AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

THRASH DOMINATION 05

2005年09月19日 | コンサート
スラドミ東京遠征から、無事帰還してまいりやした。

いや~さすがに疲れた、なんせ約5時間半の濃~い内容のイベントでしたから・・・


THRASH DOMINATION 2005の面子。



今回は大阪の公演がなく、主催者側が関西遠征組のために特別に用意してくれたスラドミツアーバスに揺られながらの遠征だったが、そこでたまたま隣の席に居合わせたブラジル人スラッシャーのロベルト君(なんとまだ20才!以下ロブ)と親しくなり、夜間のバス移動時間は彼とスラッシュ話に花が咲き、とても楽しい旅路となった。
引率員みたいなスタッフの方も同乗していて、なんか一生懸命盛り上げようとしてくれていた。

新宿に朝6時半に着き、とりあえず駅前の早くから開いてたテキトーな喫茶店で、650円もするクソまずいブレンドコーヒーを飲んでから行く所もないので、とりあえず東京都庁を見学に。




そして、会場のある川崎に移動すると、ロブがネット上で知り合ったといういかつめの出稼ぎブラジリアンスラッシュ軍団が待ち受けており、最初はギョッとしたが、みなノリノリのいいやつらで、一緒にマクドで昼食をとることに。
彼らは既に異様な盛り上がりを見せており、マクド店内ではその空間だけスラッシュカーニバルの様相を呈していた(それに黒Tシャツ野郎どもがポルトガル語で大声でしゃべりよるもんだから、よけいに目立つ)。


クラブチッタに着き、私は気合を入れるべく何年も着ていなかったカンニバル・コープスのゾンビTシャツに着替えライブに臨んだのであった。




トップバッターはいきなしKREATORからで、猛り狂ったファンが前方へと押し寄せる。
特にブラジル軍団は狂喜乱舞し、暴徒化に近い状態で凄かった。もういきなりステージダイブしてたもんな。
まぁ実は私、KREATORは『EXTREME AGGRESSION』と『COMA OF SOULS』くらいしかマトモに聴いてなかったので、初期の曲や最近の曲のオンパで正直あまりノることができなかった(「People of The Lie」くらいだったか)。
しかし音を聴いているだけでも彼らの演奏力はかなりの高水準であることはわかるし、間近で観ててスゲー迫力だったし、曲を知っていればもっと楽しめただろうにとちょっと損した気分だった。

それにしても客のノリが素晴らしい。昨年の大阪公演とはもう比べものにならない。
やっぱこういうのは東京まで遠征して観るものなのかなと。


お次はLAAZ ROCKIT。やはりさっきと打って変わって客のノリが悪い・・・
そらあの変わり果てた風貌を見りゃファンでもテンション下がりまっせ。Voのマイケルなんざリチャード・ギアと化していたしなぁ。
「SELF DESTRUCT」のイントロで始まり、いきなりヒットナンバー「FIRE IN THE HOLE」がきた!これはさすがに盛り上がってモッシュの渦もできた。
しかしその後は徐々に人口密度が減りだし、メンバーもちょっと苦笑いだった。
それでも本人達はなんか楽しそうだった。演奏もかなり上手かったし。あの盛り下がりであそこまでテンションが保てるのは凄い。
意外と『KNOW YOUR ENEMY』からの楽曲が多くて嬉しかった。ただ、名曲「EUROSHIMA」の「All too late~~!!」の雄叫びのキーを下げてて残念。
マイケルもう高いキー出せないのね(哀)・・・


そして、中学生の頃から憧れだったバンドで、今回の大本命であったDESTRUCTIONであるが・・・・

ハッキリ言って一番しょーもなかった。
だから最近の曲はこっちわからないのよ。『LIVE WITHOUT SENSE』のセトリをそのままやってくれりゃいいものを。
演奏もなんやアレ?もう昔のデストラクションではなくなってしまっていて、とても残念な気持ちになった。
名曲「MAD BUTCHER」は演奏されたけれども、あんなゴリゴリの音ではほんと台無し。ドラムはうるさすぎやし、マイクのギターはキレが無くなったし、シュミーアのあのトチ狂ったかつての冷徹ヴォイスはいずこへ!?
「CURSE THE GODS」のイントロが流れた時だけは興奮して前まで押し寄せてしまったけど、それぐらいやったかなぁ、まさかデストラクションで立ちながら居眠りするとは思わなかった。
あとでロブに感想を聞くと、彼も同意見で途中で退場したとか。


そして、昨年ドタキャンしてくれたTESTAMENTであるが、さすがトリを務めるだけあって、汚名挽回とばかりに一番盛り上がった。
1stしか持ってない(2ndはテープで持ってる)にわかな私でもかなりハッスルできちゃったくらい。
オリジナルドラマーのあまりの音のショボさに最初かなり不安になったが、その分アレックスが凄まじいギターワークを披露してくれて、ステージはほぼ彼の独壇場と言ってもよかった。
う~ん、彼の事今まで過少評価してたけど、生演奏姿を見てさすが名声に違わぬ名ギタリストであることを思い知らされたわ・・・

「ALONE IN THE DARK」での大合唱は楽しすぎた!しかもギターパートまで!チッタのスラドミ客最高!!
「OVER THE WALL」ではたまらず私もモッシュピットに突撃!!
挙句の果てに皆ステージに這い上がり始めちゃいました。
ステージ上には行きのバスに乗ってた引率のスタッフのにーちゃんもいた!

ウオーーっ!川崎のスラドミはなんて楽しいんだ!

ラストの「DISCIPLES OF THE WATCH」ではモッシュしすぎて足上がらんようになってた。
この曲ってほんまにモッシュするための曲でんな。オベ~~イ!
しかしテスタメントって今思たらすごいポップなバンドやなぁ、だから人気なのか。


退場時、来場者には全員スラドミ記念ステッカーが配られた。



終演後、ブラジルスラッシュ軍団達と別れ際、記念撮影して固い握手を交わし帰路についた。
彼らがいてなんかとても楽しいスラッシュ東京遠征となりました。

オブリガード!



また行くぜ!!

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