰ったら離さない」
エリカさん「明日にはもうこのポジションはないと思ってやっています」
スギさん「何か足りないから、今入っている人より実力がないからだと思います」
それでも腐らずに早朝練習を続けるスギさん。長丁場の世界バレー。必ずスギさんの力が必要とされる場面があります。気持ちを切らさないで下さいね。

そして、ファンがさんざんやきもきさせられたWS。23日には、柳本監督がメグカナを最終12人に入れないことを明言。
かわって、エースの指名を受けたのは小山修加選手。
本番までに意識を高め、レベルアップするための試練が課されます。あえて練習から外されることも。
監督「外された時は寂しくて辛い。でも、決まらなくても決まらなくてもコートから外されない方が辛い。それがエース。逃げられない」
修加さん「逃げません」

監督が「小山がエース、切り札です」と言った時、胸を射抜かれるような思いがして、自分でもびっくりしました。
エース。その言葉は、私の中ではいつも加奈さんをさすものでした。
もちろん、修加さんをエースと認めたくないというのではありません。
今のメンバーの中でエースの役割を果たせるのは修加さんだけだと思うし、修加さんは必ずや重責を果たして大きくはばたいてくれると信じています。
でも、それとは別に、あくまでも個人的に、私にとってエースアタッカーと呼ぶべき選手は、大山加奈、ただ一人だけなんです。
加奈さんに世界バレーに出てほしというのでもありません。
コートに加奈さんの姿がなくても、変わらず応援しているし、私の中ではエースポジションはいつでも加奈さんのためにあいています。というより、その場所には、加奈さん以外の選手が代わって立つことはできないんです。だって、私は世界中のバレーボール選手の中で一番、加奈さんが好きだから。
本番直前に一つにまとまり、テンションが高まっていく柳本ジャパンを見ているうちに、突然、そんな思いが噴き出してきてしまいました。
正直、今全日本を見るのはちょっとツライかも。
だから、レポも休みがちになってしまうかもしれません。勝手なことを言って申し訳ありませんが、お許し下さい

 TBSでは、今日、明日、あさってと、世界バレー直前特番がてんこ盛り。関西ではやらないのもあるようですが お見逃しのないようTV欄をチェックしてみて下さい。今日、28日の「ニッポンチャ×3」(午後7時~9時)にも全日本女子が出演しますよ~