棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

松本市美術館--岩淵四季写真展

2009-09-21 08:54:40 | 山郷の暮し
 

岩淵四季想像可視世界 「天と地と太陽」創作写真展   松本市美術館 9-25/26/27
絵でもなく、版画でもない。写真であって写真でもない、アンフェアーな写真展をご覧ください。

印度-カジュラホ寺院  
1980年代印度のヒンドゥー教・仏教などの遺跡を中心に取材いたしました。
写真はただ今世界遺産に登録されたカジュラホの石積寺院。
肌色にちかいインド砂岩に彫られた歓喜する神々-ミトナ像-がブロック状にびっしりと外壁面をかざっています。
かなりエッチなお姿に、修学旅行の女子生徒がサリーを旗めかし笑いこげていた。
正にインドは生命賛歌の心情に満ち満ちた地です。

同時開催-松本市美術館企画「絵画と写真の交差-印象派誕生の軌跡」 -日本山岳写真協会写真展

91-珍訳源氏-玉かずらの巻

2009-09-21 08:48:18 | 物語・絵本・童話
九州から逃れてきた一行は頼れる人もおらず、神仏におすがりするしかないと、八幡宮から大和の長谷寺の観音様まで、血豆をつぶしながらも一心に歩いたのです。
たまたま宿した相部屋で、行き会ったのが、昔おなじ姫(夕顔)にお使えしていた右近殿でした。彼女はそのとき源氏殿の屋敷にいたのです。
右近殿はさっそく主人である源氏殿に報告したが、話は急転直下とはならなかった。

源氏殿は右近から報告を受けましたが、いつものようにすぐに行動をしなかった。
というのは、聞くと観るとの大違いの失敗をした末摘花(若かりし頃、ウワサに興味を持って忍んでみれば、赤鼻のブスであった--末摘花の巻)の失敗をしたくなかったからだ。密かに調べ上げ、まんざらでもないとわかると、姫君にふさわしい衣装や身の回りのものをとどけたのです。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本