「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

共謀罪

2006年04月26日 | 非戦・平和・社会
 今日はチェルノブイリ原発事故から20年。今年は20周年という区切りのいい年のためか、いろいろ報道も多く、まだまだ幕引きどころか、事故の影響はこれからますます現れてくることがどんどん明らかになっています。
 でも、原発絡みの話は最近幾つか書いているので、今日はそうではなくて。実際に何にもしなくても、「犯罪」の相談をしただけで罪に問う、「共謀罪」なる法案が、衆議院法務委員会で強引に審議・採決されようとしています。「それ何?」という人は、ここが分かりやすいのでぜひ見てください。600以上もの法律に違反することを話し合っただけで罪になります。そんな法律が通ったら、言論の自由がなくなって本当に大変なことになってしまいます。
 保坂展人のどこどこ日記によれば、野党の反対を押し切って、21日の金曜日に一方的に趣旨説明が強行され、25日は反発する民主・社民が欠席の中、自民・公明のみで審議が行われたそうです。与党は「28日採決」を宣言しているのだとか。黙っていたら、本当にヤバイ。

 法案の採決を止めることができる立場の人は衆議院/法務委員会/委員長です。
衆議院/法務委員会/委員長 石原伸晃さん(自由民主党)