昨夜無事、東京から帰ってまいりました。
疲れもだいぶとれたので、ぼちぼちIT BITESライヴレポを書いていこうかと思います。
高速でいきなり車線変更してきたトラックに激突されそうになったり、右折車線じゃないところで右折したとかで白バイに切符きられるなど、多少のトラブルはありましたが、約8時間かけて無事東京に到着することができました。
渋谷O-Eastに向かう道すがら、俳優の井上順氏とすれ違い「お~さすが東京やな~」って思いましたね。
客層はやっぱ年配の方が多く、バンドTシャツ着てる人も少なくて、みんな地味~で落ち着いた感じでしたねぇ。これがプログレポップファンというものなのかな。
始まる前は同行者じょにいと予想曲を議論しておりましたが、緊張感みたいなのは全然沸いてこなかったですね。
客電が落ち、メンバー全員白装束姿で登場。スティングみたいなベーシストさんはどうやらサポートメンバーのようでした。
1曲目は予想を裏切ることなく“KISS LIKE JUDAS”でスタート。
うん、やっぱキラキラとしてプログレッシヴでポップなライヴでしたね。
ジョン・ミッチェルは猿顔の地味なオッサンという印象だったが、一生懸命な姿勢が好感もてた。ジョン・ベックは可憐さを見せつつも鍵盤操作にかなり忙しそうだった。ボブ・ダルトンは案外パワフルドラマーでビビッた。特に新譜曲になると不器用かっつーくらい気合入りまくりだったな。ベースの人は難しいプレイを坦々とこなしていてさすがプロだなと思った。
しかしIBファンは熱かった!もう終始手拍子+大合唱の嵐。
みんな20年間待ちわびてたんだね。
一番楽しかったのは“GREAT DISASTERS”でのミッチェル指導のもとでの大合唱。
ドピドピエオ ドンピドンピエオ イヨ!(オ~オ~オ!オ~オオオ!♪)
レコーディング以上に緊迫感が増した13分に及ぶ超大作“THIS IS ENGLAND”で本編が終わり、アンコール“CALLING ALL THE PEOPLE”では、最後“ONCE AROUND THE WORLD”のエンディングのフレーズで壮大に締めくくるという演出はよかった。
ギター音やKeyの音が聞こえにくいなどのPAのマズさや、ちょっと演奏が雑な部分もありましたが、いや彼らの演奏技術は半端なかったです。

まぁ大多数のIBファンにとったら、“STILL TOO YOUNG TO REMEMBER”が演奏されなかったことを除けば、新旧織り交ぜてのかなり無難で満足のいくセットリストだったんじゃないかな。
ただ、私にしたらかなり不満の残る選曲でしたねー。だって私の好きな3rdからは“ICE MELTS INTO WATER”しか演奏されなかったんだもん!
よくよく考えたら新作と2nd中心のセットリストじゃねーか。
“SISTER SARAH”とか“UNDERNEATH YOUR PILLOW”とかは、じょにい氏が言うように「ミッチェルじゃ再現が難しいからやらないのは当然」なのかもしれないが、時間的にそれらを演る余地は十分にあったハズ!
だいたいプログラムトータルが2時間にも満たないって、プログレバンドにしては短すぎやろ!20年ぶりの東京1夜限りのライヴやっちゅーのに。
2回目のアンコール起こった時も、BGMかかりだしてもず~っと拍手が鳴り止まなかったのにそれにも応えてくれなくて、なんかメンバー各々に情熱みたいなものが感じられなかったなぁ。
O-WESTを満席にさせた人間椅子なんて、IBの半額の値段で2時間半は演奏してくれんだぜ!
関西から東京まで時間と金かけて威勢よく駆けつけた割には、たいした感動もなくで。
まぁ私自身べつにメンバー個人に対して“憧れ”とか特別な思い入れとかもなかったし、こんなものなのかな。フランシス・ダナリーいたら全然違ったと思うけど。
名曲“OLD MAN AND THE ANGEL”を聴けただけでもよしとするか。
それに私がこんな爽やかポップなライヴを見に行くなんて、おそらく10年に1回くらいだろうし。
今日の1曲:『THIS IS ENGLAND』/ IT BITES
疲れもだいぶとれたので、ぼちぼちIT BITESライヴレポを書いていこうかと思います。
高速でいきなり車線変更してきたトラックに激突されそうになったり、右折車線じゃないところで右折したとかで白バイに切符きられるなど、多少のトラブルはありましたが、約8時間かけて無事東京に到着することができました。
渋谷O-Eastに向かう道すがら、俳優の井上順氏とすれ違い「お~さすが東京やな~」って思いましたね。
客層はやっぱ年配の方が多く、バンドTシャツ着てる人も少なくて、みんな地味~で落ち着いた感じでしたねぇ。これがプログレポップファンというものなのかな。
始まる前は同行者じょにいと予想曲を議論しておりましたが、緊張感みたいなのは全然沸いてこなかったですね。
客電が落ち、メンバー全員白装束姿で登場。スティングみたいなベーシストさんはどうやらサポートメンバーのようでした。
1曲目は予想を裏切ることなく“KISS LIKE JUDAS”でスタート。
うん、やっぱキラキラとしてプログレッシヴでポップなライヴでしたね。
ジョン・ミッチェルは猿顔の地味なオッサンという印象だったが、一生懸命な姿勢が好感もてた。ジョン・ベックは可憐さを見せつつも鍵盤操作にかなり忙しそうだった。ボブ・ダルトンは案外パワフルドラマーでビビッた。特に新譜曲になると不器用かっつーくらい気合入りまくりだったな。ベースの人は難しいプレイを坦々とこなしていてさすがプロだなと思った。
しかしIBファンは熱かった!もう終始手拍子+大合唱の嵐。
みんな20年間待ちわびてたんだね。
一番楽しかったのは“GREAT DISASTERS”でのミッチェル指導のもとでの大合唱。
ドピドピエオ ドンピドンピエオ イヨ!(オ~オ~オ!オ~オオオ!♪)
レコーディング以上に緊迫感が増した13分に及ぶ超大作“THIS IS ENGLAND”で本編が終わり、アンコール“CALLING ALL THE PEOPLE”では、最後“ONCE AROUND THE WORLD”のエンディングのフレーズで壮大に締めくくるという演出はよかった。
ギター音やKeyの音が聞こえにくいなどのPAのマズさや、ちょっと演奏が雑な部分もありましたが、いや彼らの演奏技術は半端なかったです。

まぁ大多数のIBファンにとったら、“STILL TOO YOUNG TO REMEMBER”が演奏されなかったことを除けば、新旧織り交ぜてのかなり無難で満足のいくセットリストだったんじゃないかな。
ただ、私にしたらかなり不満の残る選曲でしたねー。だって私の好きな3rdからは“ICE MELTS INTO WATER”しか演奏されなかったんだもん!
よくよく考えたら新作と2nd中心のセットリストじゃねーか。
“SISTER SARAH”とか“UNDERNEATH YOUR PILLOW”とかは、じょにい氏が言うように「ミッチェルじゃ再現が難しいからやらないのは当然」なのかもしれないが、時間的にそれらを演る余地は十分にあったハズ!
だいたいプログラムトータルが2時間にも満たないって、プログレバンドにしては短すぎやろ!20年ぶりの東京1夜限りのライヴやっちゅーのに。
2回目のアンコール起こった時も、BGMかかりだしてもず~っと拍手が鳴り止まなかったのにそれにも応えてくれなくて、なんかメンバー各々に情熱みたいなものが感じられなかったなぁ。
O-WESTを満席にさせた人間椅子なんて、IBの半額の値段で2時間半は演奏してくれんだぜ!
関西から東京まで時間と金かけて威勢よく駆けつけた割には、たいした感動もなくで。
まぁ私自身べつにメンバー個人に対して“憧れ”とか特別な思い入れとかもなかったし、こんなものなのかな。フランシス・ダナリーいたら全然違ったと思うけど。
名曲“OLD MAN AND THE ANGEL”を聴けただけでもよしとするか。
それに私がこんな爽やかポップなライヴを見に行くなんて、おそらく10年に1回くらいだろうし。
今日の1曲:『THIS IS ENGLAND』/ IT BITES