「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

沖縄

2015年02月20日 | 議員活動


 議会の旅行で沖縄に行ってきた。よく批判の的になる公費で行く研修視察ではなくて、自分たちの給料の中からの積み立て。とはいえ、給料の出どころは税金だし、議員がみんなで旅行に行くのに単なる懇親旅行で視察研修的要素がないというのではあんまりだ。私にとっては初めての沖縄。せっかく行くのなら、せめて普天間と辺野古は見てきたいと主張して、本当に、ただ行ってみただけだけど、みんなで行ってきた。
 ほんの少し前に、この海での作業に対して抗議行動をする人たちを海上保安庁が排除しようとしてけが人が出る事態にまでなっていたわけだけど、私たちが行ったときは海にはカヌーに乗っている人たちが何人かと、フェンスの向こうをじっと見つめている人がいただけで静かだった。沖縄タイムス辺野古取材班のtwitterによれば、こんな穏やかなのは久しぶりのことだったようだ。しかし、フェンスの向こう側では米兵たちが水陸両用戦車を乗り回していた。



 海には立ち入り禁止区域を示す赤いフロートが見えた。これを固定するために投入された大型のコンクリートブロックがサンゴ礁を破壊しているとして、翁長知事が作業停止指示を出したという新聞のトップ見出しを、ちょうど辺野古に行く直前に昼食を食べたお店で見かけた。そんなこともあって海の方は静かなのかなと、そのときは思ったけど、何のことはない、前日の朝にも海上保安庁と反対派のカヌーとの衝突があったようだ。
 反対派の人たちはキャンプシュワブのゲート前で抗議活動をされていた。ここでも前日に関係車両の進入阻止行動で、不当拘束されるような事態にもなっていたようだ。



キャンプシュワブ側


 その後、普天間基地を見渡せる嘉数高台公園にも行ってみた。


 オスプレイも確認できた。


 普天間基地のことはニュース等の映像では見ているけど、本当に人口密集地のど真ん中に飛行場があって、「世界一危険な」と言われるゆえんが実感できた。