銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

五嶋みどりについての小論、ファンと芸術家の間柄について、

2012-10-28 08:35:34 | Weblog
 以下の文章は、下にある文章、初稿時のタイトルを、『板橋資産家夫妻、放火殺人事件を今読み解く(それは、レオスカラックスを守るため?)』を、推敲中に、生み出された小論です。ちょっと独立させてここにおいておきます。

副題1、『芸術家とファンとの関係、対等か、上に立つか』
副題2、『五嶋みどりの、最近の成長について』
副題3、『五嶋みどりは、お化粧をしない』
副題4、『五嶋みどりは、自分の荷物は、自分で持って歩く』
副題5、『五嶋みどりは、自分のお金を、日米の子供たちのために使っている』
副題6、『実父との交流を再開したほうがいいなあ。みどりさん』
副題7、『五嶋みどりにある、優しいところとまじめなところは、実父からの遺伝でしょう』
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副題1、『芸術家とファンとの関係、対等か、上に立つか』

 さて、土曜日の、2012年10月27日に外出した先で、出会った三つの素晴らしい会話を採録したいのですが、最近の私は相手が特定されることをひどく恐れています。それで、勢いがある、しっかりした書き方ができなくなります。が、それでも、書かせてくださいませネ。

 ただ、この3つの会話の素晴らしさは、『私が、常に神様に見守られている』という証拠の一つとなります。そのうちの一つは若い女性が相手であって、しかも芸術家が相手です。彼女の専攻している分野については伏せます。名前も伏せます。ただ、20代かな?。そこが、残念ながら、今、敵がいる私の書き方となります。その人の宣伝の役目は果たせません。

 明るい感じの美人です。しかも向こうから話しかけてきた人ですよ。彼女の方に見える私の人物像は『この人は、音楽の教師(高校ぐらい)であろう』ということでした。それで、その言葉に乗っかって、トゥランドットの中のアリアの一節歌ったら、「やはり、そうだったのですね」と言われました。

 ああ、それもありがたいことですが、いつでもどこでも、しかも70歳にしても、美しい声で、しかもアカペラで歌えるのです。で、「違うわ。音楽は単に好きなだけですよ」と断ったうえで、芸術家とファンとの交流とか、関係について語り合いました。

 今の私は、このブログでもファンのことを顧慮していませんね。それで、若い人に説教をするのもなんですが、敵がいない人が伸びていくためには、ファンの存在を大切にすることが大事です。

 その際、対等であるという心構えで接するか、『こちらは、お姫様なんです。あなたより上なんですよ』という態度で接するか、二つの道があるのです。それは、衣装の選び方や、ブログの書き方など、すべてに、あらわれる思想なので、自分の姿勢を、きっちりと見極めて確立しておくことは必要です。

 彼女は、とても素直で、実態は謙虚な女性です。私のことも尊敬しまくって、くれて、なついて来ています。それは単に私の外見を見ただけでそうなのですよ。それはありがたいことでした。

 ところが、ファンの前に見せる自分は、お姫様として、ふるまうのだそうです。それが好きなんだそうです。そのポイントで、あれこれを、歩きながらですが、15分程度話し合いました。結論が出ないまま、お別れしましたが、私が提示した、「ファンと対等の姿勢も意味があるということを、忘れないでね』という言葉が彼女の心の中に残ることを願います。
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副題2、『五嶋みどりの、最近の成長について』

 そういえば、テレビ朝日だったか、NHKだったか忘れましたが、最近五嶋みどりが、日本縦断コンサートを開いた、そうで、その裏側の密着取材番組が、放映をされていました。バッハのシャコンヌだったと思いますが、それを長崎の隠れキリシタンの里にある御御堂を最初の回として、函館まで北上していくのでした。
 で、それを見ました。往年の天才少女、五嶋みどりは、体型が、ややおばちゃんチックになっていました。が、素晴らしい程度で、人間的な成長を遂げていました。

 かわいそうなほど、お母さんに支配をされているというか、振り回されてきた彼女は、その大切なお母さんに別のお父さんができてしまい(もちろん、本当のお父さんとお母さんは離婚をなさっているのですが、)弟も生まれました。

 一時期、彼女が拒食症だったのは、誰もそれを、言わないけれど、お母さんの生きる姿勢が、大いに関与していたでしょう。実のお父さんとお母さんが別れてしまったのも、もし、我が家程度に子供を自由に育てていたら、反対したでしょうね。我が家では、引っ越しをすることだって、相当に抵抗されましたよ。

 まあ、五嶋みどりさんの母が実の父と別居を開始したころ、彼女は3歳だったかな? うちの子が、引っ越しに抵抗したのは、12歳ですから、まるで年齢が違いますが。でも、彼女のご両親が、法的な離婚に踏み切るころは、彼女はニューヨークで、すでに、12歳程度の年齢に達していました。母の選択に、抵抗できなかったことは、悲しみとして、心の内に秘められているでしょう。
 
 天才少女五嶋みどりが生まれるためには、お父さんと一緒の生活を嫌い、ニューヨークに逃げて行ってしまったお母さんの存在は、絶対的に必要だったのですが、それでも、それは、プラスでもあり、かつマイナスでもあったのです。

 その番組のプロデューサーと思しき男性が、しつこく、質問をするのが、この現在私がそれを問題としている、みどりさんが、ファンへ見せる自分の、像についての、彼の違和感です。プロデューサー側は、ほかの日本人の多くがそうであるように、どうしてお姫様風の生活をしないのだと、問い合わせます。
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副題3、『五嶋みどりは、お化粧をしない』

 というのも、カリフォルニア大学の教授だとか言って、若い人との交流も十分にあり、ほかの人たちから必要とされていることを、知り、自足している現在の彼女は、普段、お化粧をしません。これは、ニューヨークなどに住んでいる女性の、芸術家はみんなこうなのです。
 学者もそうですね。お化粧をばっちりやっているのは、スーパーの店員さんクラスが多いです。インテリとか、誇りを持っている人は、濃いお化粧をしていないし、キャリアーウーマンでもファンデーションを使っている雰囲気はないですよ。口紅は使っているかもしれませんが。
 靴も通勤時は、スニーカーとして、オフィスだけ、ハイヒールとなっていると思います。ナチュラルということが大切にされています。生きやすい姿勢も大切にされていると思います。インテリであるほど、そうなっています。

 例外は若い女性でも、韓国系です。学生でもばっちり濃いめにファンデーションを塗っていて、素肌は見えません。アイシャドウも、ぎっしり塗り、つけまつげもつけているかもしれません。これが、韓国本国で、美容整形が盛んだと聞いた時に、『ああ、そうでしょうね』と、私が考える根拠となりました。
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副題4、『五嶋みどりは、自分の荷物は、自分で持って歩く』

 もう一つ、それは、番組側が驚いて、数ショットの映像を見せましたが、五嶋みどりは自分の荷物をすべて、自分で持って移動をします。
 それは、お化粧をしない、かつ、最近ではやや小太りにさえ見えるようになった彼女が、普段着の、Tシャツ程度を着ているので、お姫様スタイルとは無縁中の無縁となります。

 また、移動にはバスがあるところはバスを使います。そして宿泊するところはビジネスホテルです。そのビジネスホテルのカウンターが映像として映ったのですが、『おや、これはドーミトリーインという、ホテルではないかしら?』と私は、思ったことです。そこは一回も私は利用をしたことはないのですが、
 金沢に行ったときに、駅前にあったので、入って、チラシだけはもらって来ました。これは、ネットで予約するととても安い形式のビジネスホテルです。名前からして、国際的に展開しているホテルなのかもしれません。つまり、寮という意味の英語を使っていますからね。

 それから、彼女は自分でお洗濯をします。ホテルの洗濯機を使って、やっています。私も日本では短期の旅行しかしませんが、たとえ一晩でも下着はお洗濯をして、部屋で乾かします。バスタオルで、水気を吸い取っておけば、朝までには乾きます。下着を洗うついでにバスタブも、バスタオルで丁寧に拭いてしまいます。そうするととてもきれいな感じで浴室を後にできます。みどりさんもきっと同じことをしているでしょう。
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副題5、『五嶋みどりは、自分のお金を、日米の子供たちのために使っている』

 グーグルで検索をしていただけると、五嶋みどり財団に関する記事がいろいろ出ています。以下のURLは、外人の記者が書いたものを日本語に訳してありますが、非常にわかりやすいです。
 
http://www.gotomidori.com/japan/cms/news.php?itemid=17

 こういう立派な活動をするために、陰に、非常に質素な生活をする、日常があるのです。お姫様としてではなく、普通のおばさんとして暮らす、日々があるのです。ちょっと涙が出そうな映像でした。

 あの番組は、日本にいるファンには、不満を与えて、損失になったとか、日本の音楽事務所は考えているのかもしれません。でも、再放送はしてほしいなあ。あれは、五嶋みどりを別の側面から理解するのに、最適な番組です。

 神との交流を果たしている人の、現実の姿を見ます。

 日本でも、昔は、放浪する貧しい人(それは、和算を教える学者とか、歌詠みとか、俳諧師だったわけです)を、神の顕現者として大切にする発想があったのですよ。それが、現代によみがえったような感覚を得ました。
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副題6、『実父との交流を再開したほうがいいなあ。みどりさん』

 私は自分の文章を、書く前には、グーグルの検索をしないこととしています。だけど、今回は五嶋みどり財団のことを正確に伝える文章を見つけたくて検索をしているうちに、五嶋みどりの父という項目があって、

 あるブログに行きつきました。それはURLが超、長いので、
ブログの、その章のタイトルを申し上げます。

 『マッドサイエンティストの手帳』80 ●奥田昭則「母と神童 五嶋節物語」
            ひばりの親父に似た男のこと・・・・・・
    です。それは書評の形式をとっています。

 その本の中には、以下の記述があって、
「兵庫県姫路市の資産家の次男坊で、大阪大学基礎工学部を出て会社に勤め、船舶用エンジンの開発をしている。節より四つ年上だった」それが引用されているうえで、

ブログの書き手の文章として、
 『これでは、中学・高校・大学と十年以上同じ道を進んだ同窓生(あえて友人というほど親しくはなかったが)が浮かばれまい。……あ、まだ生きてはりまっせ。
』という文章が続いています。
 そのうえ、美空ひばりの父が飲んだくれたという記述があるので、それが暗喩となって、五嶋みどりの実父が、零落しているとの予測を読み手側に抱かせます。

 でもね、この文章を読んで、大いに腑に落ちるところがありました。それは、後で書きますが、ともかく、みどりさんは、実父との交流を再開したほうがいいです。絶対にそうです。「収入の一部を、他人の子供たちのために使うのではなくて、実の父のために使いなさい。そして、大いなる慰めをお父様に与えなさい」と勧めたいです。
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副題7、『五嶋みどりにある、優しいところとまじめなところは、実父からの遺伝でしょう』

 私には、前からわかっていたのですが、みどりさんには、母からの遺伝では理解し得ないところがあるのです。

 あの優しさや、控えめなところ。そして、お金を浪費しない真面目さ。これらは、実の父からの遺伝だと思います。今、実の父親が乱れた生活を送っているとしても、それは、仕方がないですね。あれほど、強烈な生活を送っている母親に手ひどく拒絶をされているのです。それも何度もです。

 でも、普通の女性なら、ここは我慢をして添い遂げるところです。何らかの齟齬があっても、収入や、将来の道への不安から、抑えるところです。
 普通の女性だと思って、しかも、もしかしたらですが、お見合いで、結婚をしたのだとしたら、実父には、節夫人の振る舞いは理解のほかだったと思います。

 ちゃんとニューヨークまで追いかけて行っているのです。普通の人だったら、すり合わせられる落としどころを決めて、妥協をしあって、日米で別居生活を送るが、みどりさんと実父との交流は断たれないという形を取ると思います。

 ところが節夫人は娘をジュリアードに通わせるにあたって、その時の先生の秘書をしていた、龍君の実父と知り合っているのですね。通訳をしてもらったり、そのほかのいろいろをサポートしてもらったはずです。だから、そちらの方が大切に思えたのです。デビューコンサートもそちらが、手配をしてくれたのかもしれません。
 だから、節夫人と金城氏は、すでに、30年以上のお付き合いがあるということとなります。
 そうなると賢いみどりさんは、母親を責められません。抵抗できません。だけど、内に積もるものはあるでしょう。これがのちの摂食障害を起こした原因だと考えられます。

 五嶋龍君は、実の父、金城を使ってデビューしたほうがよかったですね。すでに存在していた姉の名声には頼らない方が、よかったです。『最初から、異父弟であることを明かしながら、活動をしていったらよかったのに』と思います。

 これは、まだ、まだ、続く予定がありますが、今日も外出をしないといけません。恐れ入りますが、ここで一応の止めとさせていただきます。
 前報も後で、続きを加筆し、推敲後の文章として、公開をさせていただきますが、本日は、この文章、6000字じゃくを書いたということで、ご放免をいただきたく。

   後程、推敲して署名と日付を入れます。ただし、公開日を後で変更して、過去に戻しておく可能性はあります。どうか、それもよろしく。

 
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