AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

あの“ゴーストバスターズ”の女優も出てる

2009年01月07日 | しねしねシネマ
さて、その日鑑賞2本目となりました『僕らのミライへ逆回転』は私の好きなPV監督ミシェル・ゴンドリーさんの最新作ですが、昨年いつのまにやら公開されていたのを全然知りませんでした。
ジャック・ブラックやダニー・グローバーなど、結構有名な役者が出ているにもかかわらず、ほとんど話題にならなかったのはこの邦題のマズさからだろうか?

ジャック・ブラックのキャラは『スクール・オブ・ロック』とほぼ一緒。
最初の感電シーンで『ショッカー』みたいに時空を旅する荒唐無稽な話かと思いきや、おバカ2人組みがダンボールやガラクタなどを使って有名映画作品をチープに手作りリメイクする過程が延々と映し出されるといったコント仕立ての展開。
CGばっかに頼らない手作り感のあるカラクリ映像を作り出すのがゴンドリー作品の素晴らしいところなんだけど、今作はそれを極限まで突き詰めた形といったところなんでしょうか?

私も最初の『ゴーストバスターズ』の撮影シーンは個人的に思い入れのある作品なので大いに笑えたんだけど、『ラッシュアワー2』とか『ロボコップ』とかになってくると段々飽きてきて全然笑えなくなった。
しかし隣のオバちゃん2人組みは終始腹抱えて笑ってたなぁ~、どっかの外人かと思った。そんなにおもろいか??
ラストのどっかの有名黒人ピアニストをテーマにした作品のメイキングシーンになるともうほとんど欽ちゃんの仮装大会ですよ。

まだVHS主流だった頃の、温かみのある映像時代を懐かしむハートウォーミングな話ではあるんやけど、今回はなんか悪ノリしすぎとちゃいますやろか、ミッシェルさん?
ちょっと最近のゴンドリー作品にはついていけないなぁ~、やっぱ彼はPV撮らせてる方がよいかと。

最後に、正月早々ナンバに呼び出して、2本も映画に付き合わせてしまった私の友人に感謝。

オススメ度:★★★



今日の1曲:『Let Forever Be』/ The Chemical Brothers
コメント
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