はぁぁ、もうやりきれない気持ちでいっぱいである。
先日、なにげに“THRASH DOMINATION”のキーワードでネット検索していると、受け止め難い以下の記事が私の目に飛び込んできた。
「カナダのスラッシュメタルバンド、ヴォイヴォドのギタリスト、
“Piggy”ことデニス・ダムールが8月26日、結腸癌のため死去した。
45歳だった。彼は以前から末期癌であることが伝えられていた。」
「ウソやろ!!」と、VOIVODファンサイトを覗いてみると、無慈悲にもそれが事実であったことが判明・・・・
ショックすぎる!
ついに一度も来日を果たさず、彼のプレーを生で拝むことはもうできなくなってしまったのだ。
そんなのあまりにも悲しすぎるじゃないか!!
中学の頃MTVで流れた“RAVENUES MEDICINE”のPVを見て衝撃を受け、聴けば聴くほどこの他に類をみない不可思議な世界は何だ!と、VOIVODはそれから私にとって特別な存在になっていった。
紆余曲折を繰り返しながら決して大ブレイクすることはなく、もうバンドはダメだとポシャりかけたところに、元メタリカ(とフロットサム&ジェットサム)のジェイソン・ニューステッド(Jasonic)が加入し再出発した2003年まで、彼らの音楽をず~と追い続けてきた。
そして、こりゃひょっとしたらこの面子で初来日って可能性も出てきたぞ!って大いに期待してたんだけど・・・
とにかくVOIVODは、私にとって非常に思い入れ深い数少なきバンドのひとつであった。
先日、ピギーへの追悼の意も込めて彼らの隠れた名作『ANGEL RAT』(1991)を部屋を暗くして聴いていた。
このアルバムは初期RUSHのプロデューサーでもあったテリー・ブラウンが手掛けている。
前作のやたら展開の激しいカチカチっとした冷たいプログレッシブな作風と比べ、このアルバムはいたってメロウ且つシンプルな作りで、各楽曲も5分未満と、かなりコンパクトな内容なのであるが、1曲1曲に絶妙なトリップ感を備えながらも実に洗練されていて、かなりのクオリティーを誇るVOIVODの傑作の1つである。
とくにピギーのシャープで不可思議な旋律を持ったギターワークがアルバム全体を通して冴え渡っていて、おそらく彼のギターセンスが一番光っている作品なのではないだろうか?
ラスト曲“NONE OF THE ABOVE”のピギーのギターソロは、まるでやがてくる自分の死期を悟っていたかのような哀愁感に満ち溢れており、彼が亡くなったことでその一音一音がよりいっそうに心に染み込んできて身悶えを覚えるほどである。
ピギーよ、あなたの音楽は私の心の中でずっと生き続けます。
R.I.P.
先日、なにげに“THRASH DOMINATION”のキーワードでネット検索していると、受け止め難い以下の記事が私の目に飛び込んできた。
「カナダのスラッシュメタルバンド、ヴォイヴォドのギタリスト、
“Piggy”ことデニス・ダムールが8月26日、結腸癌のため死去した。
45歳だった。彼は以前から末期癌であることが伝えられていた。」
「ウソやろ!!」と、VOIVODファンサイトを覗いてみると、無慈悲にもそれが事実であったことが判明・・・・
ショックすぎる!
ついに一度も来日を果たさず、彼のプレーを生で拝むことはもうできなくなってしまったのだ。
そんなのあまりにも悲しすぎるじゃないか!!
中学の頃MTVで流れた“RAVENUES MEDICINE”のPVを見て衝撃を受け、聴けば聴くほどこの他に類をみない不可思議な世界は何だ!と、VOIVODはそれから私にとって特別な存在になっていった。
紆余曲折を繰り返しながら決して大ブレイクすることはなく、もうバンドはダメだとポシャりかけたところに、元メタリカ(とフロットサム&ジェットサム)のジェイソン・ニューステッド(Jasonic)が加入し再出発した2003年まで、彼らの音楽をず~と追い続けてきた。
そして、こりゃひょっとしたらこの面子で初来日って可能性も出てきたぞ!って大いに期待してたんだけど・・・
とにかくVOIVODは、私にとって非常に思い入れ深い数少なきバンドのひとつであった。
先日、ピギーへの追悼の意も込めて彼らの隠れた名作『ANGEL RAT』(1991)を部屋を暗くして聴いていた。
このアルバムは初期RUSHのプロデューサーでもあったテリー・ブラウンが手掛けている。
前作のやたら展開の激しいカチカチっとした冷たいプログレッシブな作風と比べ、このアルバムはいたってメロウ且つシンプルな作りで、各楽曲も5分未満と、かなりコンパクトな内容なのであるが、1曲1曲に絶妙なトリップ感を備えながらも実に洗練されていて、かなりのクオリティーを誇るVOIVODの傑作の1つである。
とくにピギーのシャープで不可思議な旋律を持ったギターワークがアルバム全体を通して冴え渡っていて、おそらく彼のギターセンスが一番光っている作品なのではないだろうか?
ラスト曲“NONE OF THE ABOVE”のピギーのギターソロは、まるでやがてくる自分の死期を悟っていたかのような哀愁感に満ち溢れており、彼が亡くなったことでその一音一音がよりいっそうに心に染み込んできて身悶えを覚えるほどである。
ピギーよ、あなたの音楽は私の心の中でずっと生き続けます。
R.I.P.
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