「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

Windows7とMO(後日談追記)

2009年12月02日 | その他
 先日、7年前のノートパソコンをメモリの増設もしないで使い続けていたつれあいが、ついに観念して新しいノートパソコンを買ってきた。何せメモリが256MB のままだったから、セキュリティソフトが動くたびに何もできなくなってしまっていたようだし、そうでなくても重たい画像の作業をする際にしょっちゅうフリーズしていたようで、よくぼやいていた。さんざんメモリの増設を勧めたのだけど、面倒に思ったのか何なのか、ずるずるとそのまま使い続けていたけれど、結局、メモリの増設ではなくて、Windows7を搭載した新しいパソコンを購入する方を選んだ。
 当然のことながら、Vista登場の際に言われた、今までのソフトが使えないという問題があれこれ発生するだろうなとは予期していたけれど、まず今まで使っていたMOドライブが使えなくなった。メーカーのサイトを見ても非対応とのこと。つれあいは今までデータの保存をすべてMOにしていて、かなりの量のMOがある。これも外付けHDDの方がいいんじゃないのと言っていたのだけど、人間、特に年を取ってくると、とかく今までやってきたことを変更するのは面倒で避けたいと思ってしまう。彼がMOに保存しだしたころは、外部ストレージといえばCDかMOで、私も電気屋さんでストレージの信頼性としてはMOの方がはるかに高いといわれて、MOドライブを購入した口だ。実際、書き換え回数も1000万回以上とハードディスクをも上回るし、耐久性も一番高いらしい。
 しかし、Windows7に対応したMOドライブを調べていたところ、MOのメーカーが生産を中止するとの情報が目に入った。日立マクセルは既に9月末で生産中止、三菱化学メディアも12月末で生産中止とか。ソニーは継続するそうなので、完全になくなるわけではないみたいだけど、どうなるやら。需要が減少しているためとのことで、やはりMOは外付けのMOドライブを買ってこないと使えないという点が大きいのだろう。CDやDVDならどのパソコンでも普通に読み書きできるし、今はUSBメモリのような手軽なメディアもある。
 それでも、大量のMOを新しいパソコンで読み込めないのは困るから、Windows7に対応したMOドライブを買ってくると言っていたつれあいだが、電機店に行っても店に置いていなかったといって、結局、安売りしていたからと大量にCDを買って帰ってきた。

後日談:実はMOドライブが使えなかったのは、単にMOドライブの機器本体が壊れていたせいであったらしい。私のほとんど使っていないMOドライブで試したら、何とWindows7の新しいPCでも問題なく使えたそうだ。メーカーサイトでは非対応となっていたのに。新しいMOドライブを慌てて買わずに済んで良かった。それに10年以上前の画像処理ソフトも何の問題もなくインストールできたそうだ。非対応と書かれていても、意外と使えるものなんだな。(子どもの持っていたWindows98のころのG社のマルチメディア図鑑なんて、XPでも使えなかったのに)。