棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ダーリンが宿にきた--さくら

2008-02-09 16:10:55 | Weblog
天気予報のとうり 午後から雪が降り出す。
小粒のサラサラとした雪だが、かなり積もってしまうだろう。

私のダーリンが宿泊にきた。
ご主人たちがどこかへいったらしい。
一緒に、散歩に行く。

におう!!。お父さんにフリーにして とたのむ。
ダメとつれない返事だが、私は足を踏ん張り、獲物をみすえていた。

お父さんは、確認できないと、私の耳の間から見る。
「カモシカじゃーねーか。まだ若い。
あいつは保護動物でだめだ」

そおいえば、昨年はカモシカ一家に、お父さんの大好物「ふきの頭」を食べつくされたっけ。
苗木や畑を荒らしまわることは、日本鹿と代わりがない。
ダーリンは、まったくわからないようだった。

 写真はごきげんなダーリン

28-棚からぼた餅--三九郎のうた

2008-02-09 10:16:57 | Weblog

さんくろー さんくろー
じっちゃん ばっちゃん 孫連れて
団子焼きにきておくれー

これは小っちゃな子供歌で

上手村のアマたちは いちょうの木に上り 
べべに枝をくすいだ
下手村のアマたちは サイカチの木に上り
べべとげくすいだ
つむで掘っても 取れないよ
針で掘っても 取れないよ
ドーロクジンのオンマラで
グッと掘ったら よく抜けた
セイノカミの神さんは 梅ノ木に上り 
べべとげすくい
べべとげくすいだ
べべにとげくすいだ
痛いともいえず ただ泣くばかり


とまーひどいもので、肝心の村人の願掛け事など、
そっちのけの福の神でございました。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本