「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

一般質問

2013年03月18日 | 議員活動
 3月定例会が今日終了。午前中には一般質問が行われ、今回は5名が質問した。初めに北島議員が「大鹿村に公民館主事を」、次に東村議員が「地域再生・活気づくりと協力隊の活用」「リニア工事車両専用トンネル新設の必要性」の2点、次に伊東議員が「高齢者、身障者家庭の除雪対策について」「2期目の村政で取り組む事業について」の2点、私は「歌舞伎伝承館について」と、「人・農地プランについて」、最後に矢沢議員が「大鹿村を通る国道、県道等に防犯カメラを設置するお考えをお聞きしたい」という内容。

 私の一般質問は、
1.歌舞伎伝承館について
 歌舞伎伝承館についてどのような青写真を考えているか。第4次総合振興計画の中では展示・保存・紹介とあるが、歌舞伎用品を鹿塩地区館の1階に移す話は暫定的なものなのか?ろくべん館との関連は?図書室検討委の答申で観光客も利用できるような複合施設をという案もあったが、結び付く可能性もあるのか?25年度はこの件を含めて検討委がいくつも立ち上がるが、単なる形式的な委員会でなく、実のある検討委であってほしい。検討内容がしっかり生かされ、村民への情報公開もなされるべきと思うが、検討委のあり方についてお考えを伺いたい。

2.人・農地プランについて
 人・農地プランは農地集積を目指すもので、大鹿のような山間地になじみにくい感もあるが、地域で徹底的に話し合って地域の農業のあり方を考える機会としての意義は大きい。どのような単位でプラン作成を考えているか。将来的な大鹿村の農業のあり方をどのように描いているか。後継者対策としてはIターン者を巻き込んで考える必要があると思うが、現状、大鹿のIターン者は有機農業を志す人、半農半Xタイプの人が多い。その辺も含めて、どのような手順、考えで進めていくのか。

 いずれも、これから検討していくものということで、あまり具体的な回答は得られなかった。伝承館については庁内でも議論がまとまっていないとのこと。