「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

台風が去って

2009年10月09日 | 田舎暮らし
 台風が去って、よく晴れて冷え込み、朝の外気温は6度ぐらいだった。北アルプスの白馬や槍では初冠雪とのこと。うちの周囲や、つれあいの職場周辺の田んぼなどでも目立った被害はなかったらしいが、同じ村内でも別の地区では、たまたま風の通り道になったのか、はざが倒れてしまったところもだいぶあったらしい。お隣の松川町辺りでは、やはりリンゴの落果被害がひどかったようだ。主力品種の「ふじ」はまだジュースにするにも早すぎるらしくて、そのまま穴を掘って埋めている光景は本当に悲しい。丹精込めて育ててきた作物が収穫直前に壊滅的なダメージを受けてしまったときの気持ちは、私も獣害で何度も味わってきた。
 一方、台風で、山栗の実がすっかり落ちた。この2~3年、自然に落ちてくる前にほとんどに食べられていたので、拾いにいっても虫食いの実しか落ちていかなかったけれど、今日はさすがにたくさん落ちていたので、ついつい欲張ってたくさん拾ってしまった。でも、山栗の実は小さいので、忙しいと、とても皮をむいて栗ご飯なんかにするずくはない。シンプルにゆでただけで、私は歯で割っておいしくぱくぱく食べていたけれど、つれあいは歯が悪いので皮をむかないと食べられないのだった。だったら、ちょっと採りすぎだったな。もっと動物たちに残しておいてやればよかった。

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